シャプラニール=市民による海外協力の会
国際協力NGOシャプラニール
english page 携帯 地図 サイトマップ 検索 ホーム

シャプラニールについて
シャプラニールの歴史
使命&基本姿勢
活動指針&中期方針2007-2011
組織・運営方法・財源
支援活動/活動データ
役員一覧
スタッフ紹介
地域連絡会一覧
関係団体一覧
受賞暦/教科書掲載
定款/年次報告書
あなたにできること
会員になる
マンスリーサポーターになる
募金・寄付
ステナイ生活
フェアトレード商品の購入・販売
ボランティア
イベントに参加
スタディツアーに参加
開発教育教材やパネルで学ぶ
企業・行政・団体との協働
シャプラニールの活動紹介
バングラデシュ
ネパール
インド
日本
シャプラニール情報
プレスリリース
メールマガジン
駐在員のブログ&日記
出版物
お問い合わせ
お問い合わせ/資料請求
スタッフ募集

特定非営利活動法人
シャプラニール=
市民による海外協力の会(地図・住所
TEL:03-3202-7863 
FAX:03-3202-4593

 

Home > 現地からの便り > 藤岡駐在員編
バックナンバー

急速に変貌するダッカ

皆さん初めまして。5月にダッカに赴任してきた藤岡恵美子と申します。7月中旬から白幡現所長の後任としてダッカ事務所長となる予定で、現在は事務所の2階に仮住まいし、ベンガル語の研修をしながらぼちぼちと引継ぎを始めています。これから時々、こちらの様子をお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしく!

モノがあふれるダッカのスーパー

ダッカへ赴任して来て約1ヶ月。以前インドに3年ほど住んだことがあるので、ダッカの生活はまったく未知の世界という訳ではないのですが、暮らし始めてびっくりしたことはいくつもありました。

ダッカ市内のスーパー
ダッカ市内のスーパー
ダッカ市内のスーパー

まず、驚いたのは意外にもモノがなんでもあること。ダッカには現在、カゴやカートで買い物し、レジでバーコードをピピッとやって精算するようなスーパーマーケットがあちこちにあり、休みの日ともなればけっこうな数の買い物客で賑わっているのです。隣の大国インドの首都デリーにさえ、5年ほど前私が住んでいたときにはこんなスーパーはほとんどなかったのに!(デリーも今頃こうなっているのかしら。)

こういうスーパーが出来てきたのはダッカでもここ5年ぐらいのことだそうですが、売っているモノの種類の多さにもまた驚きます。食料品はもちろん、シャンプーや石鹸は迷ってしまうほど種類があるし、トイレットペーパーや生理用品、紙オムツなど、バングラデシュでは売っていないかと思っていた紙系の消耗品もいろいろあります。大きな店だとテフロン加工のフライパンやスチームアイロン、電子レンジまであり、薬局コーナーや輸入品の香水売り場、音楽CDや映画のDVDのコーナーがある店も。ないものといえば豚肉とお酒ぐらいでしょうか。

私が一番「こんなものまで...」と感慨を覚えたのは、赤ちゃんのお尻ふきウェットティッシュ100枚入り250タカ(500円弱)。トイレットペーパーが1ロール10〜20タカ、高級品といわれるラジシャヒ産のマンゴーが1キロ40〜60タカ、最近のインド映画のDVDが1本100タカ(海賊版ですが)で買えるのですから、このウェットティッシュは相当なお値段。それでも置いてあるということは買う人がいるからでしょう。

肉屋さんこういうスーパーは高級住宅地の周辺に多く、一方で昔ながらのバザールも健在で、誰もかれもがこんなスーパーで買い物する訳ではもちろんありません。しかし、あの品揃えと賑わいを見ると、購買力のある層が確実に厚くなってきていることを感じます。

冷房の効いたスーパーの外にはリキシャが並んで客待ちをしています。高級住宅地ダンモンディのスーパー・アゴラからモハマドプールの事務所まで15分ぐらいリキシャに乗って、運賃は15タカ。このリキシャ引きのおじさんは1日の稼ぎであのウェットティッシュを買えるのでしょうか。

マンション建築ラッシュ

マンションの建設ラッシュもうひとつ驚いたのは家のこと。ダッカで外国人が住むような住宅地というのは、きっと平屋か2階建てぐらいで庭つきの家が並んでいるんだろう、と漠然とイメージしていたのですが、来てみたら大違い。いまや5階建て、6階建てのフラットは当たり前で、しかも、至る所すごい勢いで建築が進んでいるのです。

現在、シャプラニールの駐在員が住んでいるのもそういう物件です。日本でいえばマンションという感じのこういったこぎれいな集合住宅は、10年ぐらい前から立ち始めたとのこと。ダッカ事務所があるモハマドプール周辺も新しいマンションの工事があちこちで進められています。あと5年もしたらこの辺りの風景もかなり変わってしまうことでしょう。

お金さえ出せば何でも手に入るようになってきたこの街ですが、物乞いや路上生活者、ストリートチルドレンは予想していた以上に多いのです。事務所から大通りに出る最初の信号には、すがるような顔で車の窓をノックするおばあさんや、目の不自由な男性の手を引く少年、裸足の幼い姉妹など、同じ顔ぶれがいつもいます。今朝は子どもたちが丸くなって座り込み、小さな花を糸に通して花輪をこしらえていました。

私が10数年前に暮らしたジャカルタにも、デリーにも、何度か訪れたマニラにも、物乞いはいたし、ストリートチルドレンもいました。しかしそういうほかの都市と比べても、ダッカには見るからに物乞いが多い気がします。

これだけ内外のNGOが活動していてもこうなのか、といささか暗澹たる気持ちになりますが、これでも昔より減ったのだという話も聞きます。物乞いをするのでなく、花やミネラルウォーターを売る子どもたちが出てきたのも、比較的最近のことだそうです。

農村と都市、富裕層と貧しい人の格差がどんどん開いているように思われるバングラデシュ。わずか数年前の駐在員やその家族のエッセイを読んでも、その頃から社会が確実に変化してきていることを感じます。この日記では、2005年の今、ここに住んでいるからこそ感じられる、リアルタイムのバングラデシュをお伝えしていきたいと思います。(了)

(2005年6月14日)

バックナンバー

第一回:急速に変貌するダッカ(2005/6/14)
第二回:そぞろ歩きはダッカ市民の楽しみ(2005/06/25)
第三回:ベンガル語と格闘しつつ仕事開始!(2005/08/07)
第四回:土曜の午後はプロボルトナで(2005/08/07)
第五回:ジュート収穫の季節(2005/09/08)
第六回:ラマダン(断食月)が始まった(2005/10/27)
第七回:パキスタン大地震、バングラデシュでの反応は?(2005/11/01)
第八回:若者が始めた「我らバングラデシュ」バンド(2005/11/30)



最新情報はメールマガジンで!
メールマガジン購読
リユース&リサイクルで海外協力
ステナイ生活
フェアトレードでお買い物
フェアトレードでお買い物
ノースウエスト航空エアケアチャリティープログラム
 
 
©2005 Shapla Neer. All rights reserved
リンクについて | 個人情報の取り扱いについて | トップページ | 問い合わせ