|
2003年8月20日(水)「豊かさの影には…」

7月末に久しぶりに一人で海釣りにいきました。伊豆の田子湾というところで、昔ネパールへ出発する前によく行ったところです。東京湾とか三浦半島に比べて水がとても澄んでいて、釣竿を垂れながらついついそのまま海に飛び込んで泳ぎたくなるような透明度です。ネパール関係で知り合った方の実家が田子にあるというので一泊、その方のお母さんが一人住まいをしている実家に泊らせて貰いました。とてもお元気な70歳位のお母さんで、夕食を頂いたあとに田子の昔と現在のお話を色々と聞かせていただきました。その中で考えさせられたのがダイビングの流行の話でした。昔は湾内の岩場でサザエがよくとれたものだったけど、ダイバーの初心者が毎週何百人とやってきて潜るようになり、海の底にサザエを見つけると皆それを取ってしまい、地元の漁師の収獲が激減しているとのことです。日本の豊かな生活の裏には途上国への影響があるように、都会人の趣味の裏には田舎への影響があるのだなと実感しました。サザエは既に打撃を受けてしまっていますが、あの水の透明度だけはいつまでも残っていて欲しいと思いました。
|