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2008年01月一覧
2008年01月24日
先日、パートナー団体PAPRIが2006年から活動を行っているチョール(中洲)での活動を見に行ってきました。ここでは現在、児童補習教室、少女グループ、最貧困層グループへの支援活動を実施しています。
チョールにたどり着くまで、首都ダッカから車で2時間、そこから船に乗って40分かけて到着。船を下りてから活動場所までさらに30分以上徒歩で移動。次の活動場所までさらに20分歩く。バングラデシュにきて、久しぶりにこんなに歩きました。
本土から船でメグナ川を渡ります。向こう岸がまったく見えないので、まるで海のようです。

船を降りて、ここからしばらく歩きます。

途中で見かけるのは、川で水浴びをする人、洗濯をする人、魚を採る人。
今は乾期なので歩いて移動できますが、雨期になると家が建っているところ以外すべて水の下。ここに暮らす人は、川の水の増減によって生活が左右される。川とともに暮らしている人々であることがよくわかります。

ここに来ていくつか感じたことがあります。
・NGOの存在
農村部に行くとNGOの看板をあらゆるところで見かけます。しかし、この地域でNGO活動はほとんど行われていません。アクセスが悪いということもありますし、マイクロクレジット活動を行うNGOも、この地域は貧しい人が多く、貸付対象者にならないのでしょう。
・行動範囲
バングラデシュといえば、リキシャ。というイメージがここにはあてはまりません。リキシャは人々の足、どこに行くのにもリキシャに乗って移動します。しかし、ここには1台もいません。それだけ、移動範囲も限られているし、まして川で分断された地域なので外からの情報が少ないのがわかります。
・視線
本土との交流がほとんどないため、外国人を見ること自体とても珍しいのでしょう。「外国人だ」という興味津々の表情でじーっとみつめられることはいつものことですが、ここでの見つめられ方は違う。とても不思議なものを見るような、こわばった表情で見つめてくる人が少なくありません。
近寄ってきた子どもたちに、何年生?と聞くと、学校に行っていない、自分の年はわからない、という子が何人もいました。きょうだいの数を聞くと、5、6人が普通。つまり、NGOが入っている地域であれば、少しずつ改善されてきている課題、就学率、乳幼児死亡率、出生率に対して、この地域ではほとんど取り組まれていない。だからこそ、PAPRIがこの地域で活動を開始した意義があり、いままでの経験を十分に生かすことができるでしょう。この地域での活動を今後も見ていきたいと思います。

- カテゴリ:農村での活動 2008年01月24日 18:06 |
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2008年01月20日
1泊2日でパートナー団体COLIを訪問してきました。
COLIの事務所があるのは、首都ダッカから北に車で4時間半、マイメンシン県イショルゴンジ郡という地域。
今、日本はコートが手放せない寒さだと思いますが、バングラデシュも結構寒い。首都ダッカでも朝晩はカーディガンなしでは寒い。
「村はもっと寒いよ」と聞いていたので、寒さが苦手な私は大げさ?と思いつつも、ショール、フリース、そして薄いダウンジャケットを持っていきました。
夜になるとやはりかなり冷え込んできて、濃い霧も立ち込めてきました。
部屋に戻って、寒いから早めにベッドに入るのですが、コンクリートの床から冷えが伝わってきます。シーツが冷たいのでショールを下にひき、フリースを足元に、そして、ダウンを着る、という完全防備で寝ました。
大げさなくらい持って来て良かった、おかげでぐっすり眠ることができました。
翌朝、1時間ほど時間があったので、事務所の門をでて、少し歩いてみました。通りは霧で真っ白。

この霧の中、9時になるとスタッフは各フィールドにバイクや自転車に乗って出かけていきます。


この写真は、途中で出会った子どもたち。
この子たちにカタコトで話しかけると、こんどはいろいろ質問をしてくる。
「もう一回言って」というと、あきらめずに何度も質問を言い直してくれる。
コトバができたらもっと楽しいのに。私にとって子どもたちは語学の先生です。
家に帰って勉強します。。。。。

