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2004年5月19日
特定非営利活動法人
シャプラニール=市民による海外協力の会
東京都新宿区西早稲田2-3-1早稲田奉仕園内
TEL.03-3202-7863
スタディツアーにおける感染症発生について
国際協力NGOである私たち「シャプラニール=市民による海外協力の会」がこの春企画したバングラデシュへのスタディツアー参加者の多くが細菌性赤痢と腸チフスにかかってしまいました。患者ご本人やご家族、関係者に多大なご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。
私たちは当面出来ることを最大限行い、参加者の皆様の負担を少しでも軽減する努力をしております。同時に原因追究に努め、再発がないよう十分な対策を講じる決意であることをお伝えします。
入院患者を多数出した感染症の直接の原因については、ツアー中に摂取した食物や水が汚染されていた可能性が高いと考えています。1983年に開始以来、私たちは200回ほどツアーを受け入れてきましたが、これまでこうしたケースは発生しませんでした。ツアー引率者に対しては、衛生管理を含めたツアーのマニュアルを用意しておりますし、受け入れ側への教育にも充分配慮してきたつもりです。今回のツアーもこれまでのツアーと較べて、飲食物を含めた滞在の環境が特に変わったということはありません。ですから、何が直接の原因かはすぐには判断が出来かねています。
これまで私たちは、首都ダッカでの宿泊先であったゲストハウスへの問い合わせや調査を依頼したほか、シャプラニールの現地スタッフの健康診断などを行いました。また、在バングラデシュ日本大使館の医務官に報告を行い、当時現地での感染症の流行が見られたか、問い合わせも行いました。こうした形で出来る限り原因を特定する努力を続けていきます。
またここしばらくは、状況を注意深く見守り、新たな発病者や新たな病気の発生などを警戒して、事態の推移を把握します。入院中あるいは療養中の参加者から何か要請があれば、出来るだけ応じる努力を続けます。
なお当面の間、シャプラニールが自ら企画するバングラデシュ向けツアーは中止します。まずは原因究明と情報収集に徹し、今後同様のことが起きないよう、専門家の力も借りながら十分な対応策を検討していく所存です。
以 上
追記:感染症で入院された参加者は、5/19現在、全員が退院されました。
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