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クムディニ/KUMUDINI
創設者の想いを形に
クムディニハンディクラフトはクムディニ財団の組織の一つで、手工芸品生産による社会における女性の地位の向上と、伝統工芸技術の伝承を目的に1981年に設立されました。
クムディニ財団は手工芸品生産の他に、病院や学校などの数多くの組織を運営しています。創設者のシャハさんはバングラデシュの首都ダッカの北西に位置するタンガイルに生まれ、第一次世界大戦に参加した後、インドのカルカッタへ渡りました。そこでビジネスで成功を収めた後、バングラデシュに戻ったシャハさんはスコットランドの企業からジュート工場を買い取り、更なる成功を収めます。1944年に生まれ故郷であるタンガイルの村に土地を購入し750床ある病院を建てたり、道の建設を行ったり、電気を引くなど貧しい人のために様々なことを行いました。寮付きの女子学校を建てたことはひときわ異彩を放っていました。なぜなら女子向けの学校そのものも非常に珍しかったのですが、科目に体育があり、掃除など全て自分たちで行うという方針は、その当時のバングラデシュでは考えにくいことだったからです。シャハさんは幼い頃に母親を亡くしていて、その経験がこの活動を始めるきっかけになったようです。
手工芸品生産活動を始めたきっかけは、病院に多くの女性が通ってきたため調査をしたところ、過酷な家事労働と貧しい栄養状態という女性たちを取り巻く過酷な状況が明らかになったことでした。そのため、伝統的な技術を使って家で取り組める刺しゅう製品の生産を始めることになりました。そしてそこで得る手工芸品販売の利益は、クムディニ財団が運営する病院や学校の運営に使われています。
生産者のジャハラナ・ベグムさん(38歳)は、14歳で結婚し、17歳で子どもが誕生し、現在2人の子どもと夫の4人で暮らしています。夫は工場で働いていますが、子どもの教育費用のために17年前からクムディニでノクシカタを生産しています。「娘は昔から弁護士になりたいと言っており、息子も学校に通っているので、そのためにも今は頑張っている」と言います。日本のみなさんにメッセージをもらいました。「きれいなものでないと買ってもらえないのは分かっているので、美しいものを一生懸命作っていきます。もし、美しいものを作ったということを示す賞のようなものをもらえると皆に見せられて嬉しいんだけど」とはにかみながら答えてくれました。
2003年秋・冬カタログ『南風』では丁寧な作りで非常に美しいクムディニの新商品「シルク刺しゅう風呂敷」の他、数多くの新商品をご紹介しています。新しい「南風」カタログ、もしくは楽天サイト「Craft
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(インターン:進藤珠美)
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