プレスリリース  
 

2003年9月30日

ネパール元カマイヤキャンプにおける食糧救援活動を開始
http://www.shaplaneer.org/campaign/kamaiya.htm

ネパールの西部平野地方にはタルー族と呼ばれる先住民族がいますが、歴史的な変遷の中で他の地域から移り住んできた他民族によって土地を搾取され、そうした地主の元に奴隷同然の扱いを受けながら彼らは農業労働者として働かされてきました。カマイヤという言葉はタルー語で労働者を意味しますが、この言葉がそのまま地主の束縛下で働くタルーの人々の呼び名になってきました。シャプラニールは1997年からこのカマイヤたちの生活を支援する活動を行ってきました。

カマイヤの人々は90年代にかけて自由を獲得するための解放運動を起こし、それを受けてネパール政府は2000年7月に全てのカマイヤたちを解放する発表をしました。しかし何らかの理由でカマイヤとしての認定を受けられなかったために政府から再定住の土地をもらえず、住む場所もなくてキャンプ生活を強いられる元カマイヤ家族が今でも各地で残っています。その人々は10月半ばに平野地方が穀物の収穫期を迎えるまでの期間、食糧の備蓄も収入もなく、非常に厳しい状況におかれることになります。

そこでシャプラニールはこの10月半ばまでの限定された期間を凌ぐためにカンチャンプール郡の元カマイヤのキャンプにおける食糧救援活動を地元NGOと協力して実施することを決定しました。

このようないわば「取り残された人々」への救援活動に対して、ぜひみなさまのご協力をお願いいたします。

◎救援活動の概要
活動地域:
ネパール西部平野カンチャンプール郡内の13カ所の元カマイヤのキャンプ
対象人数:
約900世帯、3600人
期間:
9月下旬〜10月下旬までの約1ヶ月間
配布内容:食糧配給(米、豆、塩)

◎募金の送り先
郵便振替 口座番号 00130-6-63672
口座名  シャプラニール―市民による海外協力の会 
(通信欄に「カマイヤ支援」とご記入ください)


以上


シャプラニール=市民による海外協力の会