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2005年3月11日(金)「ビルギスとの再会」

先月バングラデシュに出張に行った際、ビルギスに会ってきた。最初に会ったのが1995年で、その時にブックレットで彼女を紹介して早いものでもうすぐ10年になろうとしている。10年という歳月のなかで彼女は、「父親が結核にかかり、家業のリキシャをひけなくなり」「貧困」「家出」と厳しい現実を生き抜いてきた。
今、PAPRIで少女グループのメンバーになっているという。両親の希望は、彼女に何でもよいから仕事に就いてもらうこと。そのための職業訓練や就職の斡旋を顔見知りの私に頼んできた。村から都市に上がって織物産業などで働く女性は、90年代中盤以降急速に増えているものの、彼女たちを待ちかまえているものは、それほどハッピーとはいえない状況であるようだ。彼女の一家の困窮を考えると、すぐにも何らかの手立てが求められているが、彼女たちが村の中で生活できるような社会作りを目指して、PAPRIや村人そしてシャプラニールは活動を進めていかねばならないのだろう。
(写真左上:10年前のビルギス、写真右下:現在のビルギスと母親)
(事務局次長 筒井)
2005年2月22日(火)「手工芸品フェア」

ついにクラフトリンクの年に一回の一大イベント、「手工芸品フェア」が大盛況のうち幕を閉じました〜!2月4日(金)から6日(日)にかけての3日間、東京・表参道のアートスペースリビーナにて開催されたのですが、当日は天気にも恵まれ、なんと3日間合わせて600人近くの来場者にお来し頂く事が出来ました。
今年のテーマは、「南アジアの針仕事」ということで、バングラデシュの「ノクシカタ」、ネパールの「タルーのアップリケ」、「サンタンの刺しゅう」、インドの「ミラー刺しゅう」の4つの刺しゅうを取り上げてご紹介しました。特に、サンタンの刺しゅうとミラー刺しゅうは、普段クラフトリンクで取扱っていない手工芸品なので、お客様にも目新しく新鮮に映ったようです。企画についても、今年初めてチャレンジした「クラフトリンク南風モデルルーム」、「ノクシカタワークショップ」などどれも大好評でした。
私自身も、普段あまり直に接することが出来ない友の会の方々、常設店の方々、その他手工芸品を購入して下さるお客様とお話をする事が出来、とても有意義で貴重な時間を過ごすことが出来ました。また、改めてクラフトリンクが多くの方々に支えられていることを実感し、気が引き締まる思いでした。来場して下さった皆様、縁の下の力持ちとしてフェアを支えてくれたフェア実行委員の皆様、本当にありがとうございました!!
(クラフトリンク 関根)
2005年2月15日(火)「人々の想いが作り出す空間」

前回の事務局長の日記にもあるように、2月に入ってからシャプラニールはイベント続きです。インターンの私も事務局の一員として各イベントに参加させて頂きましたが、その中でも特に印象に残っているのが「わくわく写真展」。事務所待機だった開催初日にすごくいいらしいとの噂を聞いていたので2日目に期待して行ったのですが、その期待を大幅に上回る素敵な写真展になっていました。それは会場に足を踏み入れた瞬間、つまり主役の写真たちを見る前から感動してしまった程。写真がずらりと飾られた会場はとても心地よい空気に包まれていたのです。そこにはバングラデシュ・ネパール・日本という国・人の境を越えて、子どもたちの世界が確かに広がっていました。きっと子どもたちの想いが写真を通してこの会場に届いているんだな、そんなことを感じながら一つ一つの作品を見ていました。
なぜ私が全体の空間が気になったのかというと、現在愛・地球博に出展するパビリオンの展示を考えているからです。万博ではバングラデシュの豊かさという目に見えないものを伝えていこうとしているので、いつもどのような展示が良いのか頭を抱えてしまうのですが、今回の写真展を見て何もない空間でも人の想いが込められたものを飾るだけで素敵な空間に生まれ変わるということを実感しました。パビリオンに入った瞬間にバングラデシュの人々のぬくもりを感じられるような空間を作っていけたらと思っています。
(国内活動 図司)
2005年2月1日(火)「大忙し」

