ワッフルと美容院
先週は合宿で休みがつぶれたので、2週間ぶりの休日。
さすがに疲れて眠りこけ、アザーンで起きたもののそれはお昼のアザーンでした...。
宿題の持ち帰り仕事をいくつか片付けたあと、休日らしいことをしようと思って近くのエトセトラ・ダンモンディ店へ。ここは元々本屋なのですが、LeeのジーンズやDVD、文房具、おしゃれな雑貨、デジカメなどの電気製品までも売っている、ダッカの中の先進国離れ島のようなお店。
ここに最近「コーヒーワールド」というコーヒーショップができ、学生時代から喫茶店にぶらっと入ってぼーっとするのが大好きな私は早速入ってしまいました。

↑
チョコレートワッフル。
アイス溶けてるけど美味でした。
バングラデシュではインスタントでないコーヒーを飲めるお店はとても少ないのですが、ここはちゃんとしたカプチーノが飲めます。あとアップルパイやワッフルもあり。お値段は日本でドトールに入るのとあまり変わらないぐらいします。つまりダッカではとってもお高いということ。でも、たまにはいいや、気分転換しないとね!というわけで、マグカップ入りカプチーノ75タカとアイスクリームがのったチョコレートワッフル150タカを注文(1タカは約1.7円)。ワッフルは予想以上のおいしさで、しばし幸せでした。
それにしてもこの店、オープン以来、いつも混んでいます。ここに来てお茶を飲んでる人たちはどんな仕事をしてる人たちなんだろうな~、とコーヒーを飲みつつ観察するものの共通する手がかりなし。
うちのダッカ事務所のスタッフのひとりも一度ここに来たらしいのですが、「むちゃ高い!」と言っていました。(きっと彼はもう来ないでしょう。それが普通の感覚。)
その後はまたよく行く近所の美容院Personaへ。カット代は先ほどのワッフルと同じ150タカ。つまり人件費や技術料がワッフルより安いということ。
ここで美容師さんとして働いている若い女性たちは、ほとんどがガロまたはマンディと呼ばれるモンゴロイド系少数民族の人たちです。この美容院に限らず、ダッカの美容師さんはマンディの女性が多いんです。
それにはいろいろ理由があるようですが、あるマンディのNGOのリーダーから聞いた話では、元々美容師の職は中国人が手先が器用で上手だと評判がよかったのが、マンディは顔が中国人みたいなので、話をしなければ中国人といっても通るため、美容院のオーナーがマンディを雇うようになった、とか。
マンディの人たちはクリスチャン。実はうちに通いでお掃除や洗濯の手伝いに来てくれている女性、イラもマンディなのですが、彼女は何かのはずみに自分の家族がたどった苦難の話になると、止まらなくなってしまいます。昔は豊かだったのに、「ムスリムたち」に土地も牛もだましとられ、残ったわずかな財産も家族の病気のために 使い果たしてしまった、と。
ひとしきり話した後、「ああ、ディディ。(ムスリム以外の女性によびかけるときの呼称)どう説明したらいいのかねえ。」とイラはため息をつくのです。
(2006年2月4日)