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【2006年11月9日】
支援を受けた女性
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洪水のときの様子を語ってくれた
プロガテ・ヤドゥンさん
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少年の腰の辺りまで水位があったことが壁の様子から判る
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水流によって壁が壊された家
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2006年10月18日(水)〜19日(木)の日程でバンケ郡のファッテプールとバンカッティ地区で行った救援活動のモニタリングと現在の状況確認を目的として現地に赴きました。
今回支援を行った地域はタルーやマデシ(もともとインドが出自の人々、ネパール語を解さない人々も多い)などいわゆるマイノリティが多く、農作業や荷車引きなど日雇いの仕事で生計を立てている人がほとんどです。
支援物資を受け取った人からは仕事に出ないでも家の修理に専念することができ、高利貸しから金を借りないで済んだ(ファテプール村・男性)という声があった一方、ビニールシートより耐久性のあるトタン板の方が良かった、敷布団が欲しかったという(同・男性)発言もありました。
被災時に何が一番大変だったかという質問に対しては、かまどが壊れた状況でも食事を準備しなくてはいけなかったこと(ボンカティ村・女性)、夫が洪水後に体調を崩したため今も収入がないこと(ボンカティ村・女性)などが挙げられています。
今回救援活動の計画を立てる際、議論に一番時間をかけたのは、限られた支援をいかに必要としている人のもとに届けるかという点でした。そのためは救援の規模と内容、世帯の選定基準などを地域の人に明確に伝え、CSDRの活動について理解をしてもらうことが大切です。
そこに至る時間はかかったものの、共通認識が形成できた後は驚くほどスムーズに事が運んだ事実に力付けられたというCSDRからのコメントが印象に残っています。
今回活動を行った地域は洪水の常襲地であるものの、日頃の備えがほとんどなされていませんでした。そのような状況で、土地や蓄えを持たず日々の稼ぎに頼っている人々の生活がいかに災害に弱いか、を改めて実感しています。
文・写真(カトマンズ事務所長:藤崎文子)
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