シャプラニール=市民による海外協力の会
シャプラニール=市民による海外協力kの会
english page 携帯 地図 サイトマップ 検索
シャプラニールについて

藤岡ダッカ事務所長のブログ1998年から3年弱インドに住んだのをきっかけに南アジアとの縁ができ、引き寄せられるようにシャプラニールへ…。そして2005年5月からダッカへやってきました。最近の趣味は、そぞろ歩きを楽しむダッカ市民に混じり、サルワール・カミーズにスニーカーを履いて夕方の公園でウォーキングすること。バングラデシュの村や都市で今起こりつつある変化をなるべくコマメにお伝えしていきたいと思っています。どうぞよろしく。

特定非営利活動法人
シャプラニール=
市民による海外協力の会(地図・住所
〒169-8611
東京都新宿区西早稲田2-3-1
早稲田奉仕園内
TEL:03-3202-7863
FAX:03-3202-4593
メールでのお問い合わせ

 

 
 

メイン

2009年02月02日

タキ・マーチのボッタ

そういえば最近あまり食べ物の話を書いてませんでした。ベンガル料理といえばやっぱり魚!ですが、その中でも私が好きな料理の筆頭が「タキ・マーチのボッタ」です。ボッタというのは野菜や魚の身をすりつぶしてスパイスなどで味付けしてお団子状にしたもの。バングラデシュの家庭料理として馴染みの深いものです。

タキ・マーチっていうのは魚の名前です(マーチ=魚)。この魚は、頭が大きくて見た目もあまりよくなく、普通にそのままカレーに入れてもあんまり美味しくないらしいんですが、ボッタにすると美味しいんですよねー、これが。薬味と合わせてすり身にすると美味しいあたり、ちょっと鰯と共通するものがありますかねえ。

P1010518.jpg

これです、タキ・マーチ。普通は生きたまま売ってます。この写真を撮るときも鍋から何匹も跳ねて飛び出してました。こいつの頭とハラワタを取ったやつを油で揚げて、その身をほぐしてすり身にして、玉ねぎと青唐辛子のみじん切りと混ぜ、少々のスパイスで調味してお団子にしたのがボッタです。

昨日から今日にかけて、パートナー団体のSTEPのポイラ事務所に行ってたんですが、彼らはタキ・マーチのボッタが私の好物だと知っているので、行くと何も言わなくても作ってくれます。(いやー気を遣わせてすまんね。)昨日のお昼に食べていつもながら旨いぞ~と幸せだったんですけど、料理の写真を撮るのを忘れました。食べるのに夢中で...。

P1010527.jpg

井戸端で魚を切るポイラ事務所の料理人、ユスフ。手前のボールに入ってるのはべつの魚で、テラピア。魚を狙ってるわんこはポイラ事務所に今2匹いる子犬の強いほう、名前はトムです。(もう一匹はジェリーだって。どうしてバングラデシュ人が犬の名前をつけるといつもトムとジェリーなのか...)


| | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年06月24日

止まらぬ食べもの談義

バングラデシュに赴任してきてすぐの頃、昼食をとりながら魚や野菜、果物の味や値段について、えんえんと熱心に語り合うダッカ事務所のスタッフたちを見て、「なんとまあこの人たちは飽きずに食べものの話ばかり毎日することよ」と思っていたものです。

しかし、滞在が3年を超え、その間平日は毎日事務所でベンガル料理を食べながらバングラデシュ人スタッフたちと世間話をする生活を続けていたら、私もすっかり「えんえんと熱心に食べものの話をする人」になってしまいました。そうなっていたことに今日気がつきました。

大使館やODA関係者、ビジネス関係者などダッカ在住の日本人の方々と夕食をご一緒する機会が時々あるのですが、今夜もそういった夕食会にお招きを受けていました。日本からみえたお客さんも交えての食事の席で、私がもっとも熱心に語っていたテーマはなんだったか。それは「今出回っているマンゴーの種類と味の違いの見分け方」というものでした。

あとになって「ああ、もうちょっとほかに話すべきことがあっただろうに...」と思うのですが、とくにマンゴーについては、「バングラデシュでマンゴーをこうして毎日食べられるのも今年のシーズンが最後かも...」という思いがあって、様々なマンゴーの個性をことさら心して味わい、市場価格にも目を光らせているので、つい語りたくなってしまうのですね。

