タキ・マーチのボッタ
そういえば最近あまり食べ物の話を書いてませんでした。ベンガル料理といえばやっぱり魚!ですが、その中でも私が好きな料理の筆頭が「タキ・マーチのボッタ」です。ボッタというのは野菜や魚の身をすりつぶしてスパイスなどで味付けしてお団子状にしたもの。バングラデシュの家庭料理として馴染みの深いものです。
タキ・マーチっていうのは魚の名前です(マーチ=魚)。この魚は、頭が大きくて見た目もあまりよくなく、普通にそのままカレーに入れてもあんまり美味しくないらしいんですが、ボッタにすると美味しいんですよねー、これが。薬味と合わせてすり身にすると美味しいあたり、ちょっと鰯と共通するものがありますかねえ。

これです、タキ・マーチ。普通は生きたまま売ってます。この写真を撮るときも鍋から何匹も跳ねて飛び出してました。こいつの頭とハラワタを取ったやつを油で揚げて、その身をほぐしてすり身にして、玉ねぎと青唐辛子のみじん切りと混ぜ、少々のスパイスで調味してお団子にしたのがボッタです。
昨日から今日にかけて、パートナー団体のSTEPのポイラ事務所に行ってたんですが、彼らはタキ・マーチのボッタが私の好物だと知っているので、行くと何も言わなくても作ってくれます。(いやー気を遣わせてすまんね。)昨日のお昼に食べていつもながら旨いぞ~と幸せだったんですけど、料理の写真を撮るのを忘れました。食べるのに夢中で...。

井戸端で魚を切るポイラ事務所の料理人、ユスフ。手前のボールに入ってるのはべつの魚で、テラピア。魚を狙ってるわんこはポイラ事務所に今2匹いる子犬の強いほう、名前はトムです。(もう一匹はジェリーだって。どうしてバングラデシュ人が犬の名前をつけるといつもトムとジェリーなのか...)
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1998年から3年弱インドに住んだのをきっかけに南アジアとの縁ができ、引き寄せられるようにシャプラニールへ…。そして2005年5月からダッカへやってきました。最近の趣味は、そぞろ歩きを楽しむダッカ市民に混じり、サルワール・カミーズにスニーカーを履いて夕方の公園でウォーキングすること。バングラデシュの村や都市で今起こりつつある変化をなるべくコマメにお伝えしていきたいと思っています。どうぞよろしく。
5月半ばはリチュー(ライチ)の季節。原産は中国福建省だそうですが、バングラデシュでもすっかり季節の果物として定着しています。とくにマンゴーも有名なラッシャヒのものが美味しいと言われています。プルンとした果肉が甘く瑞々しいこの果物、楊貴妃も好きだったそうな。
...と思って、買ってきました。今年最初のリチュー。美味しそうでしょう?果物屋の兄ちゃんが、「ラッシャヒのリチューだよ、間違いなく全部甘いよ」というので買ってきたところ、確かに甘い。極上。品質は文句なし。んーーやっぱり初物はいいな。美味しいし、季節が感じられるし。
今年はマンゴーの生り年みたいで、ダッカ市内で見かけるマンゴーの木にも、青い実がいっぱい生っています。この季節の楽しみは、ダール豆のスープに青いマンゴーを入れて煮込んだもの。煮込まれて透明になったマンゴー、梅干並に酸っぱいですが、夏バテ防止に効果がありそう。我がダッカ事務所でも私が美味しい美味しいと言うせいか、3日続けてこれが出てきました。


