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      <title>藤岡駐在員のブログ</title>
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      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
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         <title>SIDRから1年</title>
         <description><![CDATA[昨日11月15日は、巨大サイクロンSIDRがバングラデシュを襲って大きな被害が出た日からちょうど1年。この日は各地で追悼行事が行われたようですが、私たちが現地NGOのJJSと協力して復興支援活動を実施中のバゲルハット県ショロンコラ郡サウスカリ・ユニオンでも記念式典が行われました。この式典はSIDRで亡くなった人たちの追悼と被災後この1年を懸命に生きてきた人たちの勇気づけのため、復興支援活動の一環として企画したもの。地域行政との共催です。

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式典冒頭で追悼の祈りをささげる人たち。女性たちは男性の後ろの別の場所で祈っています。会場はサウスカリ・ユニオンのトファルバリ・カレッジの校庭。

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式典では、郡やユニオンなどの地域行政の代表者や会場となったカレッジの先生など数人がスピーチをしましたが、その人たちも家族の誰かを亡くした人が多く、1年前のことを振り返って話しながら声を詰まらせる人も少なくありませんでした。上の写真は最後に話をしたサウスカリ・ユニオンのチェアマン。彼自身、SIDRで18人もの家族・親族を亡くされたとあって、スピーチの後半は振り絞るような涙声でした。参加者の中にも話を聞きながら目元を拭う人たちの姿がありました。

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スピーチに耳を傾ける人たち。

私もステージの上にいてスピーチの順番が回ってきたので、昨年のSIDRのあと、日本でも多くの方々が募金を寄せてくださったこと、今も「SIDRで被災した人たちはどうしていますか」と声をかけてくれる人たちがいることなどを話しました。皆さん頷きながら聞いてくれました。

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午後は一転して文化プログラム。JJSが、クルナ郊外のルプシャで長年育ててきた若者たちによる劇団が、SIDRをテーマにしたオリジナルの歌や劇を披露しました。

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SIDRが通り過ぎた日の翌朝を表現したシーン。SIDRが襲った夜に暴風雨と高潮の水が押し寄せ、人々が逃げ惑うシーンでは、観衆の中に感情を高ぶらせて、「そうだ、あのとき木につかまって生き延びたんだ！」と叫んだ男性もいました。

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劇に見入る人たち。私たちが復興支援活動を実施しているボクルトラ村の子どもたち、若者たちもたくさん参加しました。中央あたりにいるのは最近組織したボクルトラ村の少女グループのメンバーたち。

この後、前日までに行われた高校生の作文コンテストや就学前の子どもたちのお絵かきコンテストの優秀者の表彰と記念品贈呈も行われました。

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会場の一角ではSIDR直後の写真の展示も。

SIDR被災地域の中でももっとも被害が大きかった場所のひとつ、サウスカリ・ユニオン。復興にはまだ時間がかかると思いますが、この日集まって劇に興じていた子どもたち・若者たちの目の輝きに希望を感じました。
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         <category>サイクロン</category>
         <pubDate>Sun, 16 Nov 2008 22:49:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>え？選挙の日は携帯使えないの？</title>
         <description><![CDATA[昨日選挙管理委員会のメンバーが昨日語ったところによると、バングラデシュ総選挙が行われる予定の12月18日、選挙が公正に行われ、よけいな「影響」が及ぼされるのを防ぐため、朝から夕方まで携帯のネットワークが止められるようです。→<a href="http://www.bdnews24.com/details.php?cid=2&id=67829">bdnews24.com</a>

そんなのってアリ？人の生活は選挙だけじゃないんだぞ。その日に急病人が出るかもしれないし、事故にあって緊急連絡する必要が生じるかもしれないし、困るじゃないか？

昨年、ダッカ大学に端を発した学生たちの軍への抗議デモが広がったときも、携帯のネットワークが急に閉鎖されました。一方、暫定政権発足丸1年の日にはなんだかよくわからない祝賀メッセージのようなのが携帯に一斉配信されました。

携帯のネットワークを当たり前のように操作する政府。非常事態宣言下にあるってのはそういうことなのか、とあらためて「国民の基本的な権利が保障されていない状態」にあることを思い出します。一方でそれだけバングラデシュ国内で携帯電話の影響力が大きくなっているんだな、ということも感じます。

選挙日に携帯が使えないことになると日本や世界各国からみえる選挙監視団の皆さんも当日不便でしょうね。みんなが反発して取り下げられるといいですが。]]></description>
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         <category>社会</category>
         <pubDate>Sat, 08 Nov 2008 20:16:52 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>時代が動いていく</title>
         <description>11月第1週、アメリカの選挙ではオバマが勝利し、バングラデシュでも総選挙に向けて様々な動きがあり、と世の中は大きく動いてるんですが、私のブログが滞ってるのはこのところいささかバテ気味のため。この間覗いてくださった皆さんスミマセン。今日のブログもまとまりのない独り言です。

ただでさえ忙しい第3四半期に2度のイード休みが入ってしまったおかげで、間の11月はほとんど休みなし、出張も多くてバタバタしています。12月はイード休みと選挙であんまり仕事にならなさそうだし...。年に2回あるイード休みの間隔がもうちょっと離れててくれたらいいのになあ、といつも思います。

オバマ勝利の報道が世界に流れた選挙翌日の5日も、泊りがけで農村出張だったのでシカゴでの歴史的勝利演説をテレビで見そびれました。でも演説の全文がバングラデシュの英字紙にも載ったので、出張から帰った夜、冷蔵庫から貴重な缶ビールを取り出し、初のアフリカン・アメリカンの米大統領誕生にひとり乾杯しながら&quot;Yes, we can&quot;が繰り返されるシンプルで力強い演説の文章を音読してみました。ほんとに易しい英語でわかりやすくてすっと頭に入りますね。いい演説ってそうなんでしょうね。

