今月のはじめ、パートナー団体のPAPRIに3日間行ってきました。

フィールドワーカーに付いて一緒に村をまわることで活動を見たい、ということが目的でした。

暑い日差しの下、汗だくになりながら歩き回りました。

そんな私を見て、「雨が降り出したらもっと大変だよ」と笑われました。

そうですよね、暑さだけでなく、足元は悪くなるのですから。

一緒にまわりながら、ワーカーがどうやって人々と信頼関係をつくりながら活動を行ってきたのか垣間見ることができました。

ミーティングの場所に向かう途中、いろんな人に声をかけながら歩いています。

「○○さん、元気?」

「ミーティング始めるから、○○さんに声かけてきて」(メンバー以外の人に)

移動途中で、メンバー以外の人から話かけられ(相談され)、立ち止まって話を聞いていたり。

“人とゆっくり話をする”その基本的なことのようで、なかなか時間に追われておろそかにしてしてしまいそうなことが、とても重要であることを再認識しました。

そんなワーカーのうち、二人の言葉を紹介します。

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バイクを運転して村をまわれたら、もっとたくさんの人のところにいけるのに。

私たちを待っている人がいっぱいいるのに、1日に数人のところにしか行けない。(障がい者支援活動)

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見て、この子たち楽しそうでしょ。グループができたばかりのころ、恥ずかしがって顔はうつむいたままだし、声もだせなかった子たちが、今では週に1回集まっておしゃべりするのがうれしくてたまらないのよ。(アドルセントグループ)