わがダッカ事務所のお昼ご飯は、事務所の食堂でみんなで一緒に食べます。昼食時はみんな喋る喋る、食べながらよくこんなに喋るもんだと思うぐらい喋るのですが、そんな中で時々、珍しい話が聞けます。

例えば今日も話に出たのですが、独立戦争前後の混乱の時代の配給の思い出。

スタッフS:昔配給でさあ、大豆油を始めて食べたんだよね。

スタッフD:そうだね、大豆油なんて見たことなかったものな。

S:マスタード油以外の油なんて食えるのかと思ったけど、使ってみたらけっこうおいしくてね。

D:今は大豆油がずいぶん広まったもんだよねえ。

ふじ:その前は大豆油ってなかったの?

S,D:なかったよ。配給で入ったのが最初だったと思うよ。

D:あと椰子油も来たねえ。マレーシアからさ。

S:ああ、あれはあんまりおいしくなかったねえ。

S:あと日本製の布地ねー。シャツ用のさ。

D:券持って並んだよなあ。あの生地もらうのにね。

S:ぼくは子どもだったけど、欲しくておとなと一緒に並んでたらもみくちゃにされてさ。兄貴にしかられたなあ。

ふじ:それって、出来合いのシャツとかじゃなくて布地だったの?

S:そうそう。でもすごく品はいいものだったよ。みんな日本製の布地がほしくて殺到したんだよ。

こんな話をふむふむと聞きながら、いつもお昼を食べています。同じ話をよく繰り返すスタッフもいて、内心、「その話はもう何度も聞いたよ...」と思うこともありますが、貴重な体験をしてると思います。

昔の学校の教科書の話なんかも面白いんですよね。べつの機会に書きます。