オバマが大統領になってアメリカは、世界は変わるでしょうか？

平和を愛するバングラデシュの知識人でも名前にフセインとかモハマドが入ってるだけでアメリカ渡航ビザが取りにくい、という状況は変わるでしょうか？オバマ自身もバラック・フセイン・オバマですもんね。

自身はクリスチャンだけれどケニア人でイスラム教徒だった父の子に生まれ、小学生時代の数年をジャカルタで過ごしたオバマ。ムスリムの幼なじみもいるでしょうね。イスラム教徒とみればテロリストと決めつけるような傾向が強かった近年のアメリカ、少しは変わるでしょうか？

ケニア人とインドネシア人の父を持つ息子と娘を育てたオバマの母はシングルマザーとしてずいぶん苦労したことでしょう。シングルマザーに優しいアメリカになるでしょうか？

イラクは、アフガニスタンは、どうなるでしょうか。根拠のほとんどない疑惑をもとに攻撃をしかけ、つつましく暮らす普通の人たちの生活をめちゃくちゃにし、膨大な金や人材を戦争につぎ込むアメリカは変わるでしょうか？

黒人の貧しい若者が次々と甘い言葉でリクルートされ、戦場に送られる状況は変わるでしょうか？

変わってほしい、変えてほしい。この「変化ムード」の波に乗って日本も変われるでしょうか？

今日You tubeでオバマのシカゴの演説をダウンロードして見たんですが、まあダッカのネットの速度じゃダウンロードに時間がかかること。とほほ遅すぎるよ。

そんな中、ネットサーフィン中に筑紫哲也さん死去のニュースに触れショック。筑紫さんのニュース23で見た、様々な時代の局面が思い出されます。

時は容赦なく流れ、時代は変わっていく。人の命は短い。全力で仕事ができる働き盛りの時期はもっと短い。そんな想いにしばしふけっていました。</description>
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         <category>ひとり言</category>
         <pubDate>Sat, 08 Nov 2008 17:37:45 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>台風一過</title>
         <description><![CDATA[今日のダッカは台風一過ならぬサイクロン一過でよく晴れています。心配したサイクロンReshmiは昨日上陸するとすぐ勢力が弱まり、それほど被害ももたらさず北に抜けました<a href="http://www.thedailystar.net/story.php?nid=60723">（Daily Star紙関連記事）</a>が、それでも死者は6名。うち3名は３つの大河が合流してベンガル湾に注ぐ河口にある大きな島、ボラ島で被害にあっています。バングラデシュは粗末な家に住む人が多く、また地盤がゆるくて木が倒れやすいので、家が潰れたり、倒木の下敷きになったりして、たいしたことのないサイクロンでも死者が出てしまう状況。被害に遭うのはやはりお年寄りや子どもが多いようです。

私たちが復興支援を行っているサウスカリ・ユニオンでは、今回はバレッショル川の水がなんとか溢れずにすんだのでほっとしましたが、昨年のSIDR襲来でこわれた堤防の修復を政府がやるやるといって未だに何もやっていないので、もっと大きなサイクロンが来たら大変です。

11月15日はSIDRから丸1年。その日の前後には私たちの復興支援の活動地でも、亡くなった人の追悼やサイクロンについてのディスカッション、子どもたちのお絵かき大会、高校生の作文コンテスト、演劇などの記念行事を行う予定にしています。

今年もまだサイクロン・シーズンはこれから。油断はできません。]]></description>
         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/10/post_263.html</link>
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         <category>サイクロン</category>
         <pubDate>Tue, 28 Oct 2008 16:47:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>サイクロンReshmi</title>
         <description>金曜の午後からバングラデシュに雨を降らせていたベンガル湾上で発生した低気圧が、昨日サイクロンに発展してReshmiと名づけられ今朝クルナ-ボリシャル沿岸部を通過しました。

Sidrほどの規模ではなかったものの、私たちが復興支援活動を実施しているバゲルハット県ショロンコラ郡のサウスカリ・ユニオンでも人々は昨夜２時ごろからサイクロン・シェルターに避難。Sidr襲来時に高潮で水が溢れたバレッショル川の水位も、今朝の時点で堤防の高さぎりぎりまで来ていたということです。

サイクロンが同じ場所にしばらくとどまったりするとさらに大きな被害が出る恐れがあったのですが、すでにReshmiは上陸後勢力を弱め、低気圧となってダッカ方面に抜けたということです。ダッカでは今もどんより曇っていますが、風もほとんどなく雨も降っていません。

サウスカリの状況は復興支援実施中のパートナー団体JJSからのアップデート情報を待っています。昨夜は現地事務所の一階の備品などをすべて二階に避難したということでした。

英字紙Daily Starインターネット版の速報によれば、２名死者が出たとありますが、どの地域とは書かれていません。作物や家畜の被害も気になります。被害状況の全体像がわかるのは明日になってしまいそうです。</description>
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         <category>サイクロン</category>
         <pubDate>Mon, 27 Oct 2008 17:37:23 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>ポイラ高齢者の集い</title>
         <description><![CDATA[10月1日は国際高齢者デー（International Day of Older Persons）。シャプラニールはマニックゴンジ県で活動するパートナー団体、STEPと協働して、3年ほど前から毎年この日にちなんで高齢者の集いを開催しています。今年は10月前半にイスラム教のイード休みやヒンドゥー教のドゥルガー・プジャ休みが続いたので、ちょっと遅れて10月20日の開催となりました。

