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山羊の瞳

村の山羊.jpg

バングラデシュの農村の道をバイクで行くと、道の両側で草を食んでいる山羊たちが、驚いてメーメーと駆け出します。小さな仔山羊が、どこへ逃げたらいいかわからずバイクの前を必死で駆けていくことも。
仔山羊はなかなか可愛らしく、子どもたちもよくだっこしたりしています。

従順な羊に比べて山羊はなかなか頑固者らしいですが、放っておいてもその辺の草を自分で食べるので、育てるのにあまり手間がかからず、ショミティでマイクロクレジットのローンを借りた女性たちが最初に取り組む収入向上の手段として「山羊の飼育」は人気があります。

シャプラニールの農村パートナー団体が実施する識字教室修了者のための作文コンテストでも、人気の賞品は山羊。識字教室で学んで初めて字が書けるようになり、作文コンテストに入賞して山羊をもらい、その山羊が次々と産んだ仔山羊を育てて売ったお金で牛を買いました!といったサクセス・ストーリーも時々。

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さて、この山羊の瞳。明るいときよく見ると、横一文字の不思議な眼です。暗いところでは丸くなるようなのですが、明るいところで正面から見ると、目と目が離れていることもあってどうにも間抜けなお顔。

先日イショルゴンジ2の事務所の敷地に入ってきた仔山羊の顔を、前から撮ろうと思って追いかけ回していたら事務所の入り口横に茄子などを植えている小さな畑のネットに引っかかってしまいました。
顔が陰になっていまいち見にくいですが、向かって左の瞳を見てください。横に太い黒い一本線を引いたような目ですよね?

横から見た山羊.jpg

こちらは横から見た山羊。瞳の形が横長の長方形みたいな感じです。うーん、ちょっと寄りが甘いですね。もっとドアップに撮るんだった。

山羊の目がこんな形をしているのは、明るいときに瞳孔を細めても、広い視界を確保するためだとか。広角レンズみたいな目なんですかね。でも、そのわりにバイクが近づいても慌てて逃げるまでの反応が遅いし、逃げる方向も「なんでこの状況でそっちに逃げるかね?」というピント外れな方向だったりします。
せっかく目は広角になっていても、頭があんまりよくないということなんでしょうね。

おバカかもしれないけどなんとなく親しみを感じる動物、山羊。ときどき見かける身重の山羊はほんとにお腹が地面に着きそうで、足を外股に一歩一歩踏ん張りながら歩いています。山羊のお産はほとんどが日中なんだとか。一度仔山羊が生まれるところを見てみたいな、と思います。

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