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続・隣のナシマ

ネパールの藤崎事務所長のブログを読むと、カトマンズはもうかなり寒くなってきている様子。半年間蒸し暑い日々の続いたバングラデシュも、イードの後ようやっとちょっと涼しくなってきました。今日の室内の気温は27.5度。まだ半そでに裸足でいますが、エアコンを入れなくても気温が30度を切っているというのはこんなに楽なものか、と思います。窓を開け放すと風も入ってきて心地よく、物売りの声を聞きながらの休日の朝寝が極楽...。

台所のナシマ.jpgさて、そういうわけで今日土曜日の朝、家中の窓を開け放して風を入れていたら、台所の窓の向こうに隣のお手伝いの少女、ナシマの姿がみえました。窓辺に寄って来て「今日は家中ふき掃除して、料理しなきゃいけない。全部ひとりでやんなきゃいけないんだよ。あーあ。」とため息をついています。

彼女のご主人様たちがまだ寝ている隙に、玄関先でナシマの写真を撮りました。数ヶ月のうちにちょっと背が高くなったような気がします。友達と遊びたい盛りの年頃に、台所に閉じ込められて自由に出歩くこともできず、窓越しに他の家のお手伝いさんと話をすることしかできないナシマ。脱走したり泣いたりしながらもなんとかやっているようですが、その孤独さを思うと不憫です。

玄関前で2.jpgデジカメの写真を見せて、「プリントしてあげるから今度田舎に帰るときに持ってかえってお父さんに渡したら」と言ったら喜んでいました。1月の犠牲祭のイードのときには休みをもらって初めて田舎に帰れることになっているのだそうです。

「今度新しい服を着たところを撮ってね」と言って急いで家の中に戻っていきました。

追記:お昼頃、家に誰もいなかったらしく、ナシマは歌を歌うから聞いて!と言って台所の窓越しにベンガル語やヒンディー語の歌を4曲聞かせてくれました。この子はとてもきれいな声をしていて、歌もなかなかのもの。「踊りもできるんだよ。大きくなったらテレビに出たい」と言うあたりは無邪気な子どもでした。よくよく聞いてみたら、全然学校に行っていないと思っていたのは間違いで、5年生までは行ったことがわかりました。(どうりでしっかりしてると思った。)学校は大好きで続けたかったけれど、両親が貧しく続けさせる気がなかったので、断念せざるを得なかったそうです。

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