今年の2月は例年に比べ行事が多い。今週末の手工芸品フェア、わくわく写真展、来週は朝日社会福祉賞受賞式、ディスカッションフォーラム、その翌週は電通と日本NPOセンターとの協働で「NPOのための広報スキルアップセミナー」、全国社会福祉協議会主催の全国福祉教育セミナー、宮崎市での国際協力フェスティバルという3つの外部企画への講演などでの参加、そして最終週からバングラデシュ、ネパールでの年度末調整会議。一つ一つ丁寧に事に当たっていきたいが、体力が…。お酒は控えめにしないと。
スリランカとインドでの大津波の緊急救援活動も復興段階に入りつつあり、今日もスタッフの藤アと大橋代表理事がコロンボで現地NGOとの協議に当たっている。活動地ではバングラデシュで野党有力者の暗殺事件、ネパールではマオイストや学生団体による抗議活動と相変わらず治安状況が悪い。日本人駐在員や現地スタッフの身を案じつつ、何もないことを祈る毎日…。
(事務局長 坂口)
2005年1月19日(水)「記念多き月」

霜月。気が付けば半月が経とうとしている。恐ろしい。さて、この1月。多くの人は知らないだろうが、私にとってはなかなか記念多き月である。
記念1:シャプラに入ったのが1月5日。
しかも2001年とミレニアムな年に入社。千年に一度しかない年に入社なんてなかなかできないので密かに自慢である。
記念2:クラフトリンク南風、楽天市場にオープン。
これは最近で去年の1月14日のこと。フェアトレードとしてはネット販売はなかなか画期的な取り組みなのでかなり自慢。ただ、私以外のスタッフの汗と涙の結晶で運営されているので本当の自慢にはならないのが玉にキズ。
記念3:誕生日がある。
ベートーベンとスマップの香取慎吾と同じ誕生日。とりあえず自慢。
記念1と2は祝い忘れたんでとりあえず3だけは忘れまいと思うこの頃。いや、何かくれなんて言ってませんよ、いやいやいや。いやいやいや。
(クラフトリンク 勝井)
2005年1月15日(土)「手工芸品フェアを開催します!!」

現在、シャプラニールでは「インド洋大津波被災者救援活動」を実施しています。実は、スマトラ島沖大地震が起こった12/26(日)、東京事務所がその日から1/4(月)まで年末年始休暇であったため、何人かの担当スタッフが事務所に休日出勤。他のスタッフは年末年始の間、電話やメールにて状況を受ける日々でした。是非、緊急救援活動に対する皆様のご協力をよろしくお願い致します。
またシャプラニールでは、2月4日(金)〜6日(日)の3日間、東京・表参道にて「手工芸品フェア2005 針と糸のおくりもの〜南アジアの刺しゅうとアップリケ」を開催します。手工芸品フェアは2000年から実施しているイベントで、今年度はバングラデシュのノクシカタ、ネパールの刺しゅうとアップリケ、そしてインドのミラー刺しゅうという「南アジアの針仕事」を紹介&大販売会を行います。
しかも同日3日間、シャプラニールでは、手工芸品フェアの会場から徒歩4〜5分の同じ表参道にて「わくわく写真展〜子どもの瞳に映る世界〜」を開催します。
という事で現在、東京事務所では2つのイベントを控え慌しい雰囲気となっております。開催間近の来月初めには、特に担当者は準備でいっぱいいっぱいとなり、顔が引き吊っているかもしれませんね。
って、私もその担当者の一人でした・・・。(怖)皆様のご来場、お待ちしております。
(クラフトリンク 小嶋)
2005年1月8日(土)「あけましておめでとうございます」

あけましておめでとうございます。私は新年早々、風邪をひいてしまいました。みなさん体調など崩されていませんか。
さて、シャプラニールは、新年早々うれしい発表がありました。朝日新聞社の「朝日社会福祉賞」を受賞しました!いままでの地道な活動を評価されたものと喜んでいます。一方、年末に起きたスマトラ沖の大地震・大津波と災害に見舞われた方々が多くいらっしゃることを考えるとあまり新年お祝いムードにはあまりなれませんね。シャプラニールも年末から緊急救援活動を開始しています。それに伴い、駐在員が現地入りし、報告があがってきますので、ぜひ読んでください。また、東京事務所では募金呼びかけ、発送作業などで大忙しです。今日もたくさんのボランティアさんが来てくださり、みんなで発送作業をしています。今年も年明け早々、バタバタとしている東京事務所ですが、発送作業などのお手伝いをしてくださる方を、募集中です。いつでもどなたでも大歓迎です。お待ちしています。
2005年がみなさんにとって良い1年になりますように。
そして平和な災害のない1年になることを祈っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(広報財務 内山)
2004年12月22日(水)「見たまんまを枕元に据えて」

