| 停電の友 |
2月1日から一日8時間停電が始まっているということを書き忘れていた。朝昼晩、3時間半から4時間の停電が2回あるので、なかなか大変である。
夜に停電時間がぶつかると出来ることは限られてしまう。去年まではインターネットなどをして過ごしてきたが、3,4時間停電するとバッテリーがもたなかったり、インターネットをすること自体に飽きてしまったり…。そこで今年はラジオを停電の友に仲間に加えてみた。短波、中波、長波、FMが受信できる立派な日本某ブランドラジオである。 <写真:ある山のなかで。ラジオカバーを見るとどれだけ大切にされているか判る>
いくつあるのか知らないがネパールにはコミュニティラジオ局がたくさんある。全国をカバーする局ももちろんある。ニュース、音楽、文学や科学、子どもから大人まで幅広い対象に様々な情報を届ける役割を果たしているのである。
おもしろいなと思ったのが社会的メッセージの強い番組が多いこと。女性や子ども、マイノリティの人権についてや4月に予定されている制憲議会選挙のこと、健康などなど国連やNGOが作成した番組もあって、ネパールの今を反映しているのだなあと感じる。ほとんどの場合寸劇を交えた構成になっているのがまた面白い。村の人に身近な設定で問題提起をするので「あー、こういう事あるある」と引き付けて考えられるようになっているのだろう。
ネパールのどこかの村で私が聞いている番組に耳を傾けている人たちがいる、ということを感じられるラジオが私の最近のお気に入りである。
| 投稿者:
藤崎
日 時: 20:28 | パーマリンク |

ネパールに2006年2月より赴任。よろしくお願いします。
最近になって歴史小説を読むようになった。ダッカ駐在半ばからなのでそれでも4年くらいになるだろうか。封建的な制度の残るネパールの生活と重なる部分も多く、停電中にろうそくの光で食事をしていたりすると、小説の1シーンになったような気がしなくも、なくもない。