そろそろシーズンが終わりかけているヒムシャゴルという赤みがかった果肉のマンゴーが私は大好きなんですが、そろそろこれに代わってラングラーという身が黄色くてクセの強い種類が旬になりつつあります。そのあと1個で1キロとか大きいのは2キロぐらいもあるフォジリーという種類が出てきます。(そのあともいろいろ続きます)

「藤岡さんて食べ物の話になると乗り出してくる人だよね~」と言われているかも(実際そうなんですが)。バングラデシュの人たちと世間話するきっかけとしては、食べ物の話題は階層問わずみんな乗ってくれるのでいいんですけどね。


| | コメント (8) | トラックバック (0)
2007年05月27日

暑い日・バテた日に美味しいお茶

おかげさまで、ヨレヨレ下痢状態を脱し、復活いたしました。今日は、事務所のお昼ご飯のベンガル料理(本日のメニュー:ごはん、オクラとじゃがいものバジ、鶏肉のトルカリ、ダール豆のスープ、キュウリとトマトの角切りサラダ)もしっかり食べております。

お腹をこわしている間は毎日ポカリスエットを飲んでいましたが、昨日治ってきたところで急にレモンティーが飲みたくなり、ちょっとひと工夫して以下のようなレモン・ミントティーをつくってみたら、身体にしみこむような美味しさでした。

元々これは、コルカタのドッキナパン・マーケットの中にあるダージリン・ティーのお店で飲んだお茶が美味しかったので、それを真似したものです。

日本ではまだ夏までは間がありますが、暑い日、すごーく喉が渇いた日、疲れてるときなどにおススメです。

<レモン・ミントティーの作り方>
①おいしいダージリン・ティーを入れる。
②レモン4分の1個を絞りいれる。
③砂糖、オレンジマーマレード各小さじ一杯を入れて混ぜる。
④ミントの葉を数枚入れる。

お茶はミルクティー用の粉茶より、お湯を注ぐとふわっと葉が開くようなちょっと高級なお茶のほうがおいしくできます。女性の身体にいいといわれるハイビスカス・ティーでこれをつくってもおいしいです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年05月20日

ライチの季節

P1020679.jpg5月半ばはリチュー(ライチ)の季節。原産は中国福建省だそうですが、バングラデシュでもすっかり季節の果物として定着しています。とくにマンゴーも有名なラッシャヒのものが美味しいと言われています。プルンとした果肉が甘く瑞々しいこの果物、楊貴妃も好きだったそうな。

日本でも缶詰などで食べられますが、やっぱり生のものは全然違います。暑い季節を乗り切るために、マンゴーやライチなどの南国の果物は何よりのご褒美。

マンゴーは種類も多くて比較的シーズンが長く続くのですが、ライチは旬の季節が短くて、2週間ほど。だから出たら高かろうがなんだろうがすぐ買ってこないといけません。

P1020680.jpg...と思って、買ってきました。今年最初のリチュー。美味しそうでしょう?果物屋の兄ちゃんが、「ラッシャヒのリチューだよ、間違いなく全部甘いよ」というので買ってきたところ、確かに甘い。極上。品質は文句なし。んーーやっぱり初物はいいな。美味しいし、季節が感じられるし。

しかし!100個と言って売ってたのに、洗いながら数えたら73個しかない。数が合わないじゃないかー。次に買いにいくときは文句言ってとことん値切るぞ!


| | コメント (5) | トラックバック (0)
2007年04月30日

青いマンゴーの季節

バングラデシュに来てすぐの頃、まだ家も決まらず、しばらく事務所の2階に住んでいました。事務所の向かい側の家には大きなマンゴーの木があり、この季節にはたくさん実をつけます。夕方ざーっとスコールが来ると、ベランダに出て涼みながら、青いマンゴーが雨に打たれるのを眺めていました。たまに雹が降ることもあり、空から落ちてくる氷の塊と青いマンゴーの取り合わせに、異国情緒を感じたものです。

あれからもう2年か。早いなあ...。

Image006.jpg今年はマンゴーの生り年みたいで、ダッカ市内で見かけるマンゴーの木にも、青い実がいっぱい生っています。この季節の楽しみは、ダール豆のスープに青いマンゴーを入れて煮込んだもの。煮込まれて透明になったマンゴー、梅干並に酸っぱいですが、夏バテ防止に効果がありそう。我がダッカ事務所でも私が美味しい美味しいと言うせいか、3日続けてこれが出てきました。

