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内山職員

2010年04月02日

省エネ


今週末はお花見日和のようですね。

ここダッカは、この数日停電が今まで以上にひどくなっています。灌漑用ポンプのための電気を農村部に送るために、ダッカの電気は計画的に止められます(といっても何時からと連絡があるわけではなく突然切れる)。

それが1時間おきに1時間ずつだったのが、今週から2時間おきに2時間ずつに変わりました。幸い私のいる家はバックアップ電源があるので明かりはつきますが、テレビ、冷蔵庫などの電気は切れたままです。今(金曜日の昼間)も2時間ごとに切れています。あぁ、バッテリーがなくなる。。。と気にしながらパソコンを開いています。

先日、首相から「夜6時から11時までエアコン使用中止」ということが発表されました。
私は家ではほとんどエアコンを使わないので別にいいけど、病院などは大変ですよね。お米の生産のために村に電気を優先するのは賛成だけど、病院は別扱い、というようにできないのでしょうか。

このような停電は、村で暮らしている人にとって、電気がたまに来る、という状態なので大きな影響はないけれど、今やパソコンで仕事をする時代、電気に頼った生活になると本当に停電は困ります。パートナーからは「電気がないからレポートを送れない」と言われ、東京からのメールがチェックできないから仕事が遅れる。
このあいだ、スタッフに「日本は停電がないんだって?!」と言われ、そういえば「ない」ですよね。災害が起きれば別だけど、普段はいつも電気があります。すごいな、日本の電気供給事情。と改めて関心してしまいました。

「省エネ」という言葉は昔から言われてきたけれど、実際に停電してみると、電気のありがたさを実感できて、より省エネに意識が向くかも(笑)。
たまに電気のない時間をすごすのも悪くないですよ。暑いけど。。。(現在、室内で、気温33度、湿度70%)

2010年01月29日

村の朝

 バングラデシュからのブログが「寒い」「寒い」というネタばかりでしたが、ダッカは今週からだいぶあたたかくなってきました。昼間は結構暑くなり、一気に暑い季節がまたやってきそうです。
でも、やっぱり村の朝はまだまだ寒いのです。先日マニクゴンジ(ダッカから車で2時間半ほどのところ)に泊まり、朝散歩をしていたときの写真を紹介します。

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(左の写真)右の子のように、マフラーを頭にかぶっているのが普通です。私がショールを頭からかぶっていなかったので、この子たちに耳を覆わなきゃだめだよ、と指摘されました。
左の子はお父さんのジャケットのお古です。

(右上の写真)ちびっこは頭からすっぽり。昔CMにあった(今もある?)「たらこ」を思い出します。

(右下の写真) 牛も寒いんです。ジュートの布をかけてもらっています。

 

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この日の午前中、高齢者訪問をするスタッフに同行しました。

このおばあさんはなんと1908年生まれ(一昨年の選挙の際作成したIDカードを見せてくれました)。つまり今年102歳?!

目は見えず、耳は遠いのですが、大きな声で話せば聞こえます。そして、支えてもらえば自分でトイレに行くことができます。

この日はひなたぼっこをしながらおしゃべりしました。スタッフが週に1回きて話をするのを楽しみにしているそうで、このスタッフのことを自分の孫の一人だと言っていました。私が行くと、日本人の孫も一人できた、と笑ってくれました。<写真左はスタッフのシャヒマさんと102歳のおばあさん>

 この寒い時期、風通しの良い小屋のつくりはとてもつらいものです。このおばあさんが寝ている小屋は、周りの囲い(ジュートの芯部分)が古くなってスカスカになってしまい、とても寒かったそうです。5年生の孫が古い布や新聞紙などで覆って風が少しでも入らないようしてみたのですが、それでも寒くて眠れなかったとのこと。数日前、ダッカに住む孫が新しいジュートの芯を買って作り直してくれました。おかげで夜も眠れるようになりました。

<写真右:新しくつくりなおした小屋、左に立て掛けてあるのは、古くなって取り外したジュートの芯、今度は燃料になります>

以前、家族はおばあさんが大変な思いをしていることをあまり気にかけなかったようですが、スタッフが毎週訪問し、家族と話をしていくなかで、家族のおばあさんに対する態度がすこしずつ変わってきたそうです。

寒い村の朝、おばあさんの笑顔は、気持ちを温かくしてくれます。

2010年01月04日

ダッカ事務所より

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ダッカ事務所よりあけましておめでとうございます。

1月3日、めずらしくスタッフ全員がそろったので、写真をとりました。いつもは誰かが出張に行っていて全員集合写真を撮ろうとしても、いつも1-2人が欠けてしまいます。ですから、この写真結構貴重です。

今ダッカもすごく寒くなっており、みんなモコモコ服を重ね着しています。バングラデシュは暑い国というイメージの方も多いかもしれませんが、この時期はセーター、フリース、ショールが必需品です。でもマフラーとかで頭と耳を覆うのに、なぜか足はサンダル(私も)。頭寒足熱の逆ですね。。。

2010年01月01日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

ここ、バングラデシュの新年は4月のため、年末年始という雰囲気はありませんが、今年は1月1日が金曜日にあたったため、気分的に年末年始気分を味わっています(単なる週末ですけど)。今朝は、お餅を焼いてお雑煮風にして食べました。実家にも「おめでとう」と電話をしました。が、やっぱりお正月って感じはしませんね(苦笑)。

