10月の頭からイード休暇にあわせ、2週間ほど一時帰国して昨日ダッカに戻ってきました。帰国中の11日に行った報告会にいらしてくださった皆さま、ありがとうございました。

さて、金木犀の香りただよう秋の日本を楽しんでダッカに戻ってきたわけですが..空港から外に出るなり口から出た言葉は「うげー、まだこんな暑いのー」でした。家に帰るなり靴と靴下を脱ぎ捨てて室内用の愛用草履に履き替え、事務所に持っていく荷物をスーツケースから引っ張り出している間にもう汗だく。そのうち停電。「うげー、まだこんな停電してるのー。ぜんぜん変わってないじゃん」 まあ、たった2週間でそれほど気候が変わるはずもないのですが、日本の秋が爽やかだっただけに、つい…。

今も事務所では停電中。連日最高気温は32度、33度、という世界で、「戻る頃にはダッカもそろそろちょっと涼しくなってるかな」という期待は見事に裏切られました。朝晩はちょっと涼しくなったといえないこともないですが、それでも日本から持ち帰った「高温多湿を避け、常温で保存してください」と書いてある食べ物などはやっぱり冷蔵庫に入れています。

「ねー、この季節って昔からこんなに暑かったの?」と事務所のスタッフに聞いたら、「いやー、もうちょっと涼しかったと思うけど」との返事。やっぱり温暖化の影響なのか?「子どもの頃ドゥルガー・プジャ(先週でした)の休みのときは村でセーター着てた覚えがある」というスタッフも。でもそれは君がすごく寒がりな子どもだったからじゃないのか?村はダッカより涼しいとはいえ、いまセーターを着るなんて考えられん。

季節が後ろへ後ろへズレてしまい、冬が短くなった、と皆言っています。寒いのもいやだけど、あんまり暑いのが続くのもうんざり。早く涼しくなってほしい…。

今日事務所に来たパートナー団体のスタッフが、「昨日・今日は暑いけどマニックゴンジでは3~4日前はだいぶ涼しくなって朝は霧が出てたんですよー」と言っていました。どうも私が帰ると同時に暑さがぶり返したようです。なんで?