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関根が行く〜手工芸品店突撃取材〜

第五回 裏目白?!の隠れ家
ボンダドーサ」さん

ボンダドーサ店内の様子「今度は目白にある『ボンダドーサ』さんに行って来ます」と言うとクラフトスタッフは口を揃えて「店長の大島さんがとても感じのいい人なんだよねぇ〜。よろしく伝えてね」と一言。そう、ボンダドーサさんはシャプラニールの事務所に程近い目白にあるので、何回かスタッフがお邪魔しているのです。

そして、今回は新スタッフの鈴木がぜひ一緒に行きたい!ということで二人でボンダドーサさんに向かいました。目白駅を降りて地図を片手に歩くこと8分…。あれ?ない…。見当たらないのでお店に電話して聞いて来た道を戻っていくと、ありましたー!「ボンダドーサ」(スペイン語で「優しい」の意味)と書かれた看板を発見!(実際は駅から3分。すぐ近くでした…。)看板が指し示す方向を見ると、狭い路地が続いています。「わー!どきどきするねー!」と鈴木と興奮しながら進んでいくと2階建ての建物がありました。早速、趣のある木の階段を上っていくと、つきあたりにボンダドーサさんがありました。中にはご年輩のお客様と大島さんがいました。「わざわざここまで来て下さって…。本当にありがとうございます。お気をつけて…」とお客様が階段を降りていくのをずっと見守る大島さん。早速、大島さんのあたたかさを感じちゃいました。

お店には、フェアトレード商品をはじめエコグッズ、食料品、近所の方が持ち寄ってくださった古着やハギレまでたくさんの商品がひしめきあっていました。おもちゃ箱をひっくり返したような店内は、見ているだけで楽しい!それでは早速インタビューを開始!

関根: お店を始められたきっかけは何ですか?お店を開く前は、福祉の仕事をされていたんですよね?
大島: そうなんです。福祉の仕事で大量に漂白剤や消毒液を使って洗濯などをしていたり、紙おむつなどの大量のゴミを目のあたりにして疑問を持ったのが、自然の商品を置くようになったきっかけの一つです。またお店を始めたのは、福祉の仕事で求められた「優しさ」を今度は一般の社会の中で新たに考えてみたかったんです。あとは組織の中ではなく一人で仕事をしたかったんですよね。
関根: ではシャプラニールを知ったきっかけは何ですか?
大島: たまたま自宅とお店の通勤途中にシャプラニールの商品倉庫があって、そこで商品を見せてもらったのがきっかけです。そこで初めて「ノクシカタ」の商品を見たんですけど、その素晴らしさにとても感激して…!そしてすぐ事務所の場所を教えてもらって事務所に伺い、お店に置かせて頂きたいと頼んだんです。
関根: そうなんですかー?!偶然の出会いだったんですね。でも出会えて良かったです。ホントに素敵なお店ですよね。フェアトレード商品や自然の商品だけでなく、古着やハギレも置いてらっしゃるんですね。
大島: 本当は「ハギレ&古着フェア」は国際フェアトレード月間の5月で終わりだったんだけど、思ったよりも古着がたくさん集まったので、6月も継続して置く事にしました。
関根:

大島さんのお手製タペストリーへー。これなんかすごくかわいいですよね。え!?200円?安い!
着なくなった服をどうするかって結構困るんですよね。こういう場があるのはとてもありがたいです。ところで、ずっと気になってたんですけどあの壁にかかっているタペストリーはどこのですか?

大島: あれは私が作ったんです。昔からパッチワークが好きでよく色々なものを作っていました。実は最初は、自分のパッチワークのお店にしようかと思っていたんです。でも、ノクシカタなどのアジアの女性の手刺しゅうの素晴らしさに感激して、自分の手工芸品欲が満たされてしまったというか…。私のパッチワークは、リサイクルや古ハギレで新たに展開しようと思っています。関根さんもノクシカタを最初見たとき感動しませんでしたか?
関根: とても感激しましたー!「本当にこれは全て手刺しゅう!?」と最初は信じられない位でした。大島さんはご自身でもパッチワークをされていたから、より生産者の気持ちや商品の素晴らしさが分かるんですね。あと手作りならではの面白さもありますよねー。例えばこの「ノクシカタマスコット」なんて一つ一つ顔が違いますよね?この魚なんて目がかなり怖い!(笑)
大島: ほんとだ。すごく怖いねー!(笑)
関根: ところで、お店の場所をここに決めたのはなぜですか?ご自宅は別にあるんですよね?
大島: かなり奥まった場所で分かりにくいですよね。よく「隠れ家」だとお客様から言われます。ずーっと隠れ家でも困っちゃうんですけどね(笑)。でもこの建物の雰囲気がとても気に入ったんです。1階にギャラリー、2階のお隣には「風呂式」さん(注1)があるでしょ?「風呂式」さんは最近オープンしたばかりで、お店の方もとてもいい方で楽しいんです。
関根: すぐお隣にお店があるから、「風呂式」さんにいらしたお客様がボンダドーサさんにも立ち寄ったり、その逆もあるんじゃないですか?
大島: そうなんです。お互いが競い合うんではなく、一緒に頑張っていきたいと思っています。「自分が頑張ることでお隣もうれしい」と思うので…。お隣さんと「ここを裏目白にしよう!」とよく言っています。(笑)
関根: 「裏原宿」ならぬ「裏目白」ですね?じゃあ「裏目白同好会」をつくらなきゃ!(笑)

注1・・ボンダドーサさんのお隣にある雑貨屋さん。個性豊かなアーティストに箱を貸し、その中に作品を展示してもらいお店で展示販売をしている。見ているだけで楽しくなってくるお店です。

★取材後記★
左から関根、店長の大島さん、鈴木楽しい取材でした!まさにボンダドーサさんは「目白の隠れ家」です。奥まった路地をちょっとした探検気分でわくわくしながら進んでいって、思わぬ素敵なお店を見つけたらうれしいですよね!?そんなうれしさを感じるお店でした。また、「自分が頑張ることでお隣もうれしい」という大島さんの言葉がとても印象的で、この言葉を聞いた時、「共生」という言葉が私の頭に浮かんできました。ちなみにいつものようにお買い物をしましたよ。今回は「おばあちゃんのおからクッキーゆず」を買いました。ゆずの味がきちんとしていて、とても美味しかったです!みなさんも「目白の隠れ家」にぜひ行ってみてください。居心地が良くて思わず長居してしまうこと受けあいです!

ボンダドーサ
〒171-0031
東京都豊島区目白3-13-4 2F
電話・FAX 03-3953-6623
営業時間 11:30〜19:30 毎週日曜日定休

 

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