写真=青いマンゴー入りダールスープ。こんなアルミの器じゃあんまり美味しそうに見えない?みんながここからよそって食べたあとだしね...。

青いマンゴーは酸味が強く甘くありませんが、これをアチャールという漬物にしたり、唐辛子やにんにくと混ぜてサラダのようにして食べたり、といろいろな楽しみ方があります。とくに女の人が好きみたい。女性のほうが酸っぱいものが好きな人が多いんでしょうかね?

黄色く熟れた甘いマンゴーが食べられるのは、まだ1ヶ月は先かな。少しずつ大きくなっていく青いマンゴーを見ながら、楽しみにしています。


| | コメント (5) | トラックバック (0)
2006年06月28日

山羊と羊

きのうのダッカ事務所の昼ごはんは、いつものおばちゃんが作るカレーではなく、カッチビリヤニ(山羊肉の入った炒めご飯)とミシュティ・ドイ(甘いヨーグルト)とミシュティ(ベンガル風のお菓子)、というご馳走でした。

これは先日ここにも書いた、サイフルの娘さんとトゥトゥールの妹さんのSSC合格祝い。カッチビリヤニはサイフルから、ドイとミシュティはトゥトゥールからのおごりです。
おめでとう!そして来年受験のルフルの妹さんとポリモールの娘さんがんばってねー、などと皆口々に言いながら、ご馳走をいただきました。

山羊たち.jpg

山羊肉の入ったカッチビリヤニは、お祝いやお客さんをもてなすために出すリッチなご馳走。わが事務所でこのビリヤニを買うときは、たいてい近くの「ムスリム・ホテル」か「アンバラ・ホテル」のどちらかで買います。(バングラデシュではレストランの名前に「ホテル」がつくことが多いです)

どちらが美味しいかはスタッフの中でも意見が分かれ、アンバラ派がムスリム派よりやや優勢。ただしアンバラはすごく美味しいときとそうでもないときに少々ムラがあるそうですが...

シャプラニールの事務所と我が家の間にあるタウンホール・マーケットという市場には、毎日夕方になると写真のように何十匹もの山羊がひもでひとくくりにされて、「納品」されてきます。明日の朝には新鮮なお肉になる運命の山羊たち。心細そうに身体をくっつけ合っています。

山羊は私たちの農村のプロジェクト地でもよく飼われていますが、ときどき羊も見かけます。先日ポイラに行ってSTEPの事務所付近を散歩していたときは羊のほうが多く目についたので、一緒に歩いていた女性スタッフのシャティ(ポイラ出身)に「このへんは山羊より羊が多いね。何か理由があるの?」と聞いてみたところ...「そうね、このへんは牛飼ってる家が多いし、牛と一緒に飼うには羊のほうが山羊よりラクだからね」とのこと。
「え?なんで?どう違うの?」「山羊はね、牛と一緒の小屋には入りたがらないし、牛と一緒にいるのはダメなのね。だけど羊は牛と一緒でも大丈夫なの。だから牛と一緒に飼うには羊がラクなわけ。山羊だと牛係と山羊係がべつべつじゃないとダメだから。」

へえーーそうなのか。全然知らなかった...。

今手元にいい写真がなくて残念ですが、山羊と羊、どちらもかなりイカレた感じの目をしています。
今度アップの写真を撮ってお目にかけますね。


| | コメント (2) | トラックバック (0)
2006年05月31日

マンゴーの季節到来!