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写真はポイラ事務所の庭にテントを張った会場に集まったお年寄りたち。150人ぐらいはいたでしょうか。前のほうに女性たち、後ろのほうに男性たちが座っています。おばあちゃん優勢。

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ポイラ事務所近くのテロスリー村の少女グループのメンバーも、お年寄りに「国際高齢者デー　STEP高齢者集会」と書かれたキャップをかぶせてあげたり、参加者名簿をつくったり、ボランティアとして甲斐甲斐しくお手伝い。

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集いはまず、「国際高齢者デー」と書かれた垂れ幕を持っての行進からスタート。ポイラ事務所から近所のテロスリー小学校までの短い距離の往復ですが、数十人のお年寄りが参加しました。この日は日中の最高気温が30度を超える暑さだったので、お年寄りにはなかなか厳しいものがありましたが、参加した人は楽しんでいたようです。歩くのがしんどい人は会場でお留守番。

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行進終了後は会場の前方に用意したマイクの前に披露したい芸がある人、話したいことがある人が次々と出てきて、文化プログラム開始。

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ハルモニウムを弾きながら自慢の喉を披露する人あり...

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訥々と語るおばあちゃんあり...

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昔、村芝居で鳴らしたというおじいさん二人による、迫力あるチャンバラ・シーンの披露あり...

ということで皆さんなかなか芸達者。その後、10数える間に短い紐を使っていくつ結び目をつくれるか？などというゲームも行われたりして、これら文化プログラムの参加者には賞品のコップが渡されました。

この集会には来賓として地域のエリートも参加。郡の行政のトップであるUNO（郡令）や郡の警察のトップなども訪れて参加者に挨拶しました。最近ギオール郡に配属されたUNOとは初めてお会いしましたが、彼は「皆さんを目の前にすると、故郷に残してきた老いた両親を思い出し、すぐにでも休みをとって故郷に帰りたい気持ちになります」とスピーチ。もったいぶったカタイ挨拶をする役人が多い中、なかなかハートのある人だな、と思いました。

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その後、参加者のうちとくに足が悪くて貧しい20人のお年寄りに杖の贈呈。写真で贈呈しているのは、そのハートのあるUNO氏です。

この杖の贈呈が終わるか終わらないうちから、なんとなく会場はざわざわ。立ち上がって事務所の建物内に移動する人たちが目立ちます。

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それはお医者さんが到着し、事務所の中で無料の健康診断が始まったため。時間もマンパワーも限りがあるので、簡単な診療と基本的な薬の処方しかできませんが、これを一番の目当てに来る人も多いのです。

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杖の贈呈が終わるとちょうどお昼。椅子を取り払い、ジュートの敷物の上に皆並んで座って、一緒にお昼ご飯です。この日のメニューはチキンカレーとじゃがいものカレー、そしてダール豆のスープ。200人分の昼食はポイラ事務所の調理スタッフ、ユスフが2人のアシスタントを使って朝の4時からがんばって用意したもの。

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ごく基本的なメニューではありましたが、味はなかなかのもので、来賓にも、参加したお年寄りたちにも好評でした。

朝10時過ぎから始まった集いは2時半ごろにはお開きとなり、その後、STEPが今年から行っている高齢者への巡回訪問の対象者2人を訪ねました。これまでは年に1度の高齢者集会を行うだけだったのですが、農村のお年寄りの困窮状態をみるにつけ、高齢者のための活動の必要性を感じ、今年から試験的に開始したものです。1年目は事務所から比較的近くに住んでいて困窮度合いが大きく、家族がいるお年寄り20人を選んで、STEPのスタッフが毎月家庭訪問しています。「家族がいるお年寄り」をまず選んだのは、STEPがお年寄りに直接サービス提供するというより、家族や地域の人々に働きかけてお年寄りの状況をよくしていく、というアプローチをとろうとしているからです。

この日訪問したのは2人ともバグディというヒンドゥーの被差別カーストのおばあさん。村の中でもとくに貧しいバグディであることに加え、高齢であること、夫に先立たれた「未亡人」であることで、さらに弱い立場におかれている人たちです。この村でもっとも弱い立場にある人、といってもいいかもしれません。

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最初に訪ねたクムディニさんは体調を崩して横になっていました。STEPのスタッフのシリンが「今日の集会に来てなかったから心配したのよ。でも今日は暑かったし体調が悪かったんなら無理に来ないのが正解だったわよ」と話しかけます。「行きたかったんだけど咳が止まらなくてね...」とクムディニさん。

クムディニさんの食事や身の回りの世話は同じ敷地内に住む次男一家がしています。少し経済状態のよい長男夫婦も同じ敷地の一番いい家に住んでいるのに、クムディニさんには知らんぷりだとか。次男の妻やその娘はクムディニさんをよく手伝っているそうで、夜トイレに行くときも孫娘がつきそっているそうです。トイレは盛り土した家の敷地の外側にあるので、そこに行くには土手をおりていかなければなりません。農村の夜、外は真っ暗です。夜中に用を足すことがお年寄りにとってはどれだけ大変か。

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次に訪問したのは同じくバグディのテニバラさん。この日は高齢者の集いでもらった杖を手に、新しいサリーをこざっぱりとまとって笑顔を見せてくれましたが、実は彼女は日頃はクムディニさんよりずっと辛い状況におかれています。

テニバラさんの息子夫婦はテニバラさんを非常に邪険に扱い、母屋の中に同居させず、軒先を囲っただけのスペースに住まわせているのです。実は去年の高齢者集会でもテニバラさんは杖をもらったのですが、その杖は息子が子どもをたたくのに使って折ってしまったとのこと。ひどい話です。

