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過去のプロジェクト
ネパールの働く子どもたちへの支援(2011年3月終了)
働く子どもたちの現状
首都カトマンズに隣接するラリトプール市は近年商業活動が活発になり、様々な理由から親元を離れ、レストランや家事使用人として働く子どもたちが多数存在します。肉親の適当な保護を受ける環境になく、雇い主や周辺社会から精神的あるいは肉体的な苦痛を与えられるこどもたちもたくさんいます。
また安心して時間を過ごすことができる居場所がなく、心身とも大きく成長する大切な時期が奪われている状況にあります。
こうした子どもたちの状況を改善し安心して生活できる環境を創造すること、明るい未来への道筋を地域住民が主体的に開いていくことを目的に活動を始めました
女性たち自身がエンパワー(意識と能力の向上)されることを目指した活動を、2009年度から実施する予定です。女性自身がその解決に向けて立ち上がることができるように工夫をこらしたものにしていきたいと考えています。
概要
移動クリニック、移動青空教室、市民証取得のサポート、職業訓練、法的サポートといった、子どもたちを直接対象とした活動、および雇用主などからの虐待を受けた子どもたちが駆け込むことができる体制を目指した緊急支援、家出や親からはぐれた子どもたちを家庭に戻れるよう行うリハビリテーション、子どもの心の傷を少しでも癒すことができるようスタッフを研修するカウンセリング研修、地域住民や雇用主も対象とした子どもの権利に関する研修、関係者の自主的かつ継続的な関わりを実現するための委員会の設置などを行っています。
パートナー団体紹介
| 団体名 | CAPCRON(Center to Assist and Protect Child Rights of Nepal、キャプクロン) |
|---|---|
| 地域 | カトマンズ市内と近郊のレレ郡 |
| 団体概要 | 子どもの権利条約など、児童に関する法規に専門性をもつ弁護士によって1991 年に設立された現地NGO。弁護士だけでなく、ジャーナリストや社会活動家など、多くの人々との全国規模のネットワークをもち、主に働く子どもたち*を対象に、留置所や刑務所に収監された子どもたちの弁護など、法的なサポートに取り組んでいる。 専従スタッフもおいているが、弁護士のボランティア活動が中心。年間予算規模約1,200万円、スタッフ数10人の小規模な組織。 |
貧困女性の生活向上支援(2010年3月終了)
女性をめぐる問題はネパールに限らず、南アジア全域でも最重要課題のひとつとして認識されています。この問題に対して、シャプラニールらしい活動を計画しています。
南アジアにおける女性の現状
女性たち自身がエンパワー(意識と能力の向上)されることを目指した活動を、2009年度から実施する予定です。女性自身がその解決に向けて立ち上がることができるように工夫をこらしたものにしていきたいと考えています。
活動の目的
女性たち自身がエンパワー(意識と能力の向上)されることを目指した活動を、2009年度から実施する予定です。女性自身がその解決に向けて立ち上がることができるように工夫をこらしたものにしていきたいと考えています。
パートナー団体紹介
| 団体名 | Women Acting Together for Change(WATCH) |
|---|---|
| 地域 | ナワルパラシ郡内の5カ村 |
| 活動内容 | 女性や貧困世帯、障がい者など、社会的に厳しい状況におかれている人々の生活向上を目指し、女性グループの結成と連帯組織の育成などに取り組む。2009年度はこうした活動の試験的な準備期間と位置づけ、世帯調査などを進めている。 |
パタン市における働く子ども支援(2007年7月終了)
ネパールの働く子どもの現状
首都カトマンズに隣接するパタン市は近年商業地域として発展してきており、商店の数等も増えてきています。それに伴い、商店等で働く子どもたちやいわゆるストリートチルドレンの数も、カトマンズから移動してくる子どもも含め、増えています。UNICEFの調査によると、ネパール全土で約3,700人といわれますが、パタン市だけでも約400人のストリートチルドレンが確認されています。(CONCERN NEPAL撮影)
こうした子どもたちは、心身ともに成長する大事な時期に、肉親などの愛情と保護から切り離された過酷な生活を送っていること、そして、政府やNGOによる支援などから取りこぼされている子どもが数多く存在している現状があります。(CONCERN NEPAL撮影)
そこで、シャプラニールは活動内容を検討する際の方向性を見出すことを目的に、働く子どもたちの実態調査を行いました。その調査結果をもとに、子どもたちにとって何が必要かを考え、2つのNGOとパートナーを組み、それぞれの個性や得意分野を活かした活動を進めていくことになりました。(CONCERN NEPAL撮影)
活動の目的
以下の共通認識のもと、2つのNGOをパートナーに活動を進めていきます。
1.子どもたちが直面する不当な扱いや搾取を軽減し、生活環境の改善を目指す。(その背景には、子どもたちも大人と同様に働かなければならない事実を認めたうえで、その子どもたちが本来持っている権利の実現を通して彼・彼女らが置かれている厳しい状況を改善していく)
2.普段自らの家庭から離れた環境で暮らす子どもたちが安心して過ごせる居場所を創出する。
JAFON(Jagaran Forum Nepal) −元ストリートチルドレンが自分の経験を元に−
