国境警備隊本拠地で発砲事件

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今朝、ダンモンディ南部方面にある国境警備隊(BDR)の本拠地内で発砲事件があり、軍が事態の収拾のため周囲に陣取り、付近への立ち入りを禁止しています。少し前、政府の代表団が国境警備隊本拠地の外からマイクで呼びかけをし、今回事件を起こしたBDRのメンバー数名が出てきて首相官邸に向かいました。シェイク・ハシナ首相は直接このBDRのメンバーたちと話をするようです。
先ほどBDRのメンバーの1人がテレビ局への電話で不満をぶちまけていましたが、どうも軍に対する待遇に比べ、BDR隊員への待遇が低いこと、軍がBDRを押さえ込んでいることが不満の根源としてあるようです。バングラデシュでは軍の特権というのはすごいもので、食糧の配給や住居から始まり、軍人の子弟のための特別なハイレベルの学校やら、車やら、PKOの海外出張やらと、華々しいのですが、国境警備隊員の地位や待遇はだいぶ落ちるらしく、こういった不満を新政権にぶつけたい、ということのようです。
午後外出禁止令が出るかもしれない、という情報もあったので、私たちのダッカ事務所も午後から休みとし、スタッフを皆家に帰しました。家がBDR本拠地すぐ近くの1名は自宅に帰れず、グルシャンの親戚の家へ。折りしも東京事務所から筒井事務局長と菅原職員、カトマンズ事務所から藤崎駐在員と4人のネパール人スタッフが年度末の会議のため出張中でしたが、カトマンズのメンバーもホテルに送り届け、会議もお昼で切り上げになってしまいました。やれやれです。もっとも、こういったことがバングラデシュ以上に多いカトマンズから来たスタッフたちは全然驚きもせず、おっとりしていました。
今のところ外出禁止令が出る事態にはなっていませんが、ダッカ市内のオフィスや学校はほとんど午後は休みになったようです。公立の小中学校は今日はもともと休みだったのでよかったですが、ダンモンディは私立大学の多い地域で、銃撃の危険のため道路が封鎖されてホステルや自宅に戻れなくなった学生が足止めを食っておろおろしているようです。
こういう騒ぎはちょっと久しぶりだなあ。今日中に解決することを期待していますが、どうなるやら…。

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