ジャスミンの花輪

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ダッカはかなり暑い日が続いています。私の住んでいる部屋はアパートの最上階なので、屋上に日中当たり続けた日差しの熱がこもって、夜になってもなかなか涼しくなりません。エアコンを入れないと夜中でも部屋の温度は34度ぐらい。暑いです。
この季節、路上の子どもたちが車の窓をたたいて売りに来るのは小さなレモンを袋詰めにしたもの(1袋10タカ)やジャスミンの花輪。この花輪はジャスミンの花をひとつひとつ糸に通したものです。これをおとなの中指ぐらいの太さの短い棒にたくさん掛けて、買ってとせがみに来ます。
今夜も会食の帰り道、友人の車で自宅に向かっていたら、交差点で7-8歳ぐらいの小さな女の子がジャスミンの花輪を売りに来ました。私は夜子どもが売りにくるジャスミンの花輪は小銭がある限り必ずといっていいほど買います。ジャスミンの花はとてもいい香りで、寝るとき枕元に置いておくと気持ちよく眠れるのです。
車の窓を開けて「いくら?」と聞いたら「5タカ」という返事。「2つちょうだい」と言ったら、「10タカ」と澄まして言いながら丁寧に2つの花輪を棒から外してくれました。まるでちゃんとしたお店の店員さんみたいに。
夜10時過ぎの交差点。女の子は次のお客を探して花輪の束をかかげながらすたすた歩いていきました。淡々とした顔をして。

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