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「SARSは存在しない」、政府高官は主張

隣国でSARS患者が増加している中、ネパール政府はタトパニ周辺の国境と国際空港に限り、検査を厳しくすると述べた。
もしSARS患者が出た場合の対処のために、保健省はテクの感染病管理病院に隔離施設を設けた。
4月29日に始まったSAARC(地域協力のための南アジア連合)の大臣レベルの会議では、バングラデシュ、ブータン、インド、ネパール、モルジブ、パキスタン、スリランカの大臣、高官が出席し、SARSに対する共同的な対応を協議した。
一方、4月22日にSARSによって2歳半の子どもが死亡したと報じられたことに対し、伝染病管理部長は誤った報道であると遺憾の意を表明した。
同部長によると、「ネパールにはまだSARS発生の証拠となるものが出ていないのだから、パニックになる必要はない。しかし、保健省の高官に対し機敏で、SARSの兆候のあるひとに適切な治療を施せるように求めていく」とのこと。
政府はまた、トリビューバン国際空港と中国との国境近くのタトパニに特別検疫を設けた。
ネパールへの入国者は出発地と滞在期間などの詳細を記入しなければならない。その情報をもとに空港で部分的な検査が実施される。
保健省は国際空港でSARSの疑いがあると判断されたときのために、テク病院に4つのベッドを用意した。そしてまた、保健省はSARSについての報告のためのホットラインを設置するなど対応策をとっている。
(The Kathmandu Post 2003年4月27日)
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