|
チャンド首相が辞任

5月30日、ロケンドラ・バハドゥル・チャンド首相が、5月から続いていた主要5政党による王制および現政権に対する抗議活動等のプレッシャーを受ける形で辞任しました。
これを受けて主要政党側が全政党参加による政権を目指し次期首相としてCPN-UML(共産党)のマダヴ・クマル・ネパール党首を推薦していました。しかし、6月4日Rastriya
Prajatantra Party(RPP)のスルヤ・バハドゥール・タパ氏(75)がギャネンドラ国王により任命されました。
タパ氏はパンチャヤット時代に3度首相を務めているベテラン政治家で、今後各政党との協議の上組閣を行うとしていますが、ネパール氏を推していた主要政党側は今回の新首相任命には納得できないとして、組閣への協力拒否および抗議活動の継続を表明しています。
また、マオイストも今回の任命についてこれまでと何ら変わりないとして批判していますが、和平交渉については今後も継続するとの意向を示しています。政府側の和平交渉担当者が誰になるかについては現時点で見通しは立っていません。
(2003年6月5日 カトマンズ事務所)
|