常時接続を夢見る今日この頃
今週はシャプラニールの東京事務所から、事務局長と事務局次長が出張にきていました。毎年10月と2月を目処に、それまでの活動の進行状況を確認したり、今後の方針についてよく話し合うための調整会議を行っていて、今回もそのための訪問でした。4泊5日の間に活動地の一つ、マイメンシン県のイショルゴンジ郡を訪ねたり、ダッカ事務所で各担当ごとの会議をしたりと、バタバタしていました。
日本から人が訪ねてきてくれる際、事前にお土産を頼んでいた場合はそれが届くのはもちろん嬉しいのですが、なんといっても楽しいのは、やはりおしゃべり。日本のことや職場のこと、たわいもないことも含めて、バングラデシュの日常とは違う話が聞けるのはおもしろいものなんです。今でこそ、インターネットがここバングラデシュでも急速に普及してきているので、昔に比べれば本当にいろいろな情報が入ってくるようになりましたが、少し前までは他の世界から隔絶されているような孤独感におそわれていたものです。私が以前、駐在員として赴任したのは96年の春。ダッカ事務所が業務にインターネットを使うようになったのが97年の夏くらいからでしたから、それまで日本の話というのは、人から直接聞くしか方法がありませんでした。もちろん、日本の新聞を定期的に送ってもらうなどしていれば別ですが、値段が高いんですよねぇ。
そうそう、インターネットといえば、いま我が家に常時接続のサービスを導入しようとしているんです。最近になって近所に業者が事務所を開いたので、思い切って大枚をはたくことにしました。この「近所に」というのがミソなんです。バングラデシュの電話会社は昔の電電公社のように、国営の1社のみ。回線数が限られている上に、雑音がひどくて普通のダイヤルアップでは途中でブツブツと切れてしまうのが普通です。ですから、常時接続というのは通常の電話回線とADSLモデムという組み合わせを使わず、業者のサーバーから直接ケーブルを自宅まで引き込んでLANでつなぐ形になっているのです。
9月の末に料金を払い込み、ケーブルの引き込み作業が済んだのは10月16日。あとはサーバー側の設定だけで済みそうなものなのに、11月に入ってもまだつながりません。毎日のように「いつになるの?」と催促しているのですが、担当者が風邪だとか、技術者が忌引きで、とかいろんな言い訳を聞かされ続けています。さて、いつになるやら…
(2002年10月28日)
第一回:今日はホテルでビュッフェだ!(2002/11/01)
第二回:常時接続を夢見る今日この頃(2002/10/28)
第三回:引越しが大変なわけ(2003/03/22)
第四回:引越しはしたものの…(2003/06/15)
第五回:一難去ってまた一難(2003/07/29)
第六回:楽しい床掃除(2003/08/05)
第七回:観光旅行はバングラデシュへ(2003/09/17)
第八回:遊園地へ行こう!(2003/10/28)
第九回:とある昼休みの会話(2004/05/21)
白幡利雄(しらはた・としお)
ダッカ事務所長としてバングラデシュのプロジェクト全体を統括する。2001年からバングラデシュへ赴任。 |
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