バングラデシュの市場や果物屋、そして路上にまで様々な果物があふれる季節がやってきました。ライチ、マンゴー、カタール(ジャックフルーツ)、パイナップルなど、熱帯のフルーツが今まっ盛りです。

これらの果物の中で私が一番すきなのはやっぱりマンゴー(ベンガル語ではアーム)。マンゴーにもいろんな種類がありますが、今は特に甘みが強くバングラデシュのマンゴーの中でもっとも美味しいと言われるラングラー・アームが出回る時季で、私の冷蔵庫には常にマンゴーがいくつか入っている状態。

果物やさん.jpg

以前住んだことのあるインドやインドネシアでもそうでしたが、果物屋さんはカラフルな果物を限られたスペースに実に魅力的に並べていて、見ているだけで楽しくなります。こういうお店での値段交渉は売るほうも買うほうも真剣。ベンガル語の初級の会話の教科書にも、「このパイナップルいくら?」「2個で50タカ」「それは高い。なんでそんなに高いの」「だってこれはシレットのパイナップルですから」なんて会話が出ているくらい。バングラデシュで暮らすためにはこれは基本的なライフスキルです。

パイナップルはシレット、マンゴーはラッシャヒが有名な産地です。下の写真は去年の7月、ラッシャヒのマンゴー園に行ったとき撮ったもの。この木になっているマンゴーは、フォジリー・アームと呼ばれ、1個が1キロぐらいにもなる巨大なもの。ラングラー・アームよりだいぶ後に出回る品種です。

ラッシャヒのマンゴー園.jpg


マンゴーはそのまま食べても、ジュースにしても、ヨーグルトなどと一緒に食べてもおいしいですが、ベンガル人はよく熟れたマンゴーをご飯と牛乳と混ぜて食べたりします。そんなことして美味しいの?と思いましたが、食べてみたらなるほどなかなかいけるデザートでした。

実は今の場所に移ってくる前のシャプラニールの昔のダッカ事務所にも、マンゴーの木とカタールの木があったそう。その建物はもう取り壊され、木も切られて、新しい高層アパートが建っています。今の事務所にもグアバの木とひ弱なパパイヤの木がありますが、収穫のほうはいまひとつ。

村のパートナー団体の事務所(元はシャプラニールの地域活動センター)にいったときに、敷地内で採れた果物を振舞ってもらうのが楽しみです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年05月22日

ダッカ事務所の昼ごはん

わがダッカ事務所には台所と小さな食堂があり、お料理を担当するスタッフもいて、昼ごはんはみんなそこで食べます。駐在員もプログラムオフィサーも運転手も雑用係も、スタッフはみんな一緒に同じものを食べる、というのはなかなかいいもんだと思っています。イスラム教徒は豚肉を食べないし、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べないので、メインのおかずはたいてい鶏肉か川魚。あとはきゅうりなどの生野菜とバジとよばれるカレー野菜いため、ごはん、ダール豆のスープ、というのが定番です。今のところの一食にかかる費用は28タカ(50円弱)ぐらい。

ダッカ事務所昼食風景.jpg

写真はちょっと前に撮ったものですが、この日のメニューはポトルと呼ばれるきゅうりの先をとがらせたような形の瓜とジャガイモのスライスのバジ、魚(イリッシュ?)、ポトルの皮をすりつぶして作ったボッタ(手前にみえる緑のおだんごのようなもの。ほろ苦くておいしい)、ごはんにダール、きゅうりの輪切り、というものです。

いつから使っているのか、かなり年期の入ったアルミのお皿にめいめいよそって、手で食べます(もちろん手は石鹸でよく洗う)。この食堂部分は元々あった建物の横につけたす形でつくったものなのですが、去年の雨季の終わりごろは、ブリキの屋根からの雨漏りがひどくて困りました。スタディツアーでみえる皆さんにここで食べていただくこともあるので、雨漏りはまずかろう、と屋根は修理し、今は大丈夫です。

昼食時の話題はいろいろですが、食べ物がらみの話がやっぱり多くなります。「この魚なに?」から始まって、どの魚をどんな風に料理するとおいしい、とか、最近は魚が減った、農薬のせいだ、とか、ライチが出回り始めたからきのう買おうと思ったけどまだ1キロ130タカもしたからやめた、とか、そんなことをガヤガヤと話しています。他愛もない話の中から、バングラデシュではつわり中の妊婦が食べたくなるもののひとつは干し魚なんだよ、干し魚って臭いんだけどね、とか、そんなちょっと面白い話も聞けたりします。

ダッカ事務所昼食風景2.jpg


以前日本に数日一時帰国して戻ってきたとき、お昼にムスリムのスタッフのひとりから、「アパ、日本にいる間一番せっせと食べたものは何だった?」と無邪気に聞かれ、一瞬つまり、「え、えーと魚かな。海の魚ね(笑)」とごまかしたことがありました。(実際私が日本で食べたのは、とんこつラーメンやカツ丼などの豚肉オンパレードでした)

