茶店のお茶は今いくら?
「最近全国的に村のチャ・ドカン(茶店)の茶が2タカから3タカに値上がりしているらしい(1タカは約1.7円)」との情報をダッカ在住会員で元協力隊員のTさんから聞いて以来、お茶の値段を気にしています。
きのうイショルゴンジへの出張の帰り、ダッカへ向かう中間地点で事務所の車の後輪が見事にパンク。近くのワークショップで修理を待つ間、チャ・ドカンで茶でも飲みますかね、ということになりました。

ポロシャツにオレンジ色のルンギ(腰巻)が渋いチャ・ドカンのマスターにインタビューしてみたところ、やはり以前2タカで売っていたお茶を去年の秋から3タカに値上げしたそう。バングラデシュのミルク・ティーは缶入りのコンデンス・ミルクを使うことが多いのですが、マスターによれば「このコンデンス・ミルクの値上がりが致命的」だったそうです。
原油の値上がりは全世界的に影響しています。バングラデシュでもガソリンの値段が上がるたびに連動してあらゆるものの値段が上がり、庶民の暮らしは火の車です。
2タカから3タカといえばつまり1.5倍。ひとっ走りして数タカの稼ぎで生活しているリキシャ引きや日雇い労働の人たちにとって、お茶一杯飲むのも懐具合と相談しなければいけません。
ちなみにダッカではドカンのお茶が最近5タカするそうで、ダッカ事務所のスタッフは「ドカンの茶が5タカもするなんて!なんたる状況か」とぼやいていました。
もちろん前にご紹介した金持ちや外国人がいく「コーヒー・ワールド」のような店では値段が一桁以上違います。庶民にとってはコーヒー一杯に50タカ以上払うなんて狂気の沙汰。それでも「コーヒー・ワールド」はバングラデシュ人でけっこう混んでいる...。それが格差の開いた今のダッカの状況です。
(2006年4月24日)