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マハグチ(MAHAGUTHI)
ガンジーの教えのもとに・・・
マハグチは「ガンディアシュラム」という困難な環境にいる女性の生計向上のために設立された技術研修センターの販売部門として、1984年にOXFAM UKの支援によって設立されました。「ガンディアシュラム」とは1927年、ネパールで最初のソーシャルワーカー、トゥルシ・メハールによって設立された手工芸品の技術訓練センターです。ここでは、彼の「女性の自立なくして国の発展はない。」という信念のもと、女性に対して2年間寮生活をしながら織物や縫製,編物などの職業訓練を行っています。トゥルシ・メハールは、カースト制度や社会的弱者、特に女性への抑圧に強く反発し、社会変革の必要性を訴えました。彼は、やがてマハトマ・ガンジーと出会い、小規模なプロジェクトから現在のマハグチが始まったのです。
マハグチでは特に、手工芸品販売で起業を目指す女性や貧しい女性達に対し、手工芸品の生産トレーニング、販路拡大といった側面からの支援を行っています。現在、マハグチは、首都を中心にカトマンズ盆地に3つの店舗を構え、1000人以上の生産者、約150の生産グループを抱えています。そのうちおよそ半数は遠隔地や山岳地帯に住む人々で、特に低位カースト、不可触民を優先しています。
また、毎年マハグチの売上の40%は「ガンディ・アシュラム」の支援に当てていて、そのうちの10%は、保健衛生、教育プログラムなどの生産者の福利厚生に使われています。生産者にはマハグチから卒業して自分たちで事業をおこした女性も多くいます。マハグチは卒業時にミシンを供与し、彼女たちが故郷で生計をたてていけるよう支援したりもしています。
今回は、このマハグチで働く生産者の一人、サルミナさん(Sarmila Awale)をご紹介したいと思います。
サルミナさんは娘一人を持つ28歳の女性で、マハグチの仕立て部門で1996年から働いています。彼女は、最初は研修生の一人としてマハグチに参加し、のちに正スタッフになりました。彼女はいまだに大変だった頃のことを覚えています。それは、経済的な事情から5年生の時、学校を去らなければならなかったことです。農家の4番目の娘として生まれた彼女は、農作業の手伝いだけでなく近所に住む人々の服を縫い、収入を得ることで家計を助けなければならなかったのです。そんな中、親戚の紹介で彼女は、服の仕立て技術の研修のため、マハグチに来ました。最初は、専門的知識や経験がなかった彼女にとって研修は、とても大変でした。でもマハグチが継続的に教え、監督することで彼女は徐々に自信をつけてきました。
「今では私一人で仕事が出来るし、仕事の効率もだいぶ良くなってきたんですよ。」
現在、スタッフとなった彼女は月に一回開かれる、生産者仲間や経営者とアイデアや問題を共有するミーティングに、とても積極的に参加しています。彼女は、マハグチで仕事をすることについて彼女だけではなく、家族も喜んでくれているのでとても幸せそうです。最後に、彼女は満足そうにこう言いました。
「私の努力がマハグチの売上に貢献し、それがアシュラム(ガンディ・アシュラム)で他の生活が苦しい女性の支援のために使われるのがうれしい。」
マハグチの商品は、織物、ブロックプリントを用いた衣服、シルバーアクセサリー、手すき紙、セーター、民族楽器など多彩です。シャプラニールでも大人気の「ビーズチョーカー」(特価\1,710)などをご紹介しています。
「2004年春・夏生活素材カタログ」からでも「クラフトリンク南風」からでもご購入頂けます。ぜひご覧下さい!
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