蝉の季節、ツアー到着
バングラデシュではもうかなり暑くなっていて、日中の気温は30℃を超えています。おととい農村に行ったら、蝉がジージー鳴いていました。こちらへ来てからあまり蝉の声は聞いた記憶がなく、バングラデシュは洪水が多いから蝉が少ないのかしら、などと思っていたら、今年はいつになくたくさん蝉が鳴いています。もっとも、蝉の声を聞いたのは洪水の少ないマイメンシン県だったので、他の地域では少ないのかもしれません。日本の真夏の蝉よりちょっとおとなしい鳴き声です。
日本で「もうすぐ桜前線が...」などと言っている季節、バングラデシュでは蝉の声。これからどんどん暑くなり、湿度も上がっていきます。エアコンを使うようになると停電も増えるでしょう。でも今はまだ暑さ・湿度も不快なほどではなく、夜の風も気持ちよくて、いい季節です。
ちなみに蝉はベンガル語で「ジージーポカ」と言います。ポカ=虫、なので、蝉の名前は直訳すれば「ジージー虫」。うーん、なんてわかりやすいんだ。それからゴキブリは「テラポカ」です。「テール」が油の意味なので、直訳すれば「油虫」。そのまんまですね。
果物の旬は今、スイカです。フットボールのような俵型のスイカがあちこちで山積みになっています。
今日の午後、スタディツアーの一行が到着しました。今日オリエンテーションをして、明日はダッカのストリートチルドレン支援活動と家事使用人として働く少女支援活動を見ていただき、あさってはクラフトの生産者を訪問、しあさってから農村3日間、そのあとはダッカ市内観光と振り返り、という日程です。
私が参加するのは初日と最終日だけで、同行は日本から引率してきた小嶋・元駐在員と内山・現駐在員の二人。農村の夜は村芝居も予定されています。1週間、毎日カレー味ベンガル料理の日々になりますが、参加者の皆さんにはお腹に気をつけて、昼は蝉が鳴き、夜は蛍が飛び交う3月のバングラデシュ農村を満喫していただきたいと思います。
よい出会いと発見がありますように。
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1998年から3年弱インドに住んだのをきっかけに南アジアとの縁ができ、引き寄せられるようにシャプラニールへ…。そして2005年5月からダッカへやってきました。最近の趣味は、そぞろ歩きを楽しむダッカ市民に混じり、サルワール・カミーズにスニーカーを履いて夕方の公園でウォーキングすること。バングラデシュの村や都市で今起こりつつある変化をなるべくコマメにお伝えしていきたいと思っています。どうぞよろしく。
昨日、ダッカ事務所の新駐在員として内山智子職員が到着しました。内山職員は年内で任期を終え帰国予定の小嶋駐在員の後任。3ヶ月ほど、ダッカ事務所は駐在員3人体制で、にぎやかになります。内山さんにはしばらくはベンガル語の習得と家探しなど、生活に慣れることに専念してもらいます。マイペースでがんばってね。そうそう、内山さんのブログも早くつくらないとね。
昨年の6月ごろ入職し、もうすぐ1年になるプログラム・アシスタントのイルシャト。この1年、ハンディクラフトに関する業務の補佐と、会議の記録とりなどが仕事の主だったのですが、4月に全スタッフと面談をしたとき、「ぜひもっといろいろな仕事をさせてほしい、フィールドにも行きたい」と意欲をみせていました。
土曜日は普通なら事務所は休みなのですが、今日は1日、近くの他団体の会議室を借りて、災害対策の研修を行いました。参加したのはダッカ事務所の上級スタッフと、パートナー団体のマネジャーたち。農村部のパートナー団体、PAPRI、STEP、COLIからは代表を含む2名ずつ、都市部パートナーのオポロジェヨ・バングラデシュからは1名。今年からダッカで使用人として働く少女たちのためのプロジェクトを一緒に始めたPhulki(フルキ)からも1名参加の予定だったのですが、残念ながら体調不良で欠席。
ダッカの町は本当に人が多いです。普通の家々には程度の差はあれトイレがちゃんとついてますし、スラムの中にもNGOがつくったトイレなどがありますが、リキシャ引きや物売りの人たちのように、一日中路上で働いている人たちが使えるような、まともな公衆トイレというのは町中で見たことがありません。
シャプラニールは農村部では簡易衛生トイレの普及をずっとやってきています。地方行政や他のNGOも簡易トイレ普及の活動をしているところは多いので、農村部のトイレの普及はかなり進んできたといっていいと思います。かつてはただ穴を掘っただけ、とか、池に張り出した桟橋みたいなものの先に囲いがしてあって、直接池に落ちるような方式になっているトイレを使っている人が、今よりもっともっと多かったのです。(今も少なくはないですが...)
シャプラニールが都市での事業として行っているストリート・チルドレンのための青空学校でも、今年からはじめた使用人として働く少女たちのためのプロジェクトでも、トイレの確保は重要。とくに女の子が安心して使えるトイレ、というのはとても大事です。ストリートチルドレンの青空教室では、バスターミナルを管理しているところと交渉して、トイレを子どもたちのために使わせてもらえるようにしています。トイレとしてだけでなく、トイレの洗面所の水を水浴びに使うようなことも許可してもらっています。