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3ヶ月ほど前からSTEPのスタッフが通うようになり、雨漏りし放題のテニバラさんの居場所についてなんとかするうように言い続けたため、かろうじて雨漏り防止のビニールシートが屋根にかけてあります。しかし、これからだんだん寒くなったら大変です。

テニバラさんに「ご飯はちゃんと食べられますか？」と尋ねたら、小さな声で「いいえ。粗相してしまうから食事はたくさんは食べられないの」という答えが返ってきて、胸が詰まりました。手足の指が縮んだように曲がってしまっているテニバラさんはひとりで歩いて用を足しにいくのは困難です。介助してくれる人がないために、サリーの中に排泄してしまうことも多く、そうすると息子夫婦はひどくなじるらしいのです。

母屋の中に入れず、軒先に寝かせているのも、「おもらしをして臭いから」ということなのでしょう。そうなることを恐れて、ろくに食事もとらずに我慢しているテニバラさんは本当に気の毒です。

まだ始まったばかりのSTEPの高齢者訪問ですが、毎月STEPのスタッフが様子を見に来て直接お年寄りと話をし、家族にもお年寄りの生活環境をよくするよう説得していく、という地道な活動の必要性を強く感じました。

それにしてもやっぱり身体の自由がきかないお年寄りにとっても、介助する家族にとっても一番切実なのはトイレですよね...。この地域は洪水常襲地なので、浸水したらますます大変です。大人用紙オムツなんてものはないですし。

ポイラ事務所に戻った後、STEPのスタッフたちと日本とバングラデシュのお年寄りの状況や家族の状況について雑談になりました。「日本では核家族がほとんどなんでしょう。お年寄りの世話は誰がしているの？」という質問にぐっと詰まりました。私も介護が必要な父を母にまかせてバングラデシュに来ているからです。私も、妹も、弟も両親とは同じ家で暮らしていない、と言うと「え、じゃあご両親だけなの？」と目を丸くするので、後ろめたい気持ちになりました。ちょくちょく一時帰国して様子を見に行ってはいるものの、日頃の父の介護は母にまかせっきりですから...。

日本の介護保険やケアマネジャー、デイケアセンターなどのシステムについて話すと、女性スタッフのひとりは「日本はいいねえ。バングラデシュの政府がそんなシステムをつくれるのはいったいいつの日になることか...」とため息。

大家族制度が壊れつつあるといわれるバングラデシュ。高齢者の困難はこれからますます深刻になっていくでしょう。日本に親をおいてバングラデシュくんだりまで来ている私にとっても、いろいろ考えさせられる1日でした。]]></description>
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         <category>農村での活動</category>
         <pubDate>Sat, 25 Oct 2008 18:01:36 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>生き残れボートレース</title>
         <description><![CDATA[ダッカに戻った14日、空港から家に着いてテレビをつけたら「チャンネル i」で名物レポーター＆ディレクターのシャイク・シラーズ氏がコタリパラからボートレースの中継をしていました。カヌーを長くしたような長いボートにはくじゃくなどのオブジェの飾りつけがされ、数十人の漕ぎ手の真ん中あたりには太鼓をたたきながらリズムを取る人が乗っていて、岸辺で声援を送る観客もたいへんな数。なかなかの盛り上がりです。

<img alt="B_0562A.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/B_0562A.jpg" width="320" height="149" />

この「ノウカ・バイチ」と呼ばれるボートレースはベンガル地域で伝統的に行われているお祭りのひとつで、雨期の後半にあたるベンガル暦のバッドロ月（8月中旬～9月中旬）からアシン月（9月中旬～10月中旬）の間に各地で行われます。今年は9月がまるまる断食月にあたっていたので、イード明けの今頃に実施されるところが多かったのかもしれません。（写真は<a href="http://banglapedia.search.com.bd/HT/B_0562.htm">バングラペディアのBoat Raceの項</a>から拝借したもの。だいぶ古い写真みたいですね）

英字紙Daily Starを購読すると週末についてくるStar Magazineの<a href="http://www.thedailystar.net/magazine/index.htm">今週の特集</a>もこの「ノウカ・バイチ」。クルナのルプシャ川で大規模に行われたボートレースの様子が写真入りでとりあげられています。ルプシャではここ2年ほど、携帯電話会社大手のバングラリンクがこのイベントのスポンサーになっているそう。

こういった伝統的なボートレースや村芝居などは以前はどこでも当たり前にみられたようですが、だんだんと姿を消しつつあります。シャプラニールの昔からの活動地のひとつであるマニックゴンジ県ギオール郡あたりも、かつてはさかんにボートレースやホース（馬）・レースが行われたといいますが、最近ではほとんどみられなくなってしまいました。クリショク・メラと呼ばれる収穫を終えた後の農民たちのお祭りも最近ではめっきり少なくなりました。

テレビなどの娯楽が増えたことや、稲作が乾期の灌漑稲作中心に変わって収穫を祝う時期がずれたことなど、いろいろ理由はあるようですが、伝統的なお祭りが廃れていくのはさびしいものです。そんな中で「チャンネルi」のシャイク・シラーズ氏はクリショク・メラやボートレースなど農民・漁民たちの間に伝わる無形の伝統文化の保存・復興にも熱心です。

