カンボジア・タイ・ラオス・ネパール・バングラデシュ・ラオス。この国々には古くから伝わる技術を用い、女性たちが織り上げた布があります。それは使う人々のことを考え、女性たちが想いを込めて織り上げた布でもあります。週末の3日間、これらの国々を支援しているNGOがその布を皆様にご紹介します。ぜひ、アジアのぬくもりに触れに来てください。
◆今年度の手工芸品フェアの特徴 シャプラニールは2000年から手工芸品フェアを開催してきましたが、今年は社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下SVA)と共同で手工芸品フェアを実施します。SVAがクラフトエイド活動を行っているタイ・カンボジア・ラオスと、シャプラニールのバングラデシュとネパールの計5カ国の手工芸品、特に布をテーマにした企画を行います。テーマとして選定した五つの布は、それぞれの地域を代表するダッカ織(ネパール)、ノクシカタ(バングラデシュ)、クメール織(カンボジア)、モン族の布(ラオス)、東北タイの布(タイ)です。 ◆目的 1. アジア各地域の伝統的な技術・美術、素材を生かした手工芸品を日本の市民に紹介する事によって、背景にあるそれぞれの文化や暮らしに対する理解を深めてもらうとともに、手作りならではの良さを再認識してもらう。 2. 手工芸品生産を通じてアジアの女性が得る経済的、社会的、また精神的変化を知ってもらい、アジア各国の状況と仕事を通じて女性が得る変化の重要性に対する理解を深めてもらう。 ◆主な企画 アジアのクラフト展示・販売 タイ・カンボジア・ラオス・バングラデシュ・ネパールの布を中心とした手工芸品の展示・販売を開催します。 パネル展示 生産者の暮らしや手工芸品を生産している様子を写真とともに展示します。また、シャプラニールとSVAの手工芸品活動を報告します。 その他の企画 アジア各国のチャイや軽食の販売。手工芸品のファッションショーなど。 ◆5つの布 ダッカ織 ネパールの伝統的な織物。縦糸に緯糸を織り込むことで、より繊細でかつ立体的な織物になっているのが特徴。 ノクシカタ サリー(女性の民族衣装)やルンギ(男性の腰巻き)など、古くなって着られなくなった布を重ねて再利用するために刺し子や刺しゅうを施したもの。昔は、家の外に出る機会の少ない女性たちの楽しみでもあったが、今ではバングラデシュを代表する手工芸品に。 クメール織 先染(さきぞめ)のかすり織りが主な織り方で祭りなどに使用する「ピダン」や衣装に使われる「サンポットホール」など。また、庶民が使用する「クローマー」も有名。 モン族の布 モン族はラオス、中国雲南省、タイ北部などに広く分布しており、少数者(マイノリティ)であるがゆえに歴史に翻弄された。 彼らの生活を表した刺しゅうや、民族衣装のろうけつ染、パッチワークなど彼らの色彩は多くの人を魅了。 東北タイの布(かすり織り) タイ東北部のかすり織りで、果物の木の皮やカイガラムシなど、天然の色彩豊かな染めものを主流としている。 ◆特別協賛 アサヒビール株式会社 ◆協賛 NEC/壮光舎印刷株式会社/株式会社損害保険ジャパンちきゅうくらぶ/東武トラベル株式会社/松下電器産業株式会社/ ミナト印刷紙工株式会社(50音順) ◆後援 カンボジア王国大使館/ネパール王国大使館/バングラデシュ人民共和国大使館/ラオス人民民主主義共和国大使館(50音順) ◆協力 プロトフォルム一級建築士事務所