全国キャラバン同行記
20日から22日にかけて、現在展開中の全国キャラバンに同行。今回は年末に帰任した小嶋前ダッカ駐在員が「災害時に取り残される人々や地域」と題して、全国33箇所で講演会を行う。
全国キャラバンは、駐在員や現地スタッフが全国で活動の報告を行う企画として1983年に始まり、今年で25年目になる。この間、ほぼ、毎年実施してきた。受け入れは地域連絡会や市民グループ、労働組合や生協などさまざまで、クラフトの展示販売やカレーの試食、サリーの着付けなど趣向を凝らした企画をしてくださっている。
今回同行したのは、20日の関西地区の地域連絡会合同での企画(茨木市 右写真)と21日の地域の市民グループの合同企画(尼崎市)。
茨木市での企画は、クラフトの常設委託店でもあるカフェ・イーハさんを会場に地域連絡会の方や学生さんなど、25名近くが参加された。講演後には何とほとんどの方が質問されるなど熱心なやり取りができた。終了後はイーハさんお手製の料理で懇親会。楽しいひと時だった。
尼崎市での企画は、日頃、当会のスタディツアーの旅行企画をしてもらっているマイチケットさんが、阪神医療生協、特別養護老人ホーム園田苑、関西よつ葉連絡会の阪神産地直送センターに呼びかけて実現したもの。医療福祉、高齢者福祉、食の安全と分野が違う団体のコラボだったが、実は、当会の元現地スタッフと元ボランティアの夫婦が以前に働いていた団体と言う経緯もあっての受け入れだった。聞くところによると尼崎市も40%が海抜ゼロメートル地帯ということで、バングラデシュの状況とも通じるところがあり、30数名の参加者も熱心に小嶋の話を聞いてくださっていた。 ちなみにこの夫婦、今はダッカでゲストハウスと鍼灸の治療院を営んでいて、私たちも度々、利用させてもらっている。
21日の日中は時間が少し空いていたので、マイチケットの山田代表が普段から活動している釜ケ崎(あいりん地区)の炊き出しの活動を見学。日本最大の日雇い労働者の町で30年以上に渡って炊き出しを続けている「釜ケ崎炊き出しの会」代表のいながきひろしさんからもお話を聞くことができた。シャプラニールがバングラデシュで取り組んでいるストリートチルドレンの支援活動にも通ずるものがあり、いろいろと考えさせられた。小嶋にとっても全国を回る上で学びが大きかったようだ。