長いボートに数十人が乗り込み、速さを競うボートレースはなかなか見応えがあり、観客も集まるので、いくつか今も盛んな地域があるようです。ルプシャのレースのボートは150-200フィートといいますから、45-60メートルもの長さ。それに70人が乗り込んで全力で漕ぐ様は相当な迫力でしょう。私もまだ生で見たことがないので、ぜひ目の前で見てみたいものだと思います。クルナのルプシャ川はサイクロンの緊急救援や復興支援でバゲルハット県に向かう途中、何度も渡った川。あそこでやってたんだなあ。見たかったなあ。

伝統的なお祭りが消え行くバングラデシュでせめて生き残ってほしい、ボートレース。バングラデシュから川や土の匂いがするお祭りがなくなってしまったら、つまりません。]]></description>
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         <category>文化</category>
         <pubDate>Sat, 18 Oct 2008 17:28:16 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>暑い10月</title>
         <description>10月の頭からイード休暇にあわせ、2週間ほど一時帰国して昨日ダッカに戻ってきました。帰国中の11日に行った報告会にいらしてくださった皆さま、ありがとうございました。

さて、金木犀の香りただよう秋の日本を楽しんでダッカに戻ってきたわけですが..空港から外に出るなり口から出た言葉は「うげー、まだこんな暑いのー」でした。家に帰るなり靴と靴下を脱ぎ捨てて室内用の愛用草履に履き替え、事務所に持っていく荷物をスーツケースから引っ張り出している間にもう汗だく。そのうち停電。「うげー、まだこんな停電してるのー。ぜんぜん変わってないじゃん」　まあ、たった2週間でそれほど気候が変わるはずもないのですが、日本の秋が爽やかだっただけに、つい...。

今も事務所では停電中。連日最高気温は32度、33度、という世界で、「戻る頃にはダッカもそろそろちょっと涼しくなってるかな」という期待は見事に裏切られました。朝晩はちょっと涼しくなったといえないこともないですが、それでも日本から持ち帰った「高温多湿を避け、常温で保存してください」と書いてある食べ物などはやっぱり冷蔵庫に入れています。

「ねー、この季節って昔からこんなに暑かったの？」と事務所のスタッフに聞いたら、「いやー、もうちょっと涼しかったと思うけど」との返事。やっぱり温暖化の影響なのか？「子どもの頃ドゥルガー・プジャ（先週でした）の休みのときは村でセーター着てた覚えがある」というスタッフも。でもそれは君がすごく寒がりな子どもだったからじゃないのか？村はダッカより涼しいとはいえ、いまセーターを着るなんて考えられん。

季節が後ろへ後ろへズレてしまい、冬が短くなった、と皆言っています。寒いのもいやだけど、あんまり暑いのが続くのもうんざり。早く涼しくなってほしい...。
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         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/10/10_3.html</link>
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         <category>気候、自然、環境</category>
         <pubDate>Wed, 15 Oct 2008 16:53:23 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>夜の事務所で</title>
         <description><![CDATA[今日はイード前の最終勤務日。すでに休みに入っている事務所も多いため、朝の通勤時も人通りは少なく、閑散とした雰囲気でした。

そんな中でも出勤してきたスタッフたちは（私も含め）、休暇前にやりかけの仕事を終わらせようといつになく黙々とがんばり、みんな夕方にはなんとかキリをつけて、「よいお休みをー」「イード・ムバーラク」などと言いながら、ひとりまたひとりと帰っていきました。

キリをつけられずにまだ事務所にいる私ひとり。ブログなんて書いてる場合じゃないんけど、ちょうどイフタールを食べて戻ってきたトゥトゥールがお茶を入れてくれたのでちょっと気分転換。

今日はプログラム・アシスタントのイルシャトの勤務最終日でもありました。イタリア外務省の奨学金に受かり、イタリアの大学で4ヶ月間「人類学と開発」について学ぶそう。本人は辞めたくなかったようですが、ダッカ事務所に勉強のための休職制度はないし（ゆくゆく作ろうという話はあります）、勤務してまだ2年ということもあり、勤務年数の長いベテランスタッフの手前など諸事情考えた結果、結局辞めて行ってもらうしかない、と判断したもの。若いだけに休職しても4ヶ月海外で勉強したあと、本当に戻ってくるかどうかもわからないですしね。もっと勉強しようという気になるかもしれないし、この経験を元にもっと給料やポジションのよい職場を探そうと思うかもしれないし。まあ仕方ない...。

<img alt="P1010608.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/P1010608.jpg" width="200" height="150" />

写真：イルシャト（中央）とダッカ事務所の女性スタッフたち。プログラムオフィサーのハビバ(右）、最近入ったアシスタント・アカウンツ・オフィサーのジョセフィン（左）もなかなか優秀。

断食月中なのでみんなでフェアウェル・ランチというわけにもいかなかったけれど、誰かが辞めるときにいつもそうするように、みんなでお金を出し合って（もちろん私が一番多めに）ちょっとしたプレゼントとお花を買い、一言ずつメッセージを伝え、事務所の前で記念撮影。すでに休みをとっていたスタッフ2人は参加できなかったけど。

<img alt="P1010607.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/P1010607.jpg" width="320" height="240" />

イルシャトは私が来てから採用したスタッフ。期待していたし、もうちょっと長くいてほしかったけんだけどね。でも若いうちに勉強するのもまたよし。4ヶ月といえども若いバングラデシュ女性が結婚1年の夫を置いて海外に勉強しにいくというのはなかなか勇気のいることでしょう。同居のお姑さんの理解も得られてよかったね。

