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パキスタン洪水被災者救援活動について

サジャワルにおける救援活動支出明細

【2011年1月19日更新】

項目 単価 数量 合計(PKR) 合計(JPY)
配布物資(米、食用油、小麦粉) 615 735 452,025 438,464
トラックレンタル代 4,500 4,365
トラック助手および雑費 1,650 1,601
荷積み、荷下ろし、タッタでの交通費ほか 15,845 15,370
雑費 2,400 2,328
支出合計 476,420 462,128

 

パキスタン洪水被災者救援活動の現状報告

【2010年9月29日 18:00更新】

避難キャンプでの生活の様子避難キャンプでの生活パキスタン洪水救援活動の支援物資の配布救援物資の配布の様子パキスタン洪水救援活動の支援物資の配布救援物資の配布の様子水没した農地の様子水没した農地避難キャンプで生活する子どもたち避難キャンプで生活する子どもたち
タッタ(Thatta)はシンドゥ州の南東に位置する人口22万人の都市です。7月下旬からの大雨の影響で、タッタのすぐそばを流れるインダス川が増水、約1カ月以上にわたり人々の生活を脅かし、多くの人が安全な地域や近隣の都市に避難しました。幸いにもタッタの町大きな被害は出ませんでしたが、タッタと、その東に位置する都市バディン(Badin)との間の幹線道路は完全に水没し交通が断たれました。

ARFはボランティアを動員し避難住民の状況を調査しました。タッタの避難キャンプでは多くの団体が支援を行っていることを確認し、まだ支援の手が届いていなかったタッタの南東約25kmにあるサジャワル(Sajawal)で救援活動を行うことを決定しました。そして、9月中旬、サジャワルにて520世帯を対象に小麦粉、米、食用油の配布を行いました。

【サジャワルの被災状況 】

家屋への被害
サジャワル地区では未だに浸水したままです。安全な土地に避難していた村人は、居座りを恐れた地主から追い出され、水の引いてない自分の家か、新たに空き地を探して生活することを余儀なくされています。避難生活が長引く場合にはシェルター、自分の家に戻れた場合でも死んだ家畜や流されてきた土砂をどけて家を再建する必要があります。

農業への被害
この地域の主な産業は農業で、山羊や牛などの家畜を飼っている人や土地を持たない人も多く、地主のもとで農作業をして生計をたてています。米、サトウキビ、バナナが主産物で、米の場合、労働者は収穫後に現物(米)を受け取り、家族の食糧として消費します。サトウキビ、バナナであれば、収穫後に現金を受け取ります。このほか、魚の養殖も限定的に行われています。今回の洪水で米はほぼ全滅、バナナの木も大きな被害を受けました。サトウキビは通常の生産量の40%程度にとどまる見込みですが、洪水によって魚が流された養殖業も全滅とみられています。

保健衛生・健康
下痢や皮膚病が子どもたちの間で多く見られています。避難場所の衛生状況が悪く、女性、子どもたちが感染症等に罹患する危険性が高まっています。この地域は半砂漠地域でアラビア海から強い風が吹き、9月の下旬でもすでにかなり気温が下がっています。今後暖かい衣類や寝具などが必要となります。

救援活動はこれで第一段階が終了しましたが、住民からの食糧配給への要望はまだ出されています。また、1日でも早く元の生活に戻れるよう生計支援活動が必要となっていきます。
(Nadeem Fazil Ayaz,ARF Pakistan)

シンド州(Sindh)タッタ(Thatta)の被災状況について

【2010年9月8日 14:00更新】

パキスタンの洪水は40県に渡って被害が広がっていますが、そのうちの18県がシンド(Shindh)州に集中しています。多くの人々が家族や家、財産などを失っており、約2,000万人の人々がホームレスになってしまったと推計されています。家を失った人々はキャンプや屋外での生活を強いられています。

同州のタッタには近隣の Taluka Thatta, Sajawal, Mirpur Bathoro, Jat,Shah Bandarといった街から80万人もの人々が避難してきており、政府の支援だけでは不十分です。避難してきた人々が押し寄せてきているインダス川左岸の地域では、シェルターや下水設備、安全な水が不足しており健康面や衛生面で不安を抱えています。特に約20万にいる子どもたちへのマラリアや下痢の感染拡大が懸念されています。

女性の衛生環境も劣悪で、外でトイレを済ませなければならず、使える水も無い状況です。そのために皮膚や目の感染症が拡大しています。

医療の専門家は「下痢や不衛生な水を介した感染症の拡大による子どもたちの大量死を避けるために、早急に安全な飲料水が必要である。」と訴えています。

パキスタン洪水被災者救援活動を実施します

【2010年9月1日 14:00更新】

洪水シャプラニールでは、パキスタンの洪水による被災者の救援活動を、現地で活動するNGO、Asian Resource Foundation(ARF) Pakistanをパートナーにして実施します。今回の洪水はパキスタン建国史上最悪と言われており、被災者はパキスタン政府の統計で国民の約10分の1に当たる1,720万人に達しています。

救援活動は、洪水で最も被害を受けた地域の一つであるシンド州(Sindh)タッタ(Thatta)にて500世帯を対象にした乾燥食料や水、調理器具などの配布を中心に行います。

シンド州タッタは、27日夜に堤防が決壊し大量の水が流入しており、国連の発表によると100万人の人々が避難したと言われています。

シャプラニールは、これまで38年間にわたって南アジアを中心に貧困層住民の生活向上を目指した支援活動を続けてきました。今回の救援活動も当会の緊急救援原則に基づき、南アジアにおける災害に対して現地事情に詳しい地元のNGOとの連携のもとに実施するものです。

●Asian Resource Foundation
タイ王国に本拠地を置く国際NGO。パキスタンにも支部があり洪水の被災者救援活動も実施しています。

●救援募金ご協力ください
▼ゆうちょ銀行
口座番号:00140-1-133937
口座名:シャプラニール緊急救援
※通信欄に「パキスタン洪水」とお書きください

▼クレジットカード
http://www.shaplaneer.org/donate/way.html

<問い合わせ先>
海外活動グループ(電話:03-3202-7863 メール:info@shaplaneer.org )

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