タクシードライバーがくれた聖書

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ダッカからコルカタに来て、あーインドに来たな、と感じるもののひとつは、街にあふれる黄色いタクシー。とってもクラシックな形のインドの国産車、アンバサダーのタクシーです。
きのう、そんなタクシーに乗って、街の中心部から宿に戻ってきたときのこと。運賃を払って降りようとしたら、ごつい感じの運転手のおじさんが言うのです。
「あんた英語読めるんだよね」
「は?ええ、まあ。」
「これ、あげるから読みなさい」
そう言って私にくれたのは、ポケット版の小さな新約聖書。
「ありがとう...」と言って受け取ると、タクシーはさっさと行ってしまいましたが、
あのおじさんはああやってしょっちゅうお客に聖書を配ってるんだろうか?
私はとくに信仰をもたない不信心者ですが、コルカタのタクシー・ドライバーにもらった聖書、なんだか貴重なものに思えて、時々読もうかな、という気になりました。

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3件のコメント

  1. はじめまして。この記事についてのコメントではないのですが…いつも興味深く拝見させていただいています。
    バングラディッシュにとても興味があり、現在、在日バングラ人にベンガル語を教えてもらっているところです。
    これからも、バングラの最新情報を発信し続けてください!楽しみにしています。
    ところで、選挙については現在どのような状況なのでしょうか?ムハマド・ユヌス氏の新政党のことなど、新しい情報があったら是非掲載してください!

  2. j、フォキール on

    インドの経済発展は、バングラに比べて土台や柱の大きさが2~5倍あると思いません?国の大きさや人口、国力全てが桁違いだけど、考え方の根底がしっかりしている!と9年前に感じました。ものすごいスピードの中、既存の宗教から離れる人が増えているのかもしれませんね?!ヒンドゥーではなく、ムスリムでもなく、仏教でもなく・・。1991年、それまでのスワデシ(独立独歩、国産品愛用)から経済開放政策に転換して=云わば鎖国を解いて、物や近代西洋思想(?)と日常の中で接することになり、日本同様、自分たちの歴史や習慣を捨てていっているように思います。果たしてこれが良いことなのか悪いことなのか、他人事ではなく、将しく日本に住んでいる自分自身の問題でもあるんですけどね!中国人はどうなのかなー?昔から世界の地の果てまでも「華僑」ネットワークを築いているから。
    このドライバーさんは、強烈な既存宗教信奉者でない人と心の中で話をしたいのでしょう!多分、カースト制度に疑問をもって改宗したのだと思います。ターバンを巻いていましたか?インド暮らしの経験がある藤岡さんから見てどうですか?
    インドの中で、バングラの中で読む聖書は、また違うでしょうね!昔からのキリスト者、最近改宗したキリスト者、ヒンドゥー、ムスリム、ジャイナ、シーク、仏教他、男、女、大人、子ども、多くの人々の声や考え、思いを知りたいですねー!どんどん伝えて下さい!!         そろそろ魚のカレーと村が恋しくなっているのでは・・。

  3. ふじおか on

    Mariさん、コメントありがとうございます。ここ1週間、インドに出張していたので、バングラデシュ情報がちょっとお留守になっていますが、またバングラデシュ情報お伝えします。
    j、フォキールさん
    インドの経済発展は目覚ましいですが、その裏側で難しい課題を多々抱えていることを今回のインド出張で実感しました。西ベンガル州では、大都市近郊の農村地帯の土地を収用し経済特区や工場を作ろうとする州政府と、住民の対立があちこちで火を噴いています。この件はまたあらためてブログにも書きたいと思います。
    聖書をくれた運転手さんは、確かに外国人だから渡しやすかったのかも。降りる間際のほんの短い時間の会話だったので、親の代からクリスチャンなのか、自分で改修したのかはわかりませんでした。

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