まあがんばって行ってきなされ。身体に気をつけてしっかり勉強してくるべし。
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         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/09/post_260.html</link>
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         <category>よもやま話</category>
         <pubDate>Tue, 30 Sep 2008 21:34:15 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>もうすぐイード休み</title>
         <description><![CDATA[ラマダン月ももう残りわずか。バングラデシュの週末は金・土ですが、今週末はそれにショベ・カダールというイスラム教の祝日（今日がそれ）が加わって、3連休です。明日からあと2日出勤すれば待ちに待ったイード休み！駐在員に夏休みはありませんから、ようやっと遅い夏休みがとれるようなものです。ダッカ事務所のスタッフも数人はすでに29、30と有給をとってこの連休から帰省しています。ダッカから農村部へ向かう帰省ラッシュも金曜日から始まっていて、前回写真でご紹介したショドル・ガットのローンチ乗り場や駅、バスターミナルなどは大混雑している模様です。

3連休とはいえ、私はこのイード休み中に一時帰国することもあって、休み前にあれもやらなきゃこれもやらなきゃと「連休中に家で片付ける仕事リスト」はすごいことになってます。おとといから家でずっとパソコンの前に座ってはいるものの、こうやってブログを書いたり、気を散らしてばかりでちっとも仕事が進みません。ヤバイぞこれは。

インターネットは便利だけど、気を散らすようなものがいろいろ見れちゃうのが困ったところ。もうすぐ一時帰国だと思うと、実家の近くのウナギ屋のサイトだの、箱根の温泉旅館のサイトだの、真鶴の寿司屋のサイトだの、帰ったら見ようかと思ってる映画のサイトだの、ダッカに持って帰るための本を注文しにアマゾンのサイトだの...といろいろ見てる間にああっ今日ももう昼になっちゃう。仕事せんか仕事を。ボカボカ（自分の頭をたたく音）という状況。いかん。

手弁当で村に住み込んでいた昔の駐在員に比べれば、ダッカのフラットに住む私たち現在の駐在員の生活は極楽みたいなもんですが、それでも数ヶ月ぶりに家族に会えるし（私は単身赴任）、入浴剤を入れたお風呂に入れる！（ダッカの家に浴槽はない）とか、生ビールが飲める！（缶ビールは入手可能だが生はない）とか、日本の秋が楽しめる！（ダッカはまだ暑い）とか、おいしいお寿司やお刺身が食べられる！（ダッカに食べさせる店がまったくないわけじゃないがやっぱり...)とかいうのはとっても楽しみです。生卵を炊きたてのご飯にかけて食べたい！（ダッカの卵は生で食べたら危険）...とか、柿が食べたい（ダッカに柿はない）、とか、我ながら他愛ない望みもあったりして。ユッケとかもええなあ。あと枇杷とか。

ただし、10日～2週間程度の帰国でも、一度このダッカ仕事モードから離れて日本でホケッとすると、戻ってきたときになんというかスピードが鈍るんですよね。元のアタマに戻ってフルにエンジンがかかるまで3日～1週間ぐらいかかってしまいます。それが困ったところ。任期が終わって帰国したときは脱力してボケないかと今から心配...。そのときは全国キャラバンがあるから大丈夫か？

一時帰国中の11日（土）の午後に、「ダッカで家事使用人として働く少女支援事業」について<a href="http://www.shaplaneer.org/event/fujioka0809.htm">報告会</a>をします。お時間のある方はぜひいらしてくださいね。場所は早稲田奉仕園です。（ってその準備を今しないといけないんですけど。自分にプレッシャーをかけてがんばる作戦。）

さて今日こそちゃんと仕事するぞ。明日、あさってもがんばろう...。あと2日...。
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         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/09/post_259.html</link>
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         <category>ひとり言</category>
         <pubDate>Sun, 28 Sep 2008 13:46:44 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ショドルガットの風景</title>
         <description><![CDATA[今週久しぶりにショドル・ガットに行ったので、写真をご紹介。ショドル・ガットはオールドダッカを流れるブリゴンガ川に面した港、というか船着場です。

<img alt="P1000895.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/P1000895.jpg" width="320" height="240" />

向こう岸に渡るには、こんなごちゃっとした船着き場から渡し舟（ノウカ）に乗ります。

<img alt="P1000897.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/P1000897.jpg" width="320" height="240" />

左に停泊中の船はボリシャル方面行きのローンチ。

<img alt="P1000898.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/P1000898.jpg" width="320" height="240" />

ノウカを漕ぐのは力仕事。日差しが強いので傘をさして乗ってる人が多いです。

<img alt="P1000903.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/P1000903.jpg" width="320" height="240" />

ちょっとお兄さん、あなたを撮ろうとしてたんじゃありませんてば。

<img alt="P1000904.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/P1000904.jpg" width="320" height="240" />

向こう岸は衣料品の問屋街。

<img alt="P1000909.jpg" src="http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/P1000909.jpg" width="320" height="240" />

問屋から衣料品を運ぶ人たち。この服たちはどこで売られるのかな。

今回のショドル・ガット訪問はここで行われているストリートチルドレンのための青空教室（これはシャプラニールのプロジェクトではありませんが、パートナー団体のオポロジェヨ・バングラデシュが独自に実施しているもの）の子どもたちへのインタビューが目的でした。

そのとき同行した内山駐在員がせっせと子どもたちの写真を撮っていたんですが、痛恨のコピーミスで消えてしまったそう（事務所で「ああっ消えた！」という声と共に内山さん机に突っ伏してました）。うーん、残念だったね、内山さん。元広報担当もたまにはね（笑）。猿も木から落ちる、ということで。

