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MCC
世界中のパートナーと共に
朝夕は冷え込みが厳しくなり、季節は秋そして冬へとゆっくり向かっているようです。シャプラニールにも、そんな季節に向けてぴったりの新商品、クリスマスカードがバングラデシュから届きました。今回はその新商品で、手すき紙で作られた"ハッピークリスマスカード"を生産しているMCC(Mennonite
Central Committee)をご紹介します。
MCCは、1920年に設立されたアメリカとカナダを拠点とするキリスト教団体が集まってできたNGOです。1920年7月27日、アメリカ、カナダ13ヶ所から教会のリーダーたちがインディアナ州のエルクハートに集まりました。彼らの目的は、旧ソビエト連邦の飢えた人々に対して何ができるかを話し合うことでした。その2ヵ月後の9月27日、彼らはMCCとして正式に活動を始めたのです。MCCの名前には、異なる宗派の教会が一つの中央委員会(Central
Committee)に集まり、持てる力を合わせて活動をしていこうという意味が込められています。
現在MCCは、世界中の50箇所以上で現地のパートナーと共に活動をしています。現地のパートナーとはあらゆる宗派を含めた教会、女性グループ、農業協同組合や政府機関などです。MCCは、自分たちの役目はプロジェクトをまとめることであって管理することではないと考え、実質的な運営はできるだけ現地の人々に任せるようにしています。
バングラデシュで活動を始めたきっかけは、1970年に起きた高潮の被害者に対する救援活動でした。その後活動は現地の人々の生活向上に移り、今も続いています。現在、バングラデシュ国内には多くの団体が手工芸品販売活動を行っていますが、MCCは最も早い時期から店舗を構えた、いわば老舗です。手工芸品生産プロジェクトは9つに分かれていて、それぞれ様々な地域で様々な製品を生産しています。その中に、水辺に大量に発生するホテイアオイの繊維やジュートくずを使った手すき紙を生産するシュクタラ・ハンドメイド・ペーパー・プロジェクトがあります。このプロジェクトではシャプラニールがMCCと取引を開始して以来協力し、日本の和紙の技術を参考に手すき紙の開発を行いました。他にもシャプラニールで販売している"ジュートエコバッグ"を生産しているアクションバッグ・ハンディクラフトなど、総勢およそ700から800人が働いています。
MCCは一人で家計を支えなければならない未亡人や離婚した女性、病気などの理由で夫に収入がない人を優先していて、生産者の95%は女性です。月収は農村部の男性が日雇い仕事をした場合と同じくらいに設定されています。彼女たちが一家の主な、または唯一の稼ぎ手として男性と同等の収入が得られるよう配慮してのことです。また、MCCスタッフの中の数人にPDA(Producer's
Development Assistant)と呼ばれる人がいて、生産者の技術訓練などを担当しています。PDAは常に生産者の意見が反映されるように耳を傾け、生産者にとって最も身近な存在です。
冒頭でご紹介した"ハッピークリスマスカード"はシャプラニールの『南風』秋冬カタログ、またはウェブサイトからご注文いただけます。今年のクリスマスは彼女たちの作ったカードで、大切な人にメッセージを送ってみてはいかがでしょうか。他にも、ベンガル数字が一緒に書かれ机の上にひとつあると楽しく、便利な"卓上手すき紙カレンダー2004"など、たくさんの新商品がMCCより届いています。季節が変わる前に、お早めにご注文ください。(手工芸品の通販ページへ)
(インターン:進藤珠美)
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