| 朝ごはんのこだわり |
本日、東京から坂口事務局長と白幡前ダッカ事務所長が到着。明日から私も同行して数日、村やダッカ市内の活動現場を回ります。
こんな風に年に何度か、東京から出張者が来て、一緒に村に行くのですが、ダッカ事務所や村のパートナー団体の事務所で朝ごはんに何を食べるか?というのが、実はけっこう重要なトピックです。
わがダッカ事務所も、村のパートナー団体の事務所も、基本的に食事はベンガル料理。朝ごはんの選択肢は、ダール豆やターメリックを入れた黄色いベンガル風おかゆ「キチュリ」か、粉を水でこねて丸く広げて焼いた「ルティ」とじゃがいもなどの野菜カレーの組み合わせのどちらかです。
シャプラニール内には大橋代表理事に代表される「キチュリ派」と、藤崎カトマンズ事務所長に代表される「ルティ派」がおり、その中にもこれじゃなくちゃやだ!という強硬派とまあどちらかといえばこっち、というソフト派がいます。私が次のダッカ事務所長になることが内定し、大橋代表と一緒に最初にバングラデシュに来たとき、「藤岡はどっちだ?」と聞かれて、なんのこと??と思ったら朝食の話でした。
今回出張で来た二人は、坂口「できればルティ派」、白幡「どっちもOK、なんでもウェルカムの中立派」というところかな。
ちなみにキチュリはバングラデシュの人たちによると「身体を温める食べ物」とされており、暑い日にキチュリを食べた、などと話すと「えー!こんな日にキチュリを食べるなんて!(論外!)」という答えが返って来ます。最初私はそう言われてもぴんと来なかったのですが、最近だんだん身体がこちらになじんできたせいか、確かにキチュリは寒いときはおいしいけど暑い日はそんなにおいしくないな、と思うようになってきました。だから私は気候によって「ルティ派」になったり「キチュリ派」になったりするカメレオン状態。
ただ暑い季節でも雨が続くと、「キチュリでも食べましょうかね」という雰囲気になり、そういう日は事務所の昼ごはんにもキチュリが出てきます。ほかにも、山羊のビリヤニやジャックフルーツなども、「食べると暑くなる」食べ物だそう。ジャックフルーツはたくさん食べると眠くなる、とも。
水の温度なども皆けっこう気をつかいます。日本人は暑いときにレストランに入ってミネラルウォーターを頼んだら、冷たい水が出てくるのが当たり前、と思ってしまいますが、ここでは「ノーマル?コールド?」などと聞かれます。つまり、常温か冷やしたのか、という意味。あまり冷たいものを飲むのは身体に悪い、という考えがあるようで、あえて「ノーマル」をたのむ人も多いようです。
これはインドでもそうでした。日本企業に入って日本に研修に行った若いインド人女性の友人に、初訪日の感想を聞いたら、「日本人て熱いものを食べて、そのあとすぐ冷たいものを飲んだりするでしょう。あれってびっくり。身体に悪いよ。日本人にインド人より歯がわるい人が多いのは、熱いものと冷たいものを平気でまぜこぜに飲んだり食べたりするからだと思う」と言われ、へー、そんなこと思ってもみなかったな、とびっくりしたことがあります。
そういう彼女はレストランなどで水を飲むとき「ノーマル?コールド?」と聞かれ、コールドをノーマルで割ってくれ、というほど温度にこだわる人でした。さすがアーユルベーダの国の人。
さて、そういうわけで明日からフィールド出張。3日ほどブログは書けませんが、村でまた新しい写真を撮ってきたいと思います。
| 投稿者:
藤岡
日 時: 03:33 | パーマリンク |

1998年から3年弱インドに住んだのをきっかけに南アジアとの縁ができ、引き寄せられるようにシャプラニールへ…。そして2005年5月からダッカへやってきました。最近の趣味は、そぞろ歩きを楽しむダッカ市民に混じり、サルワール・カミーズにスニーカーを履いて夕方の公園でウォーキングすること。バングラデシュの村や都市で今起こりつつある変化をなるべくコマメにお伝えしていきたいと思っています。どうぞよろしく。






















