| 第2回:
ごぶさた〜!
大変ごぶさたしています。皆さま、お元気ですか?
たった一回だけ「私、2度目のバングラデシュ滞在をしています。今度は子ども連れです。」という原稿を送って以来、あれからもう2年が経とうとしています。
いったい白幡めぐみはどこへ行ってしまったのだろう?どうしているの?と思ってくださった皆さま。申し訳ありません。私、逃げも隠れも「して」、なんと今もバングラデシュの首都、ダッカに滞在中です。
しかも、2年前に原稿を書いたときは、ダッカの中でもラルマティアという、バングラデシュ人中流〜上流の人々が住んでいる地区に暮らしておりましたが、今は、なんと、ダッカの中でも多くのガイジンが住むという高級住宅街、「グルシャン地区」の片隅に、夫と息子と3人でひっそりと生活しております。
今回バングラデシュに来たときには1歳8ヵ月だった息子も、今では4歳です。だいぶ日本語も上手くなり、数字だって、(日本語で)100まで数えられるようになりました。
私なんて、ベンガル語で数字は31まで数えられるけど、あとはもう忘れました。かろうじて、40、50、60…という具合に10ずつ言えるかなあ、あと100、200、300…と、100ずつ言えるかなあ、というのが精一杯です。たしか、千、なんていうのも言えますが、それ以上大きな数字はダメです。ちなみに、どうして31まで言えるかというと、それは分かりますよね?日付が、31日までだからです。あとの区切りのいい数字は、乗り物に乗るときや買い物の値段交渉のおかげで、かろうじて頭に残っています。
さて、我が家の息子ですけど、ニックネームをジョージといいます。かっこいいでしょう?え、何か違う?
理由は…『ひとまねこざる』という絵本の、「おさるのジョージ」に似ているからです。この本を知っている方、かつ、ウチの息子を知っている方、どう思います?納得していただけますか?
ジョージは冬生まれ。もうすぐ5歳になります。なかなか元気のいい「お坊ちゃま」で、ヤンチャを絵に描いたようなヤツです。3歳から幼稚園に行き始め、今、幼稚園2年目です。女の子のお友だちに恵まれ、いつも彼女たちを追いかけまわしては、キャーキャー逃げられる、というような遊び(?)を最近よく目撃します。
幼稚園には週5日間行き、金曜日と土曜日はお休み。たいてい幼稚園のあと、午後は、誰か幼稚園のお友だちの家に親子でおじゃまし、2時間くらいいっしょに過ごします。子ども同士遊んだりケンカしたりオヤツを食べたりしている隙に、ママ同士も優雅にお茶を飲んでおしゃべりをする…というのが…、まあ理想ですが、子どもたちのうち誰かが泣いたり、ジョージが誰かを叩いてしまった、などということが起きると、優雅なお茶は、もちろん中断と相成ります。
今は、そんな毎日を過ごしています。
それで、この前原稿を書いたときは…「最初の1ヵ月の話、その1〜」というタイトルだったと思うのですが、さて、「最初の1ヵ月の話、その2〜」という原稿を書く日が来るのかどうか、私、かなり自信がありません。長いこと、期待して待っていてくださった方々には、本当に申し訳ありませんでした。
この前の原稿を書いたときから、アッという間に2年の歳月が経ちました。いえ、本当のことを言うと、決して「アッという間」ではなかったです。山あり谷あり、と言えば月並みな表現ですけど、私にとっては、かなり、谷あり谷ありの日々でした。その間、ずーーっと、このシャプラニールのサイトに原稿を送らなくちゃ悪いなぁ、と思いつづけていました。が、なかなかそういう元気が出てこなかったというのが本音です。
じゃあなんで、今、急に書いているの?と聞かれそうですが…、なぜでしょう?ちょっと答えに詰まります。この8月で、今回バングラデシュに来てから3年が経ちました。今、10月ですから、今回のダッカ滞在が3年2ヵ月経ったことになります。多分、だから、かな…。……はぁ?…と言われそうですけど。
この間、いろんなことがありました。これまでのことも含めて、今後また、『子連れのダッカ』生活の、近況報告をお送りしたいと思っています。あまり期待せずに…待っていて下さい。
では、また。
(白幡めぐみ:2004年10月23日)
97年〜99年滞在時の日記は以下でご覧いただけます
白幡めぐみ(しらはた・めぐみ)
1967年千葉県生まれ。大学卒業後、アメリカのNGOでインターンとして1年間ボランティア活動に従事。帰国後の92年9月から97年3月までシャプラニールのスタッフとして東京事務局勤務。97年から99年までバングラデシュの首都、ダッカに在住。2001年8月から2005年12月まで、再度夫の白幡利雄(シャプラニールダッカ事務所長)とともにダッカに滞在。
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