| 団体概要 | 元ストリートチルドレンの若者9名が、ごみ収集などをする会社組織Prayasを結成。その利益の一部をJAFONの資金として蓄え活動資金としてきた。これまでは、子どもたちとのコンタクト、市民権取得サポート、小規模ビジネス目的のローン提供、職業訓練施設への紹介などを行ってきた。メンバー自らがストリートチルドレンとしての経験をもつため、子どもの立場に立った見方ができ、子どもたちとの信頼関係やネットワークの広さが強みである。 |
|---|---|
| 期間 | 2007年7月末をもって終了しました |
| 対象 | パタン市内のストリートチルドレン(青年層も含む) |
| 活動内容 | 子どもたちが安心して過ごせる場所を提供し、子どもたちが自らの保護と自立的発展のために行動する環境づくりを目指す。 1.スクラップ回収所:子どもたちが集めてきたくずを適正な価格で買い取ることを目的とした回収所。 2. 食堂:残飯など不衛生な食事をすることの多い子どもたちに、適当な料金で衛生的な食事を提供。 3. 宿泊施設:雨露をしのぎ安心して眠ることのできる場所。ここでは、水浴びの施設や身の回りのもの預けるロッカーを設置 |
カトマンズ低所得層自立支援活動(2007年3月終了)
ネパールでも都市化は年々進行しており、首都カトマンズが位置するカトマンズ盆地には、疲弊した農村から職を求めて流入する人が相次いでいます。そしてカトマンズ旧市街の先住民族であるネワール族の伝統的コミュニティも、こうしたライフスタイルの急激な変化によって現在、崩壊の危機に瀕しています。
SOUP(Society for Urban Poor)は、こうしたネワール族の伝統的コミュニティの再生と人々の生活改善を目指して活動する地元の小さなNGOです。1992年に30名程度のボランティアが集まって活動を始めたのですが、年々活動範囲が広がるに連れて有給の専従職員を置くことが必要になってきました。しかしSOUPは当初から外国からの資金援助には頼りたくないというポリシーをもっているため、シャプラニールは99年度からこのNGOが行う各種活動への支援と、団体としての育成への協力を行ってきました。具体的には5年間の活動費と2名の人件費を負担しているのですが、シャプラニールからの負担割合を年々減額し、5年後にはSOUPが一ネパールNGOとして財政面、運営面で独立できることが期待されています。
| Soupと「マープチャ」について SOUP(Society for Ueban Poor)はその名のとおり都市貧困層の支援を目的として1結成されました。設立当初よりカトマンズ市や隣接するパタン市内の旧市街地において女性と子どもを対象とした様々な支援活動を展開してきました。SOUPが最初活動を開始したゴファル地区では女性のための識字教室が開かれました。その識字教室を終えた女性たちは教室を通じてできた輪を続けていく為に、後にマープチャ(ネワール語で母親グループの意)と呼ばれる30名程度の女性グループを結成しました。 このマープチャが取り組んできた活動の一つの目玉がケータリング(仕出しサービス)で、外国からの資金援助に頼らず自分たちの持ち味を生かした独自の収入向上活動を目指そうと活動しています。この活動による売上げはグループの預金として積み立てられる他メンバーへも分配され、家計の手助けになっています。 |
カマイヤ再定住民支援活動(2003年6月終了)
ネパール西部タライ平野のバルディヤ郡ではカマイヤへの支援活動を行っています。カマイヤとは先住民族であるタルー族の農業労働者のことです。タライと呼ばれる平野地帯では40年ほど前に北側の丘陵地帯から移住してきた他民族がタルー族の土地を取り上げて地主となり、その後はタルー族を農業労働者として雇うようになりました。彼らはカマイヤと呼ばれ、契約によって働いていますが、労働に対する報酬がきわめて低く、多くが地主に対して債務を負っています。親が債務を返済出来ない場合、その子どももカマイヤとして労働しなくてはならず、実質的には食事のみを与えられて働く奴隷と同様の扱いを受けています。
しかし90年代初めにはカマイヤたちが政府に対して地主からの開放とともに定住するための土地を要求する運動が起こり、その結果カマイヤ人口の一部は自由を得ました。シャプラニールはパートナー団体であるSPACE(Society for Participatory Cultural Education)とともに、99年度からこれら元カマイヤの人たちを対象に、成人識字学級や食糧購入、収入向上のためのローン、保健衛生等の各種支援活動を開始しました。
なおネパール政府は2000年7月に、カマイヤを地主の元から解放する通達を行い、多くのカマイヤたちが自由を取り戻しました。しかし住む土地もなく働く場所もない彼らは、キャンプ地に集まり、苛酷な生活を余儀なくされています。このプロジェクトは1999年4月から2003年6月までのプロジェクトでした。
| SPACE~Society for Participatory Cultural Education~とは SPACEは1979年にアメリカ人の神父によって設立されましたが、現在はネパール人だけで組織されており宗教活動は一切おこなっていません。ネパールのNGOの中では比較的長い活動経験があり、特に成人識字学級については、ネパール語以外の言語を母国語とする民族のために、それぞれの民族の言葉を尊重しながらデバナガリー文字(ネパール語で使用する文字)を学べるように独自の教科書を作るなど豊富な経験を持っています。 |





