このところ、Kathmanduで過ごしています。インターンの海外研修のためです。Nepalといえばやはり名前の通り、棚田の風景の美しい「ヒマラヤの麓」をイメージするのですが、こういったまち中もシャプラニールにとっての大事な活動地域。南アジアがはじめてということもありますが、この地域をよく知るために、これまではよく歩き、そしてよくスケッチをとっています。
描いているうちに人が集まってきます。すぐ描きあがるわけではないので、立ち去る人も多いですが、中にはずっと観ていてくれる人があります。僕も「いいなぁと思うところしか描きません。そういった人はやはり、この風景のことについてよく知っている人だったり、あるいは同じようにとても好きだったり、またあるいは僕が描いたことによって再発見したりする人なのでしょう。もちろんそれで満足してしまうわけではありませんが、ずっと観ていてくれる人と過ごすこの時間は、「幸せだなぁ」と、そう思うものであります。
(海外活動 上原)
2004年12月11日(土)「○○プロジェクト」

現在、広報・財務グループでは次年度計画を立てるために、広報・財務グループのミッションの確認と業務内容の見直しを行っています。この作業を広報・財務グループでは“e-広財2プロジェクト”と名づけています。e-広財2プロジェクトのeは別にe-commerceとかデジタル関連で良く使われるelectronicのeではありません。発音の仕方は「いこうざい、こうざいプロジェクト」。もっと業務を「よくしていこうぜー、いこうぜ」とか「広報・財務グループ、もっと元気だしていこうぜー、こうぜー」といった“深〜い”意味合いが込められているのです!
広報財務グループでは、何かとプロジェクト名を付けたがります。例えば、“こめこめプロジェクト”。これは「心を込める」からきていますが、シャプラニールの会員の皆様に日頃の感謝の気持ちをどう伝えたらいいのか考えるプロジェクトです。具体的には、会員の皆様に送る手紙の一部にスタッフが一筆を添えて感謝を表すといったことを実践しています。来年はどんな名前のプロジェクトが誕生するのでしょうか。
(広報財務 秋庭)
2004年12月10日(金)「ジャンボ!ハバリヤコ?」

少し前のことになりますが、9月に2週間ほどケニアに行ってきました。一応研修という名目ですが、スワヒリ語のレッスンを受けたり、サファリツアーに行ったりと満喫してきました!私にとってケニアと言えば忘れられないのが、中学校の英語の教科書に出てきた、「ジャンボ!」と話すキマニとムカミという兄妹なのです。アフリカの事は何も知らなかったけれど、未知なぶんだけよけい興味がわいてなぜかこの兄妹の名前をずーっと覚えていたのです。そこで、今回お世話になったケニア人にこのことを話すと、キマニとムカミという名前はケニア最大のキクユ族のポピュラーな名前なんだそうです。「へぇー!『太郎』と『花子』みたいなもの?ふむふむ。」と感心したり、「でも、実際『花子』って名前にはあまり出会わないよなぁ」と自分でつっこんでみたり。たったそれだけのことなんだけど何か私とアフリカの距離がまた一歩縮まった気がしました。
シャプラも中学、高校の英語、社会などの教科書に載っているそうです(どんな風に載っているか知りたい方はこちら⇒)。いつかそれを見た子たちと一緒に活動することになるのかなー。そうなったら素敵!と思いをはせ、今日も事務所でせっせと働いています。
(タイトルの「ジャンボ」は「こんにちは」、「ハバリヤコ?」は「元気?」という意味です)
(広報財務 松下)
2004年11月27日(土)「あたたかいもの」

