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募金・寄付する
日頃からシャプラニールにご理解とご支援を頂き、ありがとうございます。
皆さまの温かいご支援により、2007年11月にバングラデシュ南西部を襲った強大なサイクロン「シドル」の復興支援は2010年1月に無事、終了しました。
被災地では最も大きな被害を受けた人々が行政などの支援から取り残されるという厳しい現実がある中、「被災した自分たちの地域をなんとかしたい」と動き出した青少年たちがいます。
今回はそういった地域のけん引役となっている青少年グループの活動をご紹介します。
シャプラニールは若者の育成に力を入れ、サイクロンをはじめとする災害に負けないコミュニティを若者たち自身がつくっていくことを目指しています。
そういった活動は市民の皆さまからの財政的支援があるからこそ取り組むことができます。
夏期募金へのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
夏期募金へのご協力によって若者たちによる様々な活動が行われます。
ここで学んだことを家族や友だち、村の人々に伝えていくことが僕の役割
家庭教師や夜は村の男性への文字の読み書きを教えるかたわら、学校に通っています。
僕たちの村は元々貧しいうえに、3年前のサイクロン「シドル」が来たときは、大きな被害を受けてこれからどうしたらいいのだろうという絶望感がありました。そんな時、JJS(シャプラニールのパートナーである現地NGO)のスタッフが「この村で何ができるか一緒に考えないか」と声をかけてくれて、10代の青少年グループに参加しました。昨年、別のサイクロンが来た時には、お年寄りや自分で動けない人を背負って避難したり、シェルターに集まった人たちに配るビスケットを買い集めたりしました。ビスケットを配布する時は、子どもを優先するように声をかけ、皆に平等に配れるようにJJSのスタッフや青少年グループのメンバーと話し合いをしながら進めました。
今は20代が中心の別のグループに参加して、道の修繕を行ったり、村の人たちに安全な水を飲むことを伝えたりとさまざまな活動をしています。このグループでは、学校では教えてくれない防災などの知識を学ぶことができます。ここで学んだことを家族や友だち、村の人々に伝えていくことが僕の役割だと思っています。僕たちの村には学校に行ったことがない人や小学校までしか行ってない人が多いので、将来的には子どもたちがちゃんと学校に行けるような村にしていきたいと考えています。
地域をけん引する未来のリーダーたち
2007年11月15日、とても強い風が吹き、夜になると家の屋根の位置まで水がきたと少女は語ります。シャプラニールはサイクロン直後、被害で精神的に落ち込みやすい状況にあった少年たちや少女たちを対象にした活動をはじめました。現地パートナーNGOのJJSとともに、青少年グループを結成し、仲間と語り合う時間や打ちこめる活動、レクリエーションを行っています。
彼女たちは、「村に赤ちゃんが生まれたら、きちんと予防接種を受けるよう赤ちゃんの家族に話に行ったり、村の子どもたちがきちんと学校に行っているか家庭訪問をしたりしているのよ」と話します。青少年グループは定期的にミーティングを開き、防災や保健衛生などを学ぶほか、サイクロン復興支援のさまざまなプログラムに参加しています。
2009年5月にサイクロンが来た時、彼女たちは強い風が吹き始めるとすぐに、シェルターに行くように近所の人たちに声をかけました。その結果、その前のサイクロン*の時には避難しなかった多くの住民がシェルターへ避難することができました。このように、次世代を担う青少年は、地域のけん引役として大きな力になっています。
*その前のサイクロンとは本文にも出てくる2007年11月15日バングラデシュ南西部を襲ったサイクロン「シドル」のこと。