ダッカに戻り、家に帰ると寝るときはうすい毛布だけで十分。
家の密閉性というもの大きいけれど、「都市熱」ですよねぇ、これって。
ダッカと村でこんなに気温が違う。車は一日中行き交っているし、
24時間あらゆるところで電気がついている(ほぼ毎日停電するけど1時間程度)。
最近、温暖化現象のひとつとして、バングラデシュの事例が取り上げられることが多いようですが、
ダッカの電気だけでこれだけの熱を発して気温が上がっている。
世界中でどれだけ多くの熱を出して地球を暖めてしまっているのか、と考えると。。。うーん。
- カテゴリ:農村での活動 2008年01月20日 19:07 |
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2008年01月17日
パートナーNGOのフルキと行っている活動に、使用人として働く女の子たちへの支援活動があります。
1月16日(水)、現在の活動場所である2カ所の子どもたちの遠足と交流を目的としたプログラムを行いました。
参加したのは、コライルスラムの女の子30名、パイクパラ政府住宅で働く女の子15名の合計45名。
朝、バスを借りきって、コライルスラムから30人の子どもたちがパイクパラに到着。

コライルから来た子には赤いリボン、パイクパラの子には黄色いリボンを手首につけました。これは、迷子防止という大きな意味があります。
今日のプログラムは、盛りだくさんです。
そのなかのいくつかを紹介します。
●クッションまわしゲーム
音楽が止まったときに持っていた人から抜けていき、最後に残った人が勝ち!というゲーム。
大人チームもやったのですが、これがけっこう盛り上がって、私たちもおおはしゃぎしました。

●ビスケット食い競争

●なわとび競争
私も飛び入り参加してみたけれど、10回も続かずひっかかってしまいました(けっこう悔しかった。。)

●歌・ダンスコンテスト
歌や踊りをセンターの先生に習って練習してきました。みんな上手!

・かけっこ

最後にそれぞれのプログラムでの優秀者への表彰式を行いました。賞品はプラスチックのボウル(お鍋?)やグラスセットなどが用意されています。残念ながら入賞できなかった子にも、グラスを1個ずつプレゼント。
<表彰式は、ここのコミュニティリーダーに商品をわたしてもらいました>

いつも別々の場所で集まっている子どもたち、でもすぐに仲良くなっていました。
雇い主の子どもをつれてきている子もいましたが、他の子も交代でその子の面倒を見ていたり、オルナ(肩にかけている布)をとりかえっこしてみたり、みんなとっても楽しそうです。
お昼を一緒に食べているとき、その場で食べない子が何人かいました。
「食べないの?」と聞くと、「持って帰って妹にあげる」「家に持って帰る」という答えが。
遊んでいるときは感じなかったけれど、この子たちは、自分で働いて家族を支えている子どもたちなんだ、ということを痛感させられました。
コライルスラムの子どもたちは、年齢はパイクパラの子どもたちより小さい子が多いのですが、体力があり積極的で元気な印象がありました。コライルの子どもたちは、日ごろ歩いて働き先に行っていますし、家に帰ってから友だちと外で遊んでいたりするのでしょう。一方、パイクパラの子どもたちは、住み込みで働いているので、1日中家の中でいて、みんなで遊ぶという機会は少ないからでしょうか。そのことが、ちょっと気にかかりました。
今回の子どもたちの表情を見ていて、ここにいる子どもたちは、毎日働いている。
でも、子どもとしておもいっきり遊ぶ、そんな時間が本当に大切なんだということを感じました。
- カテゴリ:都市での活動 2008年01月17日 14:02 |
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プロファイル
内山智子(うちやまともこ)
2001年にシャプラニールに入り、2007年秋からバングラデシュに赴任しました。着任早々病気になったりしましたが(笑)、今はバングラデシュの豊かな文化と自然の心地よさを感じ、人々のエネルギーに圧倒されながら暮らしています。













