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Dhaka
Handicrafts
職人の技術と生活を守る
今回は長く皆様からご好評頂いている、籐かごを生産している団体Dhaka Handicrafts(ダッカ ハンディクラフツ)をご紹介させて頂きます。
Dhaka Handicrafts は、もともとスイスを拠点とするNGO"Enfant du Monde゛(エンファント ドゥ モンド)が"Enfant
du Monde Bangladesh゛として1976年に活動を開始したバングラデシュの手工芸品団体です。活動を進めていく中で、1994年に地域の独立組織として活動をしていく決定がされ、段階的に現地のバングラデシュ人主体の団体として独立の道を歩み始めました。
Dhaka Handicraftsでは地域で手に入りやすい籐、竹、麻など天然の素材を活かしたかご、テラコッタなどを主に取り扱っています。それらの生産を通して伝統技法を保護しながら、農村の職人と家族の自立を目指す活動を続けています。
バングラデシュではイスラム教徒が約8.5割を占めるため、少数派であるヒンズー教徒は社会的に地位が低いとされています。また、ヒンズー教社会にはカーストと呼ばれる身分制度があり、カーストの低い人々は社会的にさらに弱い立場にあります。Dhaka
Handicraftsではそういったヒンズー教の低カーストの人々への仕事作りを意識して活動しています。生産者はグループで手工芸品の生産をしており、それぞれのグループごとに貯蓄をしています。その貯蓄は生産者とその家族が病気にかかった時などの、緊急の出費があるときに備えられています。また、団体としても収入の10%を生産者とその家族の病気の治療代など緊急時に備え、福祉基金として積み立てています。それらの貯蓄は、肝臓の手術が必要な生産者への手術費用、また腎臓病に苦しむ生産者の子どもへの治療費などにあてられています。
また、Dhaka Handicraftsはデザイン開発に力を入れており、オーストラリア人のデザイナーがボランティアとして参加しています。また現在では、バングラデシュ人のデザイナーも活躍しています。デザイナーや生産者が商品のデザイン案を出し合い、時には海外のバイヤーから新商品のアイディアや色に関して提案を受けることもあります。そうして作られたDhaka
Handicraftsの商品はヨーロッパ各国や、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アジア諸国など世界各地の人々へも届けられています。
涼しげな籐かごと、籐かごには欠かせないジュート製シーカはこれからの暑い季節にぴったりです。ぜひカタログやシャプラニールのウェブサイトで商品をご覧になってみてください。
(インターン:進藤珠美)
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