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プレスリリース

『女性と貧困』を考えるシンポジウム開催

[2010年5月21日]
国際協力NGO・特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会(代表理事中田豊一、東京都新宿区)は、5月29日(土)に「『女性と貧困』を考える~日本とバングラデシュの現場から~」と題したミニ・シンポジウムを開催します。

日本でも「貧困」が社会問題として認知されるようになっています。しかし、「女性と貧困」に焦点を当てて語られることは多くありません。日本の働く女性の半数は雇用条件の不安定な非正社員であり、母子家庭の完全失業率の高さ(7.1%、一般家庭は3.9%)や平均所得の低さ(母子世帯当たり211万9,000円、全世帯平均は563万8,000円、高齢者世帯の平均所得301万9,000円)からも女性の貧困は子どもの貧困に直結していると言えます。このような構造は途上国でも同じです。特にひとり親家庭の母親は厳しい状況に置かれ、その子どもが児童労働に追い込まれるケースも少なくありません。

今回は練馬区の婦人保護施設で長く女性たちの支援に取り組んでこられた横田千代子氏をお招きし、シャプラニールのバングラデシュでの活動経験と合わせて、女性が貧困に陥らないため、また貧困から脱け出すためには何が必要なのかを支援する立場から考えます。

【登壇者および所属団体紹介】
日本での事例をいずみ寮横田千代子氏が、バングラデシュの事例をバングラデシュに4年の駐在経験がある藤岡恵美子が報告いたします。それぞれの報告の後、森田(当会・理事)のコーディネーションによりディスカッションを行います。

  • 横田千代子 氏(婦人保護施設 いずみ寮 施設長)
    いずみ寮は、1954年設立の婦人保護施設。社会福祉法人ベテスタ奉仕女母の家。さまざまな課題を抱え、社会の中での適応が困難になった女性たちに対し、日常生活の支援、就労支援、健康・栄養支援、余暇生活支援などを行う。利用者の「暮らしづくり」をテーマに、地域の人々との交流にも力を入れている。

  • 藤岡恵美子
    シャプラニール=市民による海外協力の会 国内活動グループ・チーフ。シャプラニールは、1972年設立の国際協力NGO。バングラデシュやネパールで、女性や子どもなど他の援助団体や行政から「取り残された人々」への支援を行う。家事使用人として働く少女やストリートチルドレンの支援活動では、雇い主や地域住民への働きかけを行い、当事者による地域での問題解決を支援している。

  • 森田恵(コーディネーター)
    シャプラニール=市民による海外協力の会 理事
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