毎日カレー食べてて飽きないの?とよく聞かれますが、幸いなことに私は全然飽きません。毎日お昼にベンガル料理を食べては、「いやー今日もおいしかった」と満足し、そうしてまた大柄になっていきます。

宮崎あおいさんと将さんのインドの写真集、ダッカ事務所にはまだ届かず見ていないのですが、華奢で色白なお二人の脇のほうに、なんだかえらくがっしりした女の人が写っているな、と思われたら、きっとそれは私です。とほほ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年05月18日

カタールの実が熟れる頃

ダッカ事務所では室内温度が30度を超えてもエアコンを入れずに扇風機だけでがんばっていたのですが、昨日からなんだかもわっと暑くなり、今日はついにエアコンを入れてしまいました。
(べつにエアコンがないわけじゃないんですが、入れると電気代が跳ね上がるのと、エアコン慣れしていないスタッフが風邪を引いたりするんです。)

去年は何月が一番暑かったかなあ、忘れちゃったなあ、と思いながら、ベンガル人スタッフにきいてみました。

カタールの木.jpg

「ダッカっていつ頃が一番暑いんだっけ?」

返ってきた答えは明快。

「カタールの実が熟れる頃が一番暑いんだよ」


カタールというのはジャックフルーツのこと。東南アジアなどでも見かける果物で、バングラデシュではこれが「国の果物」ということになっています。(「日本のナショナル・フルーツは何?と聞かれて答えられませんでした。そんなのあったっけ。)
実はかなり大きくて形もグロテスク。これがごろごろ木に成っている様はすごいです。
この写真は3日前に出張先のマニックゴンジ県で撮ったもの。


今はまだ実が大きくなってきたところで、本当に熟れるのはこれから。ということは、まだまだ暑さ本番はこれからなのね。

ちなみに、このカタールの実、割って中身を出すとこんなかんじです。とっても甘くておいしいですよ。しかも実の中にある大きな種は、ゆでて中身を食べると栗そっくりの味がするんです。

カタールの中身.jpg


「藤岡さんのブログって食べものの話が多いよね」と言われ、たしかにそうだと思いながら、また食べものカテゴリーの記事を増やしてしまいました。いやいや。


(2006年5月17日)


| | コメント (2) | トラックバック (1)
2006年04月26日

ジュートの葉っぱを食べてみよう!

先日イショルゴンジ出張に行ったら、畑にジュートの柔らかな新芽が出ていていい感じ。

ジュートの新芽.jpg

お、これはジュート食べ時のシーズン到来だな、と思いつつダッカに戻って買い物に行ったら、野菜の売り場にジュートの葉っぱが出ていました。
 
前に「駐在員日記」で紹介しましたが、ジュートとモロヘイヤは近い親戚。ジュートの葉はモロヘイヤよりは細長いのですが、茎や芽の感じなどよく似ています。
これから雨のシーズンを経て、ジュートは1メートルを超える高さまで大きく育っていきます。そうなってしまったら葉っぱはもう硬くなっておいしくないので、小さなうちが食べ時なのです。

ジュートの葉.jpg

買ってきたジュートの柔らかい葉の部分のみを摘み取って洗い、ゆでてお浸しにしてみました。
 
ジュートのお浸し.jpg


うん、おいしい!この粘る感じもモロヘイヤそっくり、というかほとんど同じ。
日本で売っているモロヘイヤ以上に美味しいかも。

よし、明日はジュートの葉のスープだ!

(2006年4月25日)

続きを読む "ジュートの葉っぱを食べてみよう!" »


| | コメント (2) | トラックバック (0)
2006年04月17日

ベンガル新年、おめでとう

おとといはベンガルの新年、「ポイラ・ボイシャキ」でした。
バングラデシュでは西暦の1月1日はまったくの平日。お祝いする人はほとんどいないし、職場も休みになりません。ベンガル人にとってのお正月は、ベンガル暦の新年にあたる4月14日なのです。

この日、女性たちは赤と白の華やかなサリーに身を包み、新年を祝います。
私にとってバングラデシュでベンガル新年を迎えるのは始めて。実は少し前から買い物に出るたび、「なんでどの店も赤と白のサリーやサロワール・カミーズばかりなんだろ。暑いんだからブルー系のほうが涼しげなのに」などと無知にも思っていたのです。

