「ちえのわハウス」(神奈川県)

「ちえのわハウス」は、1993年に神奈川県小田原市にオープンしたフェアトレード&エコロジーショップです。フェアトレード担当の和田さんにお話を伺いました。
お店を始められたきっかけは何ですか?
「いろんな分野でボランティアをしてた仲間が集まって、みんなのお店を持ちたいという気持ちから始めたんですよね。環境に配慮した石鹸を広めていた仲間、安全な食べ物を食べようと有機野菜などをグループ購入していた仲間、モン族の人々への識字活動に協力(注1)していた仲間が、20人位集まったの。今もスターティングメンバーはほとんど変わってなくて、交代でお店番をしているのよ。」
どんな雰囲気のお店ですか?
「最初の頃はよく『ここは何のお店なの?』ってお客さんに言われたの。店先に大根があって、奥に本があって服もあって・・と何でもあるから。そうそう、このお店の中で生活出来るのよ。お米もあるし、お肉もあるし、調味料もあるからね。いいでしょ?特に野菜は、地域の生産者がまじめに作ったおいしいものばかりなのよ。だからずっと置いとくと、きゃべつなどの葉はあみあみになっちゃうの。わかる?お野菜の中にいる虫さんも元気なのよね。あと、お店の雰囲気は静かでご年輩の方も座ってゆっくりおしゃべりしていかれるようなお店よ。」
お客様との思い出に残るエピソードはありますか?
「そうねぇー。『ここの豆腐しか食べられない!』と言って毎回買いにきてくれるお客さんもいるわよ。あと、生のラズベリーを買って下さったお客さんが、次にいらしてくれるときにそのラズベリーをジャムにして、瓶に入れて持ってきてくれたのはうれしかった。」
おすすめの商品は何ですか?
「これからの季節、オーガニックコットンのTシャツがおすすめかな。オーガニックコットンのTシャツは、普通のコットンのTシャツよりも差し当たってのお値段は高いわよね。でも風合いがすごくいいし、長く着た後、洋服として着なくなったらパジャマにすることをおすすめしているの。それにオーガニックコットンのTシャツはそのまま土に埋めてもいいわけよね。土に還って循環していくから。そういうことを考えると決して高くないと思うの。」
最後に読者に一言お願いします。
「ちえのわハウスは「安全な暮らしと平和な社会」を目指しています。自分達の暮らしと平和な社会はつながっていると思います。毎日のお買い物がね、国際協力につながるなんてすごくうれしいし、素敵な事じゃない?」
お話を伺っていて、暖かなお店の雰囲気が伝わってくるようでした。是非「ちえのわハウス」さんの元気なお野菜やお豆腐を食べてみたいです。また、イベントスペースでは随時「ビーズのネックレス作り」や「ヘルシークッキング講座」などのイベントを催しているそうです。(詳しくはお店までお問い合わせ下さい。)ぜひこの機会に「ちえのわハウス」さんへ足をお運びになってみてはいかがでしょうか。
(注1)モン族とは、現在東南アジアのラオス、ベトネム、タイ、そして中国南部などの山岳地帯に住む山岳少数民族です。元々、文字を持たない彼らに識字活動をする際、紙に書くのではなく布に糸で文字を刺繍する方法を使って教えたりなどの工夫をされたそうです。
(株)ちえのわハウス
住所:〒256-0812 神奈川県小田原市国府津3-14-3
営業時間:10:00〜18:00
休日:日曜、祝日、夏休み、年末年始
電話:0465-49-6045(FAX共)
URL:http://homepage1.nifty.com/odawara/
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