プレスリリース
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2004年8月5日
特定非営利活動法人
シャプラニール=市民による海外協力の会
東京都新宿区西早稲田2-3-1早稲田奉仕園内
TEL.03-3202-7863

バングラデシュ大洪水発生!被災者の緊急救援活動を開始


◆バングラデシュ全土で3300万人が洪水の被害に
7月から記録的な大雨が続くバングラデシュは、全国各地で河川の増水による深刻な洪水被害に見舞われています。その規模は1998年の大洪水以来最大のもので、8月に入って水位は小康状態になったものの、8月4日現在、全国64県のうち39県に被害が及び、3300万人以上が被災し、作物にも壊滅的な被害が及んでいます。電線切断による感電や逃げ場所を失ったヘビにかまれるなどが原因で亡くなった人は600人を超え、今後は水の汚染による伝染病等の発生も心配されています。バングラデシュ政府関係者はこれから数カ月間に及び2000万人以上の被災者に対して支援が必要になるのではないかとコメントしています。(現地の動画(58k109k282k)/現地の写真

こうした状況に対応し、国際機関やNGOが食糧配布などの緊急救援活動を開始しています。


◆シャプラニールが緊急救援活動を開始
こうした中シャプラニールは、日常的に活動しているマニクゴンジ県ギオール郡で現地NGO、STEPとの連携により7月31日、食糧配布を中心とした第一次の緊急救援活動を実施しました。配布する物資は1世帯につき、1週間の食糧として、米7キロ、ダール豆1キロ、塩1キロをパックにつめ、150世帯へ小船を使って直接届けました。これは、現地被災状況を村人の意見を聞きながら最も厳しい状況におかれている世帯を選定したものです。


◆今後の活動
洪水救援の場合、より重要なのは、水が引き始めた後となります。シャプラニールでは、今後、現地事情に詳しいバングラデシュの13のNGOと連携する形でマニクゴンジ県、ノルシンディ県、マイメンシン県の3県で巡回医療サービスを中心とする第二次の救援を行います。具体的な活動は以下のとおりです。


・巡回医療チームの派遣:70,000世帯対象
・井戸の分解洗浄:清潔な飲料水確保のため
・牛へのワクチン接種:洪水時によく起きる伝染病蔓延を防ぐため
・野菜の種子配布:家計補助と栄養状態改善のため家庭菜園で使用
・ノルシンディ県の活動地域内における食糧配布:500世帯に米10キロ、ダール豆1キロ、塩1キロ


◆日本国内でバングラデシュ大洪水救援・復興キャンペーンを開始
シャプラニール東京事務所では、上記のような緊急事態をうけて、日本で「バングラデシュ大洪水救援復興キャンペーン」を開始しました。緊急救援として上記にあげた活動のほかに、水が引いた後の道路修復、種籾や野菜種子の配給、といった復興支援活動にはさらに資金が必要となります。迫り来る水の被害から村人たちを守り、復興への努力を支援するため、緊急救援募金への協力を呼びかけています。


◆募金の送り先

郵便振替口座:00140-1-133937  口座名:シャプラニール緊急救援

 

以上


シャプラニール=市民による海外協力の会