しかしこれは新年を迎える晴れ着だったのでした。紅白の衣装でお祝い、というのはなんとなく日本の感覚にも似ていますよね。

商売をしている人はこの日に新しい帳簿をおろすのが習慣で、借金の返済なども年の終わりに終え、すっきりしたところでお祝いする、というのが本来の慣わしだそう。借金や借り物は年を越さずに返さないと、という感覚もなんとなく日本と似ています。

そしてベンガル正月の食べものといえば、国の魚のイリッシュ、じゃがいものボッタ(ゆでた野菜や魚などをつぶして香辛料といっしょに丸めたもの)、そしてパンタ・バート(お茶漬けならぬご飯の水漬け)が定番だそうです。

おとといは「元旦」だというのに自宅でひとり。
前夜、日本に帰国する友人のお別れ会で少々夜更かしし、朝遅く起きたら、外からトントコ太鼓の音が響いてきました。窓に駆け寄ってみると、紅白の服を着た子どもたちが、太鼓を鳴らし、おみこしやのぼりのような飾りを持って、家の前の道を行列していくのがみえました。

テレビをつけると広場に続々と集まり、旗やカラフルなウチワを持ったり、顔にペイントしたりしてはしゃぐ若者たち。
いいなあ、ひとりはつまんないなあ、と思っていた「ピンポーン」とドアに誰かが。それは大家さんからの届け物でした。素焼きの小さな器にきれいに盛り付けられたベンガルのお菓子。温かい気遣いにうれしくなりながら、もし私が日本でアパートの大家だったら、そしてそこにバングラデシュ人の住人がいたら、お正月にわたしは何をしてあげるのだろうか、とふと思いました。

前にも書きましたがベンガル暦はほんとうにここの季節に合っていて、不思議なほどです。
月の変わり目にあわせて気候が変わっていきます。

正月であるボイシャク月の直前からスコールがはじまりました。
「大晦日」にあたる日は夕刻から嵐が来て雷とともに雹が降り、外に出られず事務所で雨が止むのを待っていたら、ベンガル人の同僚が「年の終わりはいつもこうなんだよ」と言っていました。

乾期の間中苦しめられた私の咳は、本格的な雨がふりはじめた途端ぴたりと止まりました。
これからどんどん暑くなり、湿気も高まっていきます。
蒸し暑い気候の中、毎日停電続きでしんどいですが、5月になればライチのシーズン。そしてそのあとは待ちに待ったマンゴーの季節がやってきます。

(2006年4月17日)


| | コメント (2) | トラックバック (0)
2006年03月11日

コルカタの嬉しいレストラン

インドの西ベンガル州に出張してきました。
いよいよシャプラニールもインドで新規事業を開始!ということで、パートナー候補の団体と打ち合わせに行ってきたのですが、今回はコルカタだけでなく近くの村にもちょっと行ってきました。

コルカタからわずか車で1時間半から2時間ぐらいのところでしたが、電気もないし、トイレがない家も多く、バングラデシュより事情が悪いぐらいでちょっとびっくりしました。

コルカタは暑かったですねー。ダッカももう日中は30度以上ありますが、コルカタはダッカ以上にディーゼル車などが多く、こちらほど河や池もないせいか、帰って来る日の飛行場での屋外温度は38度とアナウンスされていました。まだまだ夏本番はこれからなんですけどね。

そんな中、仕事の疲れを癒してくれたお気に入りのレストランを今日はご紹介。


ボジョホリ・マンナ.jpg

コルカタ南部のゴリアハトにある「ボジョホリ・マンナ」というベンガル料理レストランです。
ここはとっても小さなお店で、テーブルも4つか5つぐらいしかないので、相席になることも多いのですが、値段も手頃でとても美味しいんです。

外から見た店構えは、ベンガル料理屋というより小粋なビストロ、という感じ。店内にも風刺画やベンガルを代表する映画監督サタジット・レイのポスターなどがさりげなく壁にかけられ、雰囲気があります。ガラス張りのキッチンもよく磨かれたステンレスの調理台が清潔な感じ。

