こんにちは、クラフトインターンの森野です。

今回は、昨年末に行った2017春夏カタログのご報告をします。

年も押し迫った12月21日、埼玉県内のスタジオでクラフトリンクのカタログ撮影を行いました。

幸いとても暖かい日差しに恵まれ、春夏物には絶好の撮影日和でした。

スタジオは白を基調としたカントリー調の一軒家で、天井が高く、広々としていて心地いい空間でした。

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カメラマンの藤村さんやヘアメイクさん、モデルの皆さんが到着し、撮影が始まりました。

春夏物撮影のため、モデルさんは半袖着用で、屋外撮影の合間には冷えないようにブランケットを羽織っていました。

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カメラマンさんが、「この時期は春夏物のカタログ撮影が多いけど、この間はビルの屋上で冷たい風の吹きすさぶ中、撮影したよ。モデルさんが本当に寒そうだった。今日は暖かくていい日だよ。」と教えてくれました。モデルさんは美しいけれど陰で多くの苦労があることを知りました。また、いろいろなポーズやちょっとした角度修正の提案に、一つ一つ応え、何枚もの写真が撮られます。%e3%82%ab%e3%82%bf%e3%83%ad%e3%82%b0%e6%92%ae%e5%bd%b1%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%83%9e%e3%83%b3%e6%8c%87%e7%a4%ba

ワンショットを撮影するのに、想像以上の時間がかかっていました。いつも見ているカタログのたった一枚の写真にはこんなに多くの労力と時間が注がれているのだと初めて知り、とても驚きました。

更に、きれいなモデルさんが着用しているブラウス1枚、パンツ1枚を見ていて、作っているバングラデシュやネパールの生産者やその子どもたち、その生活のことまで考えると、背筋の伸びる思いがしました。それは、丁寧な手仕事や誠実な撮影を通して、現地への正当な報酬や、フェアトレードに関わる人々の高い志など、クラフトリンクに貫かれている様々な思いや喜びを感じたからだと思いました。

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その後モデルさんが帰られ、商品だけの撮影がじっくり丁寧に続きました。ようやく撮影が終わるころは、とっぷり日も暮れ、寒い冬の夜空の下、家路につきました。

そんな、たくさんの方々の協力が詰まったカタログは3月発刊予定です。

皆さま、2017年の春夏カタログをお楽しみに!