気持ちの良い秋っ晴が続いていて、なんだかうずうずしてきます。気がつけばもう11月で、私の「日産NPOラーニング奨学生」としてのインターンも終了の時期。こんなにも居心地のいい場所で、こんなにも刺激を受ける人たちと出会えた事を心から幸せだと思っています。お仕事の面ではたくさんご迷惑をおかけしました。そのたびに何度皆さんの笑顔に救われたことか分かりません。この場を借りて、感謝の気持ちを述べさせてください。どうもありがとうございました!皆さんから学んだことをどう活かすか、さて、これからが勝負ですね。
先週はとっても素敵なパーティーがありました。元スタッフと海外協力フォーラム実行委員の結婚パーティーです。さすがお二人のネットワーク、様々な民族衣装、芸達者さんが勢揃いでした。2人の半生をつづったショートフィルムあり、歌あり、演奏あり、フラメンコあり…。シャプラ芸能部幹事団の方々には「あっぱれ!」というほかありません。パーティーでのあるシーンが印象的です。新婦の肩から落ちかけていたショールを、そっと新郎が直しました。思わずにっこりしてしまう瞬間でした。
シャプラからはたくさんのあたたかいものが生まれますね。そんなシャプラが大好きです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
(国内活動 吉原)
2004年11月10日(水)「秋の週末☆発送大会第一弾っ!!」

事務所を飛び出して近所の戸山公園をお散歩したくなるような気持ちの良い秋っ晴れの日。そんな今日、午後から社会人や大学生の3名のボランティアさんがお手伝いに来て下さいました。さてさて、本日のお仕事は?
・・・ジャーン!今週末の「大〜発送大会っ」の準備です。つまり、5,000件強の発送先の宛名シールを1枚1枚封筒に貼っていくお仕事。一見簡単ですぐ出来そうな単純作業だけれど、これがなかなか時間がかかって、スタッフ・インターンだけでは到底週末まで間に合いきれません。ところが、3人のご協力のお影で、4時間の間に約4,500件分のシール貼りが完了し、このまま行けば18時までにすべてが終了する模様。こうやってボランティアさんの力強いご協力があって
こそ、私たちの活動が進んでいくことができています。本当に感謝でいっぱいです。そして、私にとってはこうやってお手伝い下さる方々と出会って、色んなお話ができることがこの仕事をしている楽しみの一つです。
ところで、この発送作業は今週末までずっと続きます。しかも、なんと来週にも3,000件強という発送大会第二段が控えているのです!「何かボランティアしてみたい」という方、「丁度週末は時間が空いている」という方などなど、30分間でも構わないのでお手伝いいただきたいなぁ思います。秋の週末、シャプラニール事務所で私たちと一緒にボランティアしませんか?
(広報財務 中村)
2004年11月5日(金)「裏キャラバン日記」

今年の全国キャラバンでは、前半ポリモールと北日本を一緒に旅して回った。北海道から山形、宮城、青森まで約10日間のスケジュールだ。現地から2名のスタッフを同時に招聘するのは今回初めての試み。特に食事について、イスラム教徒のサイフルは豚・魚介類がダメ、一方ポリモールはヒンズー教徒なので牛肉がダメ、と、二人が一緒に食事をする時には食べるものに対しての心配りがたいへんであった。
さて、キャラバンでの旅は行く先々の天候が悪く自称「雨男」のポリモールは、台風を2回も経験した。味覚の秋、それも北日本の旅で私は内心ワクワクしていたのだが、果たして彼が食べるものはあるだろうか…と不安であった。しかし、案ずるより…でかれは、特に焼き魚(秋刀魚・ほっけ・シシャモ・ニシン・サケ…)が気に入って、「バングラデシュでも魚はたくさん食べるが、こんなに色んな種類の魚をいっぺんに食べることは無い」と大喜びでした。そんな彼が食べれなかったのは「いくら」、生で食べることに抵抗があったようだ。この前半の10日間で2kg体重が増えたそうだ。そんな彼が、旅程中一番エキサイトしたのは「水族館」。熱帯魚やサメなどが水層で泳いでいるのを見て、カメラを忘れた彼は、しきりに後悔していた。
しかし、その後のキャラバンで、彼は長岡で今回の大地震に遭遇。逆に2Kgやせてしまったようだ。(長岡での様子についてはキャラバン日記をご覧下さい)
(事務局次長 筒井)
過去のスタッフ日記
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