シャプラニール=市民による海外協力の会
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2003年9月24日(水)「研修 in Thailand」
写真:タイ研修私はこのたび、FASID(国際開発高等教育機構)というところの主催する「若手実務者のための国際開発入門コース」に参加して、タイに研修に行ってきました。現地NGOのプロジェクトを見学したり国連機関を訪れたりした、忙しくも楽しい10日間でした。一緒にこの研修に参加した人たちは優秀で個性的な人たちばかりで、いろいろよい刺激を受けました。アジアの多くの国では、農村に住む人の多くがとても貧しく、生きるのに十分な収入が得られず、そのため多くの人が都市に出てスラムに住むようになっています。私が訪れたNGOのいくつかでは、どうやったら地方の小さな村が「生きていける場所・生きるに値する場所」になるのか、タイ人自身が智恵を絞って力を尽くしていました。企業とのコラボレーション、特産品のレベルアップ、自然資源の活用と保護など、そのアイディアと活動には本当に感動しました。シャプラニールが日々考えているのと同じように、タイのNGOも、自分たちは何をすべきなのか、どう動けば世の中にアピールするのか、どういう未来像を社会に提示していくべきなのか、等々、いろいろ考えています。「いい世の中にしたい」という熱い思いは、すべての国のあらゆる人の心にあるのだなぁと改めて感じ、嬉しく、そして力づけられる思いがしました。またこの研修旅行中、「シャプラニールのNGOカレッジに参加して…」「筒井さんには本当にお世話になって…」などの言葉を国際機関で働く人から聞き、長く着実に活動してきたシャプラニールの歴史を実感しました。いろいろ見て感じることができた、とてもいい研修プログラムでした。関係諸機関のご担当者様、来年もこのプログラムにどうかご予算をお願いします!!

(海外活動グループインターン 白井


2003年9月10日(水)「見えないリアリティ」
写真:気球に乗って先日無理やり休みを取って3泊4日の自然学校に行ってきた。富士山麓にあるホールアース自然学校はこの分野では草分け的存在でそこのマネージャーにはシャプラニールの評議員もしていただいているところだ。熱気球にカヤック、樹海に洞窟探検と盛りだくさんのメニュー。中でも初めての熱気球を楽しみにしていた。皆さん気球は何を燃やして飛ぶのかご存知だろうか?そう、情熱を燃やし夢を飛ばすんです。(パイロット君のお定まり文句らしい。ほんとはプロパンガスです。)とにかくまずは気球を立ち上げなくてはならない。参加者、スタッフ総出で大きな大きな球皮に熱風を送り込む作業は、風が吹いているとなかなか難しい。ナイロンの球皮に埋もれながらとにかく必死で押さえた。もっと手前を!後ろ走って!とパイロットが走り回って指示を出す。まるで自分がラグビーか何かの真剣勝負をしている気分になる。こうしてもくもくと立ち上がった虹色の風船を見ると、なんともいえない達成感がある。情熱を燃やすってのもんまんざらではないなと密かに思った。しかし勝負はこれからである。綱をつないで浮かばせる係留フライトでは、少しの風でも大きな影響を受ける。静かにじっと風の方向と強さを五感で感じてみる。今吹いている風がどこから来たか?数秒後の風の来し方と行く末は?新鮮な感覚だった。見えないものを見ようとすること。今まで「自分が空に浮かぶ」ことについて考えていたけれど、気球に乗るということは、つながっているはずの自然界のあらゆるものを感じ、見える形につなげ直すという作業だった。一番飛ばしやすい時間帯は海と陸の温度差の縮まる凪だ。日が暮れた海の向こうにまた風が吹いて、それを感じている人々がいて・・と発想をつなげていくとバングラデシュやネパールにもたどり着くはずだ。こんな風に自然学校と海外協力ワークショップのコラボが出来たらいいな。

(クラフトリンク担当 森田


2003年9月3日(水)「Power of People、阿波踊り」
写真:高円寺阿波踊り先週、高円寺で行われた阿波踊りをスタッフ6名で見に行った。高円寺の沿道は人で埋め尽くされ、夜店が軒を連ねている。そして「ちゃんかちゃんか、ちゃんかちゃんか」というお囃子の音が細い路地まで流れてくる。50以上の連(地域などで集まったグループ)が順番に道を練り歩いていく風景は圧巻だ。3歳ぐらいの子どもから年配の方までが年代や性別を超えて1つの連を作っている。たぶん生意気盛りの高校生も無心に踊っている。普段はスーツにネクタイで満員電車にいたら特に目立たないであろう男性もきらきらと光っている。全て私の想像だがいわゆる普通の人が輝いている瞬間だった。不況だ不況だ、暗い世の中だというけれど、人は本来、輝く力を持っている。老若男女が連帯して力を発揮することだってまだまだ出来る。そんなことを体で感じたら、ウルウルしてしまった。隣で見ていたスタッフと「泣けるよねえ」と言って手を取り合った。人の力、人が繋がる時に生まれるパワーを信じなさい、そう阿波踊りに教えられた夜だった。

(クラフトリンク担当 勝井


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