このときのインタビューのことなどはまた別途書きます。
]]></description>
         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/09/post_258.html</link>
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         <category>よもやま話</category>
         <pubDate>Fri, 26 Sep 2008 16:44:42 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>カレダ・ジア前首相仮釈放</title>
         <description>日本でもテレビニュースなどで報道されたようですが、おととい11日、汚職事件で拘留されていた前与党BNPの党首カレダ・ジア前首相が仮釈放されました。昨年9月に逮捕されてから1年ぶり。自由の身になったジア前首相は党事務所のバルコニーから支持者の声援に応え、夫の故ジアウル・ラーマン元大統領の墓に詣で、入院中の長男でBNP幹事長のタリク・ラーマンを見舞い、母と息子の病室での再会や涙するジア前首相の様子が報道されました。母との再会を果たした息子タリクは治療のためロンドンへ行き、当分政治からは遠ざかるとのこと。

カレダ・ジア前首相の長年のライバル、アワミ連盟の党首シェイク・ハシナ元首相も、病気治療のためひと足先に6月に仮釈放され、今はアメリカに滞在中です。近いうちに帰ってくるという話。

今朝の新聞によれば、ジア前首相は「党内から悪い要素を廃し、シェイク・ハシナ元首相と共に公正な選挙に向けた話し合いのテーブルに着く」ことに同意した、とのこと。

非常事態宣言下、軍をバックにした暫定政権がバングラデシュを支配していたこの18ヶ月間、二大政党の2人の女性党首を国外に追い出そうとする動きや、グラミン銀行のユヌスさんが新党をつくろうとした動きなどいろいろあったけど、結局のところ、新たなリーダーも現れなかったし、二大政党なしには選挙も成立しないということで元の状態に戻ったような感じ。

汚職一掃を掲げていたこの暫定政権の期間中、いったい何が変わったんだろう？と思います。大物政治家はどんどん逮捕されたけど、結局一番の大物たちは出てきたし、巷の役所などの汚職はちょっとよくなっていたのは最初だけ。そのうち前よりもっと酷くなって元の木阿弥でした。そして公正な裁きもないまま逮捕された人は数万人に及び、治安部隊に命を奪われた人は少なくとも279人、と人権団体が発表しています。物価上昇は甚だしく、とくに食品の物価上昇率は12%以上。昨年から今年にかけてあらたに40万人が貧困線以下に落ちたと言われます。物価高騰は暫定政権のせいだけではなく、世界的な動きではあるけれど。

よかったことといえば何があるんだろう？思い出せるのはサイクロンSIDRの来襲時に軍がよく動いたこと、昨年の冬季灌漑米のシーズンの稲作促進策がそこそこ効果を現したことぐらいか...。ああ、そうか、選挙人名簿とIDカードの作成、というのがあった。これが現政権のやった仕事としては一番大きいですかね。これが出来る前は人によっては2つも3つもダブって投票権持ってたりして滅茶苦茶でしたもんね。

当地の新聞などもこの二大政党両党主仮釈放の動きを歓迎しています。これでやっと選挙ができる、と。結局暫定政権がやったことは最悪の事態を回避して約2年間、時間稼ぎをしたに過ぎなかったのか。これでテープを巻き戻すみたいに、2年前の状況に戻るのかな。

選挙後もあまり変化は期待できないけど、国民に選ばれたのでもない暫定政権が国を治め続けるのはもう限界が来ていると皆が感じています。とにかく平和裏に選挙を実現してもらいたい。そして選ばれた政党は痛い目にあったことを薬としてこれまでより賢い政治をしてもらいたいものです。

選挙実施予定の12月に向け、今後バングラデシュはどうなっていくのでしょう。あんまりぐちゃぐちゃになりませんように。</description>
         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/09/post_257.html</link>
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         <category>社会</category>
         <pubDate>Sat, 13 Sep 2008 14:46:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>残暑のラマダン</title>
         <description>日本の知人から「残暑お見舞い申し上げます」のメールが届きました。バングラデシュも長ーい残暑の中にあります。3月後半ぐらいから「夏」なので、もう半年ほど暑い夏が続いているわけですが、10月にかけて暑さの最後のもうひと山が来るので体力を温存しておかないといけません。

ちょうど今頃の時期というのは、長い夏の暑さでただでさえだんだんバテてくる時期なのですが、今年はちょうどそんな時期にラマダンが重なり、みんなよくやってるよなあ...と思います。2006年の自分のブログを見てみたら、ラマダンは9月後半から10月後半で、イフタールの時刻は5時40分前後でした。今日のイフタールは6時15分ごろなので、断食している人は一昨年より朝晩30分ずつ、計1時間は長く我慢していることになります。ラマダンはイスラム暦にもとづいていて、毎年10日ぐらいずつ前にずれていくので、今はだんだん日が長い時期に向かってズレつつあるわけです。

ダッカ事務所のスタッフの一人が胆石で近々手術すると言いつつ断食しています。（バングラデシュは暑さのせいか飲み水のせいか、胆石とか尿結石とか、「石」ができる人が多いです。これは長期滞在の日本人も同様）。「なんともない」と本人は言うのですが、この暑さの中、長時間水を飲まないでいて身体にいいわけないよなあ、と気になります。

そういう彼の目の前で悠々と食後のお茶を飲んでいる不信心者かつ非情な私。「目の前でワルイねえ」というと、「いや、これも欲望に負けず自分を節するための修行になるからいいんです。気にしないで飲んでください」とのこと。うーん、とても私には真似できません。</description>
         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/09/post_256.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Sun, 07 Sep 2008 17:09:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>6時10分の差し入れ</title>
         <description>夕方自宅でパソコンに向かい、会報の特集原稿書きに苦しんでいたら、ジリリン、と家のベルが鳴りました。出てみたら昨夜私が家に招きいれもせずに追い返してしてしまったお隣さんちのお手伝いさんが、お皿に乗せたイフタールを持って立っていました。ちょうど6時10分、あと数分で断食明けを知らせる日没のアザーンが聞こえる、そんな時間です。

