あー愛しのカップめん
あらかじめお断りしておきますが、これは私の話ではありません。
某NGO団体のMさんご夫婦の話で、彼らはバングラデシュの地方
に赴任されています。
ダッカでも日本食っぽいものを食べるための食材調達に苦労する
(昔に比べれば全然揃いますが)ので、地方ではなおさらです。
そうなると、日本から持ってきたあるいは何らかのかたちでいた
だいた日本食はとても貴重です。
Mさんのお家には、どこからかいただいた赤いラベルのうどんの
カップメンがひとつだけあったそうです。
Mさんのお連れ合いが一週間留守をする際に
「他の日本食は食べていいけど、あのうどんだけはわたしが帰る
まで、絶対食べないでね!」
と念を押して出かけたそうです。
しかし、そのことをすっかり忘れたMさんは、お連れ合いがい
ない間にそのうどんを食べてしまいました。
帰ってきたMさんのお連れ合いは、カップめんがなくなっている
ことに気づき、大喧嘩になったそうです。
150円もしないカップめんで夫婦が大喧嘩。日本では考えられ
ないかもしれませんが、バングラだとそれも納得。
先月、Mさんのお連れ合いがうちに泊まりに来て、その話をす
ごく切実に語ってくれたので、思わずわたしのうちにあった同
じ赤いマークのうどんカップめん(唯一1個)をプレゼントしてし
まいました。
最近になって、あの赤いカップめんを太っ腹にもあげてしまっ
たことを心の中でちょっと惜しんでいます。。。