その日のメニューは店の中央の壁にかけられた大きなホワイトボードに手書きで書かれています。小さい割にいろんなメニューがあって、何を頼んでもハズレがありません。
今回も4泊5日の間に2回も行ってしまいました。エビカレーとイリッシュカレーが実に美味でした。

イリッシュ.jpg


イリッシュというのは、河口付近でとれるベンガルの大きな川魚。とくにガンジス河口のものがおいしいとされており、バングラデシュの「国魚」でもあります。ココナツが入ったこのカレーのソースは、甘すぎず、辛すぎず、おいしいんです。

そんなわけで、コルカタに出張するといつもついこの店に行ってしまいます。常宿にしているところから歩いて行ける、というのもプラスポイント。ダッカ事務所の机で残業夜食食べてるばっかりじゃなくて、たまにはこういう楽しみもあっていいかなー、と。

うーん、ボジョホリ・マンナのダッカ支店、できないかなあ。できたら毎週行っちゃうんだけどな。

(2006年3月11日)


| | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年02月04日

ワッフルと美容院

先週は合宿で休みがつぶれたので、2週間ぶりの休日。
さすがに疲れて眠りこけ、アザーンで起きたもののそれはお昼のアザーンでした...。

宿題の持ち帰り仕事をいくつか片付けたあと、休日らしいことをしようと思って近くのエトセトラ・ダンモンディ店へ。ここは元々本屋なのですが、LeeのジーンズやDVD、文房具、おしゃれな雑貨、デジカメなどの電気製品までも売っている、ダッカの中の先進国離れ島のようなお店。

ここに最近「コーヒーワールド」というコーヒーショップができ、学生時代から喫茶店にぶらっと入ってぼーっとするのが大好きな私は早速入ってしまいました。

ワッフル.jpg

チョコレートワッフル。
アイス溶けてるけど美味でした。

バングラデシュではインスタントでないコーヒーを飲めるお店はとても少ないのですが、ここはちゃんとしたカプチーノが飲めます。あとアップルパイやワッフルもあり。お値段は日本でドトールに入るのとあまり変わらないぐらいします。つまりダッカではとってもお高いということ。でも、たまにはいいや、気分転換しないとね!というわけで、マグカップ入りカプチーノ75タカとアイスクリームがのったチョコレートワッフル150タカを注文(1タカは約1.7円)。ワッフルは予想以上のおいしさで、しばし幸せでした。

それにしてもこの店、オープン以来、いつも混んでいます。ここに来てお茶を飲んでる人たちはどんな仕事をしてる人たちなんだろうな~、とコーヒーを飲みつつ観察するものの共通する手がかりなし。
うちのダッカ事務所のスタッフのひとりも一度ここに来たらしいのですが、「むちゃ高い!」と言っていました。(きっと彼はもう来ないでしょう。それが普通の感覚。)

その後はまたよく行く近所の美容院Personaへ。カット代は先ほどのワッフルと同じ150タカ。つまり人件費や技術料がワッフルより安いということ。

ここで美容師さんとして働いている若い女性たちは、ほとんどがガロまたはマンディと呼ばれるモンゴロイド系少数民族の人たちです。この美容院に限らず、ダッカの美容師さんはマンディの女性が多いんです。

それにはいろいろ理由があるようですが、あるマンディのNGOのリーダーから聞いた話では、元々美容師の職は中国人が手先が器用で上手だと評判がよかったのが、マンディは顔が中国人みたいなので、話をしなければ中国人といっても通るため、美容院のオーナーがマンディを雇うようになった、とか。

マンディの人たちはクリスチャン。実はうちに通いでお掃除や洗濯の手伝いに来てくれている女性、イラもマンディなのですが、彼女は何かのはずみに自分の家族がたどった苦難の話になると、止まらなくなってしまいます。昔は豊かだったのに、「ムスリムたち」に土地も牛もだましとられ、残ったわずかな財産も家族の病気のために 使い果たしてしまった、と。

ひとしきり話した後、「ああ、ディディ。(ムスリム以外の女性によびかけるときの呼称)どう説明したらいいのかねえ。」とイラはため息をつくのです。

(2006年2月4日)


| | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年01月23日

残業お夜食その2

ああ、ダメだわ今日も全然しごとが片付かないー!でもお腹すいた...

