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続く抗議活動

4月から始まった主要政党による抗議活動が一カ月を過ぎ、まだ続いている。これは2002年10月に国王が当時の首相を解任し自らの傀儡(かいらい)政権を立てたことに対し、憲法違反であり民主化の流れに反するとして各政党が合同で抗議しているもので、これまでも散発的にデモ行進や交通妨害などが実施されてきた。
しかし4月に入ってからはこうした抗議活動が毎日行われるようになり、警察が逮捕・拘禁といった過剰な制圧行動に出たこともあって時に投石や殴り合い、催涙弾の発射といった暴力的な事態となっている。
また噂ではあるが、この抗議行動に参加している政党支持者のうち2〜3割はマオイストが混じっており(マオイストは政党としてこの行動に参加はしていない)、抗議行動を過激な方向へ煽っているとの見方もある。
一連の活動は毎日ほぼ同時刻、同地域で実施され、それが市内中心部であることから交通や商業活動に大きな影響を及ぼしている。活動地域に位置する商店主たちが活動を続ける政党に対して、商業活動を妨害しないよう抗議するという一幕もあった。
私も先日仕事で移動中、学生が大学のキャンパス前でタイヤに火をつけ道路を封鎖している現場を通りかかり、やむを得ずタクシーを降りて歩き出した。ところが突然学生たちが付近にいた警察官にレンガを投げ始めたため、私も慌てて走って逃げなければならなかった。
長い間続くマオイストと政府の武力闘争に加え、政党の抗議活動もエスカレートしてきており、予断を許さない状況が続いている。
写真1
写真2
写真3 |
路上に座り込みデモンストレーションを行う政党支持者たち
デモ行進の際に放火された政府関係車両
キャンパスの前でタイヤに火をつけ道路封鎖する学生たち |
2004年5月7日
カトマンズ事務所長 小松豊明
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