私が住んでいるフラットは１フロアに向かい合わせで２軒ずつ、４世帯が入っているつくりで、うちの向かいの家が以前このブログにも書いたお手伝いの少女ナシマがいたアメリカ帰りの若いビジネスマン夫妻の家、今回のこのお隣さんは玄関を出て左の隣です。30代前半ぐらいのご夫婦と6歳、4歳、1歳の女の子3人。旦那さんはテキスタイル・デザイナー、奥さんのファテマは今のところ主婦だけど、いつかNGOで仕事をしたい、という気持ちを持ち続けている人です。きのう私が「明日も家で原稿書きしなきゃいけない」と言ったから、ファテマは気をつかってイフタールだけ届けてくれたようです。そういえばファテマはショベ・バーラトの日にも差し入れしてくれたんだった。

ファテマのイフタールは2種類の揚げ物とターメリックで黄色く色づけたご飯、豆、わずかにご飯でとろみをつけたダールのスープ。ピンクの花模様のお皿に乗せたイフタールはとてもきれいでおいしく（せっかくなのでアザーンが聞こえるのを待って食べました）、食べ終わってしまってから「写真を撮っておくんだった」と後悔。

しばらくしてから、洗ったお皿を返すのと一緒に、買い置きしていたりんごジュース1パックと絵が可愛いと思って前に買った「ラマダンの祝福」という英語の絵本を持ってお礼に行きました。玄関から玄関へは7歩の距離。

「ゆうべはごめん」と謝ったら、「そんなのいいのよー。うちの子がどうしてもあなたんちに行くんだってうるさかったもんだからね」と気さくなファテマ。ジュースと絵本を渡したら「こんなことしないでいいのに．．．」と言いつつ喜んでくれました。

ファテマのお連れあいも出てきて彼らの居間でお喋り。「今どんな仕事してるの？」と彼に聞かれて説明していたら、使用人として働く少女のプロジェクトに興味を持ってくれました。「何か女の子たちに手仕事を教えられるといいよね。ぼくはテキスタイル・デザイナーだから、役に立てることがあったら言ってね」と真っ直ぐこちらを見て言ってくれました。「夕方家にいるときはうちにイフタール食べにおいでよ。きっとだよ。」とファテマ。

ロクに家にもおらず、あまりつきあいのよくないガイジンの私に親切にしてくれる隣人たち。本当にありがとう。あなたの家庭にますます幸せが来ますように。</description>
         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/09/610.html</link>
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         <category>風物・習慣</category>
         <pubDate>Fri, 05 Sep 2008 22:30:36 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ラマダン4日目</title>
         <description>9月2日からラマダン（断食月）に入り、今日が最初の金曜日。本当だったら今頃バンドルボン出張に行っているはずだったのですが、この仕事の担当スタッフの家族が入院したため、急きょ延期に。実現していたら18日間連続勤務、その間週末を潰して2～4泊の出張3回、というヤケクソみたいなスケジュールになるところだったので（ってこういう日程を立ててるのは自分だけど）、家で休めてちょっとほっとしています。でもこれでバンドルボン行きが遠のいてしまったなあ．．．。

去年の今頃、「今回はきっと駐在中最後のラマダンだからちっとは断食してみるか．．．」などと書いていたのですが、なんのことはない、またラマダンが巡ってきました。この時期、夕方6時すぎごろウロウロしていると、住んでいるフラットの管理人さんやご近所さんも「イフタール（断食明けの食事）食べていきなさいよ～」と誘ってくれます。実にオープン。

昨夜、8時ごろひとりで夕食を作って食べていたら、「ジリリン」と家のベルの音がして、玄関に出たら同じフロアの家の小さな女の子が。ドアの隙間から家の中に入って来ようとします。その子のお母さんも一緒に来て、「今日イフタールの時間にいるかなと思ってベル押したんだけど帰ってなかったよね？うちの子あなたとお話したいんだって」と。

バングラデシュ人だったら疲れていようが、寝巻き姿だろうが、「どうぞどうぞ」と招きいれて、お茶のひとつも出したでしょう。ラマダン中なのだから尚さら好意的に。

でも、昨夜の私はダメでした。先週末もボリシャル出張で休んでなかったし、疲れて早くひとりで休みたかったんです。で、「ごめん、また今度．．．」と迷惑そうな顔をしてしまいました。

その後ひとしきり自己嫌悪。わたしゃーなんて冷たいんだ。せめて子どもには愛想のいい一言でもかけてあげるんだった．．．。でも東京育ちの私としては、ようやく明日は久々の休みという疲れた夜、寝巻き姿でテレビ見ながらご飯食べてるときに、自分のプライベートな領域にいきなり入って来られるのはやっぱり辛かったりします。余裕がある日ならいいんですけどね。

バングラデシュの人だったら、疲れてたって、玄関口で迷惑そうな顔なんかまずしないでしょう。寝巻き姿だろうがご近所さんなんだから気にせず、「まあ入ってよ～、こんな格好でごめんね～。今ご飯食べてたとこだけど」と招きいれるでしょう。

こういうとき、底抜けにオープンなバングラデシュの人たちのホスピタリティには到底、「かなわない．．．」と自分の度量の限界を感じます。
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         <link>http://www.shaplaneer.org/fujiokablog/2008/09/4_1.html</link>
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         <category>風物・習慣</category>
         <pubDate>Fri, 05 Sep 2008 19:14:43 +0900</pubDate>
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