というわけで、今夜もトゥトゥールに「あれ買ってきて」と頼んでしまいました。
「あれ」とは... これのこと。 
           ↓
ジョールチャープ.jpg
      

これは屋台で売っている軽食で「ジョールチャープ」といいます。
ボリュームがあるので、これを食べたらもうほかに晩御飯はいりません。
牛肉の小さなかたまりの炒め物というか煮物というか、ソースがおいしいのですがスパイシーじゃないのが珍しいところ。
ルチという揚げパンのようなものと一緒に食べます。
ちょっと油っこいですが、かなり気に入ってます。

これを作って売っている屋台は、「ビハーリー」と呼ばれるビハール難民の人たちがやっています。

ビハール難民とは元々1947年のインド・パキスタン分離独立時にインドのビハールから当時の東パキスタンに移民してきたムスリムの人たち。パキスタンの公用語ウルドゥー語が母語であることもあって、専門職や政府の仕事などにつき比較的高い生活水準を保っていた人たちですが、1971年のバングラデシュ 独立運動の中でパキスタン政府による弾圧の尖兵として使われ、そのためバングラデシュ独立解放後報復の標的となり、多数の人々が殺され資産を奪われました。彼らの多くは当時国内に何ヶ所もできた難民キャンプに収容され、パキスタン政府が20万人ほど受け入れましたが、今でも24万~30万人の人たちがダッカ市内のキャンプで困難な生活を強いられています。(以上「バングラデシュを知るための60章(明石書店)」からほとんど抜粋)

このビハール難民キャンプの中で一番大きな「ジュネーバ・キャンプ」は私たちの事務所からそう遠くないところにあります。事務所のあるモハマドプールという地区は、元々独立前は、ベンガル人よりビハール人のほうが多かったというところ。事務所の近くのバザールの前あたりにもビハール難民の人たちが多く住んでいて、こういう屋台のような店を出したりもしているんですね。

ビハール難民の人たちはパキスタンにも帰れず、バングラデシュでも市民権を得られずにいます。すでに難民キャンプで生まれ育った若い世代も多くなっていますが、彼らもこのままでは公的な教育も受けられず、仕事につく機会も非常に限られています。

生まれた場所で認められず、ほかに帰れる故郷もない若者たち。
独立戦争からまだ30数年。様々な問題がまだ生々しくあとを引いています。

(2006年1月23日)


| | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年01月06日

残業お夜食その1「モグライ」

明日から事務所は1週間のイード休み。
お正月は休まないかわり、イスラム教の祝日のイードはちょっと長めにお休みとし、スタッフの多くも故郷に里帰りします。
そういうわけで、今日は日本でいえば年末の仕事納めの日にあたる状況でした。

夕方、まだ全然片付きそうにない仕事や書類の山。隣では今日コミラまで日帰り出張に行ってきた小嶋在員が、夕方戻ってきてやはり長期戦の構え。

いやはやこれは相当遅くなるな。でもお腹すいたなあ...と思っていたら、さっき「お先に。よいお休みを」と帰っていった総務担当スタッフから残業メンバーへの差し入れが!
うーん、おじさんなかなか心憎いことをするではないか。

バングラ版お好み焼きモグライ.jpg


今日のお夜食は「モグライ」。バングラデシュ版お好み焼き、といったところでしょうか。今日のモグライは卵入り。なかなかのおいしさでした。

うちの事務所では、午前中お腹がすいてもうダメ、とか、今日のように夜残業、というとき、誰かが何かスナックを買ってきて、ほかのメンバーにも振舞う、ということがよくあります(私も時々)。

バングラデシュにはいろいろおいしいスナックや軽食があるんですよね。(でも、どれもカロリーは高めなので要注意。)
スタディツアーでみえる方々には「絶対買い食いはしないでください!」と言ってますが駐在員はけっこう何でも食べてたりして...

これから時々こういうスナックもご紹介します。


| | コメント (0) | トラックバック (0)
坂口事務局長のブログ
藤崎駐在員のブログ

小嶋駐在員のブログ



ストリートチルドレン支援に
ご協力を【詳細はこちら
ノースウエスト航空エアケアチャリティープログラム
バングラデシュ駐在員のブログ
 
 
©2006 Shapla Neer. All rights reserved 
| 個人情報の取り扱いについて | トップページ | 問い合わせ |