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ネパールのピクニック
先日、シャプラニールも会員になっているNEPAN(Nepal Participatory Action
Network)という団体の創立記念日を祝うピクニックがあり、私も家族と一緒に参加してきました。NEPANという団体はNGOや国連機関、各国の援助機関などで開発関係の仕事に携わるメンバーによって構成され、開発のプロセスにおいて住民自身がその担い手になるという参加型のアプローチを促進することを目的としており、各種ワークショップや研修などを開催しています。
創立8周年となる今年の記念日はNEPANの機関誌の第25号発刊とも重なり、大きな行事となりました。朝7:30に市内を出発した貸切の大型バスが途中何箇所かで参加者を拾いながら、郊外にある植物園を目指します。1時間ほどバスに揺られて着いた植物園はカトマンズの喧騒とは全く別世界の緑に囲まれた美しい公園で、市民の憩いの場所となっています。メンバーとその家族あわせて総勢約70名となった参加者が植物園の中の広場で思い思いに散らばりしばらく歓談した後、朝食の時間となり食事を受け取りに列に並びました。ある程度の人数になるピクニックの場合、ケータリングサービスによって食事が用意されることが多く、今回も現地で調理された出来たての食事をいただくことになりました。朝食の後、参加者全員が自己紹介し、ゲームの時間となりました。風船割りや二人三脚、ダンス競技などいくつかのメニューがあり自分が参加したいゲームに登録し、勝者には後から賞品の授与があります。私は風船割と二人三脚に参加しましたが、賞品獲得まではいたらず、わが家族では唯一ダンス競技に参加した娘が賞品をいただくことが出来ました(ダンス競技に参加した子ども全員にくれたんですけどね)。ゲームがひとしきり終わると昼食の時間となり、朝食をたらふく食べた私は「まだお腹空かないんだけどなあ」と言いつつ一通り平らげ、その後園内を散策。適度にお腹がこなれたところで広場へ戻った後各賞の授与式があり、私たち一家が唯一の外国人参加者だったためか名前を呼ばれて黄色いスカーフ(何かの記念によく使われる)を頂きました。そして最後にビンゴゲームがあったのですが、宝くじをはじめこの手のイベントでは一切当選経験のない私が200ルピーの現金(ちょうど一人分の参加費)を当ててしまい大喜びでした。さあ、そろそろ終わって帰る時間かなと思っていたところ、また「食事の時間です」とのアナウンス。さっき昼食をとったばかりなのに、とブツブツ言いながらそれでも食事の列に並んでしまう人間の性・・・。大きく膨らんだお腹を抱えてバスへと乗り込むことになりました。
朝8時前に家を出て、夕方5時までの予定のピクニックが終わったのが6時過ぎ、家に辿り着いたのは7時を大きく過ぎた頃でした。人数、食事、時間と日本の感覚とは全く違うピクニックを体験した1日でした。
写真1:ダンス競技に参加中の小松駐在員の娘「桃ちゃん」
(2003年4月15日)
第一回:ツバメの家(2003/2/18)
第二回:ダルバートはわんこそばだ!(2003/3/8)
第三回:色の祭り−街が赤く染まる日(2003/3/17)
第四回:ネパールのピクニック(2003/4/15)
第五回:巨大な山車(2003/5/18)
第六回:フェアトレードデー(2003/5/18)
第七回:ダサイン Dashain(2003/10/11)
第八回:真夜中の銃撃戦(2003/12/16)
第九回:バンダ(2004/2/4)
第十回:ルンビニ訪問のはずが(2004/2/18)
第十一回:洞窟探検ツアー(2004/2/19)
第十二回:山車が倒れた!(2004/5/11)
第十三回:クマリの本(2004/11/24)
第十四回:ネパールでの復興支援(2005/2/2)
第十五回:ガネシュ(2005/8/26)
小松豊明(こまつとよあき)
シャプラニール・前カトマンズ事務所長。2002年12月〜2006年4月まで赴任。現在はクラフトリンク部門のチーフとして奮闘中。
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