|
YWCA(Young
Women's Christian Association,Dhaka)
今回はカエル、カメなど楽しいキャラクターの指人形をシャプラニールに届けてくれるYWCA
Dhaka (Young Women's Christian Association of Dhaka )を紹介します。YWCAはキリスト教系の団体として1855年イギリスで誕生し、その後世界中に同じ目的の団体が設立されました。バングラデシュのYWCA
Dhaka は1961年に設立され、貧しく、教育を受ける機会のない女性や仕事のない女性に対して、教育や医療の提供、職業訓練などの支援を行ってきました。
1973年には女性たちへの職業訓練と雇用機会の提供を目的とした生産センターを設立し、手工芸品の生産を始めました。これまでYWCAで訓練を受けて技術を身につけた女性達は1600人以上にのぼり、現在でも多くの女性たちが引き続きYWCAで働いています。首都のダッカに生産センターとショールームがあり、9人の事務スタッフと約400人の生産者が働いています。又、バングラデシュ国内の5つの地方にも生産センターが作られ、約120人の生産者が働いています。
YWCAでは手工芸品の生産のみならず、センターで働く女性たちに様々な取り組みを行っています。女性たちは毎月給料の中から10タカ(=約20円)の貯蓄を行っており、貯蓄額に応じて融資を受けることができます。家庭で生産を行いセンターに製品を納める在宅生産者の中には、この融資で自分のミシンを買った人もいます。また、ダッカのセンターには、生産者の子どもたちが通う学校が併設されており、子どもたちは無料で勉強ができ制服や昼食の支給も受けられます。もちろん制服は母親が働くセンターで作られたものです。自分の子どもに教育を受けさせることは、教育を満足に受ける機会を得られなかった多くの女性たちが望んでいる事です。このほか、怪我をして働けなくなった時に支払われる保証金制度や月に一度の法律家による無料相談が行われています。YWCAのこうした取り組みは、社会的立場の弱いバングラデシュの女性たちにとって大きな助けとなっています。
生産者の一人、ファティマ・カトゥンさんは1982年からYWCAで縫製の仕事をしています。「12歳で結婚しました。2年後、生まれたばかりの息子と私を残して主人がいなくなってしまいました。私は実家に戻り働きに出ていましたが、仕事は安定せず収入もごく僅かでした。そんな時YWCAの縫製と刺しゅうのトレーニングに参加しました。YWCAで一生懸命働いてきたおかげで、今では息子も15歳に成長し学校に通っています。YWCAの収入は家計の助けになるとともに、子どもの将来にも役立っているんです。」と話してくれました。
YWCAの生産者の作るジュート製のカラフルな指人形(\600)は子どもたちに人気の商品ですが、新商品としてまたまた可愛い仲間が加わります。一足先に写真でちょっぴり紹介しましょう。とぼけた表情が何とも言えない「手つなぎカエル」は、2004年春夏のシャプラニールのカタログ「クラフトリンク南風」で登場します。お楽しみに。YWCAの商品はシャプラニールのカタログ「クラフトリンク南風」または「楽天市場」http://www.rakuten.co.jp/craftlinkからもご購入いただけます。ぜひご覧下さい。
(インターン:鵜月円)
|