2009年を振り返ってみると、2008年末に選挙があり、2年続いた暫定政権が終了。新たな政権のもと、2009年は新たな動きがでてくるだろうとみな期待を持って迎えました。ところが、2月末にはBDRの事件があり、急遽スタディツアー受入が2つ中止になりました。その後は、平穏な状態が続いています。その他新政権になって新たな試みも導入されました。今日からやっと元に戻ったDayLight Saving Time(サマータイムのようなもの)をはじめ、交通ルールを守らないと罰金、などなど。

私自身の2009年は、出張者やツアーなどの来客が続き外出が多く、1カ月の半分くらいは自分の家で食事をしていなかったような印象があります。その他出張以外にも、休日にはバングラデシュの観光地、シュンドルボン(世界最大のマングローブの森)、コックスバザール(世界一長い海岸線)にも行き、バングラデシュのいろいろな地域を訪問しました。バングラデシュの観光業はまだまだこれからですが、美しい自然がたくさんあり観光地として人気がでてもいいと思いますよ。受け入れる体制がまだまだ整っていませんが、それはそれで「そのまま」を見てもらうことがいいのかなとも思ったり。

2010年、今年もいろいろな所に行って、いろいろな人に会いたいと思います。

2010年がみなさんにとってハッピーな年になりますように。

2009年08月20日

少女たちとの交流

夏休みシーズンですね。そのため今月は、3つのツアーの受入をしています。そのひとつ、8月8~15日、シャプラニールの会員ツアーがありました。参加メンバーは14人。そのうち10人が学生、学校の先生が2名、企業を退職した人が2名というメンバー。

いつもツアーが訪問すると、どんな暮らしをしているのか、活動によってどんな気持ちの変化があったのか、日本人からバングラデシュの人たちに質問攻めです。
でもみんなきちんと答えてくれます。そしてあたたかい歓迎をしてくれます。そのやさしさにみんな心を癒され、「豊かさ」について考えるきっかけにもなります。でも何かもうひとつ、加えたい。そう思っていました。
今までのツアーはいくつかの活動を細切れに見てもらう内容が多かったと思います。今回のツアーのテーマは「少女と出会う旅」。テーマにあわせて少女たちと過ごす時間を長くして、ひとりひとりの名前を覚えて交流する時間を作りたい。そこから「バングラデシュ」という大きなかたまりではなく、「○○ちゃん」という個人とのつながりをつくってもらいたい、と思って準備をしました。

午前中のプログラムは、少女グループによる村案内です。
ツアー訪問の半月前、少女たちに「みんなで相談して、自分たちの村の中で日本のみんなに紹介したいところに案内して」とそれだけ伝え、2時間の内容を彼女たち自身に考えてもらっていました。果たしてどんなところを紹介してくれるのか、とても楽しみでした。


私が一緒に回ったグループは、日本人一人にひとりずつペアになって、手をつないで村を案内してくれました。最初に連れて行ってくれたのは、その村でみんなが尊敬する人のお墓でもある聖者廊。この方は10年生まで学校に通い、その後たくさんの本を読んでイスラム教の教えを村人に伝え続けた方で、村人みんなに尊敬されていました。4年前に亡くなり、その人が住んでいた家と横にあるお墓はいつもきれいに手入れがされており、毎週村の人はここに来てお祈りをささげ、歌や踊りもするとのことでした。
その後連れて行ってくれたのは、「村の中で綺麗なところに連れて行きたい」と村の中にある山(というか低い丘)、たくさんの木に囲まれた広場に連れて行ってくれました。その草の上にみんなで座って、風を感じながら歌を歌いました。

午後はこのメンバーが毎週集まっているミーティングでどのようなことをしているのか見せてもらいました。

翌日の午後は、このメンバーに対して日本の参加メンバーから「日本紹介」をしてもらいました。参加者からは、日本の四季、大学生の1日の2つについて紹介してくれました。
少女グループのみんなは、教科書やテレビで少し日本について聞いたことがあったものの、日本の様子を絵や写真で見せてもらい、楽しい時間を過ごしてくれたようでした。

その後はみんなで歌や踊りを披露し、最後には全員でバングラデシュの歌を大合唱しました(前日の夜、みんなでカタカナでベンガル語を書いて覚えたんですよ)。

最終日、参加者たちがどんなことを感じたのか、発表してもらいました。
何人かのコメントを紹介します。
「少女たちのやさしさや気遣いがうれしかった」
「人と人とのつながりの深さを感じた」
「少女たちの学ぶ意欲と自信に満ち溢れた表情に驚いた」
「ゆっくりと時間をかけて変わっていく、それが次の世代につながっていく」
「ここでの活動は、人の心を育てている」

案内してくれた少女たち、そして参加費を払って活動を見に来てくれた会員のみなさん、ありがとうございました。私自身とても楽しめたツアーとなりました。

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プロファイル

内山駐在員内山智子
(うちやまともこ)
2001年にシャプラニールに入り、2007年秋からバングラデシュに赴任しました。着任早々病気になったりしましたが(笑)、今はバングラデシュの豊かな文化と自然の心地よさを感じ、人々のエネルギーに圧倒されながら暮らしています。
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