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2010年08月一覧

2010年08月31日

シャトルの意味

クラフトリンクのネパールでのパートナー団体は6つあります。その中で、「ダッカ織り」という伝統的な織りを専門にしているのがダッカ・ウィーブスという生産団体です。支援者からの寄付でカトマンズ近郊にたてた工房を拠点に、35人の生産者が毎日働いています。

バングラデシュでも機織りの様子は何度も見てきましたが、小気味よいリズムで織物がつくられていく様子は、いつ見ても飽きないものです。そういえば、横糸を通すための「杼(ひ)」という道具がありますが、これが英語のShuttle(シャトル)にあたり、行ったり来たりするという意味からスペース・シャトルという名前がつけられた、という話を昔聞いた時には、ちょっと物知りになった気分を味わったなぁ。

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  •  キーワード: Dhaka Weaves

2010年08月30日

黒いじゅうたん

事務所の机で仕事をしていると、知らない間に体をアリがはうようになりました。それなりに古い家を借りているので、窓の木枠などに穴やスキマがあり、大量のアリが入ってきているためです。

古~くからのシャプラニールの会員の方で、もしかしたら覚えていらっしゃる方があるかもしれませんが、今回のブログと同じタイトルのエッセーを、14年前に会報「南の風」に書いたことがあります。村にノートパソコンをもっていったらアリにたかられた、というたわいもないものでしたが、アリとの戦いは、時を経た今も変わらない日常生活のひとコマですね。自宅でも子どもたちが「あっ、アリがいた!」といってはつぶして報告にきてくれる毎日です。

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  •  キーワード: アリ

2010年08月27日

コタとゴール

ネパールに赴任してからおよそ半年が過ぎました。まだまだ分からないことだらけではありますが、スタッフやパートナー団体との会議などは基本的にネパール語で対応しています(英語がヘタなだけともいえますが...)。でも、40代に突入してからの言葉の習得はやはり厳しく、20代から現場で鍛えてきたベンガル語の単語が、ついつい混じってしまうんです。

先日も「私の部屋(ネパール語でメロ・コタ)」と言おうとして「メロ・ゴール(ネパール語で私の家)」と言っていることにしばらく気づかず、スタッフから怪訝な顔をされてしまいました。ベンガル語では部屋が「ゴール」なんだよ!

※下の写真はスタディツアーで手すき紙の体験をしている様子。
※ネパール語もベンガル語も「有気音」「無気音」の区別があるため、上記のカタカナ表記は正確ではありません。念のため。

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  •  キーワード: ベンガル語

2010年08月27日

シコクビエ

日本ではもう、ほとんど食べられなくなった「ヒエ」。ネパールではシコクビエが、まだまだ重要な穀物として主食の一角を占めています。

先日のスタディツアーで農村の丘陵地を訪ねた際、ちょうどチェパンと呼ばれる山岳少数民族が、苗床から畑へ移植する作業を行っていたので、ほんの少しだけ一緒に体験させてもらいました。写真では分かりづらいかもしれませんが、こんな風に寝かせたまま植え付けるんですね。知らなかったなぁ。

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  •  キーワード: シコクビエ

2010年08月25日

予習しておかなきゃね

昨日まで約1週間、日本からのスタディツアーに同行していて、しばらくブログの更新が止まっていました。

普段の活動地をじっくり見ていただくのが趣旨ですが、せっかくネパールまできて勉強以外何もしないというのもなんなので、最後に半日だけ観光の時間がありました。クラフトリンクで扱っている手すき紙の生産現場が古都バクタプールにあるので、地元のガイドをお願いして2時間あまり、旧王宮や古い町並みなどを見て歩きました。私にとってはネパールに来てからようやく2回目となる観光!

有名な五重の塔、ニャタポラ寺院を見た時のこと。石段に寺を守る動物などが置かれているのですが、一番下のものを「レスラー」とガイドの方が英語で解説。いい訳が思い浮かばず、ツアーメンバーにはそのまま「レスラーだそうです」と、いいかげんな通訳をしてしまいました。あとで日本語のガイドブックを見せてもらったら「伝説上の戦士」と書いてあるではありませんか...。予習不足ですみません。

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  •  キーワード: ニャタポラ寺院 バクタプール

2010年08月16日

1年間ご苦労さま

ものすごくたくさんのお祭りがあるネパール。2日前には、ヘビの神様をまつる「ナーグ・パンチャミ」というお祭りがありました。ヒンドゥー教徒はこの日、家の入り口や玄関にヘビの神様の絵を牛フンで貼り、1年間の息災を祈ります。

我が家の大家さん宅も敬虔なヒンドゥー教徒。しっかりと新しいのが玄関脇に貼り付けてありました。風雨にさらされ、色がほとんど落ちてしまった絵が右側にあります。1年間、ご苦労さまでした。

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  •  キーワード: ナーグ・パンチャミ

2010年08月15日

カトマンズで盆踊り

先日、日本人会主催の盆踊り大会がありました。会場はカトマンズ補習授業校。焼き鳥やたこ焼き、焼きそばなどの出店が並ぶ中、盆踊り、カラオケ、暗くなってからの花火と、天気にも恵まれ、楽しいひとときを過ごすことができました。

私は補習授業校の保護者として、焼きそばを担当。日本人女性と結婚されたネパール人のお父さん方と一緒に準備から販売、片付けまでやりましたが、一番役に立ったのは残り物の処理だったかも...。

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  •  キーワード: 盆踊り

2010年08月12日

ツーリストバス

ネパール国内の出張では経費の節約のため、よくツーリストバスを使います。観光客の多いお国柄だけあって、路線にもよりますが、けっこうゴージャスな車体が普通に使われていて、乗り心地も快適。

昔バングラデシュでは車体が木でできていてドアも窓もすべて穴あき、というバスもありましたが、最近では日本で不要になった長距離バスのお下がり(?)が入ってきていて、路線によっては豪華な旅が楽しめるようになっているとか。そうそう、リキシャ(人力の三輪車)にぶつかって大切なヘッドライトが割れないよう、必ず鉄の防護柵がハメてあったっけな。懐かしい!

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  •  キーワード: ツーリストバス

2010年08月11日

水のありがたさ

シャプラニールのカトマンズ事務所で使う水は、民間の会社から買ってまかなっています。写真のような給水車から地下のタンクへとうつし、それを電気のある時にポンプで屋上のタンクにあげて使っています。

カトマンズには都市ならではの便利さや快適さがありますが、以前にも何度かご紹介しているとおり、水に関しては本当にみんな困っています。洗濯(手洗いが普通です)や洗髪に使った水を上手にためておき、トイレなどに二次利用、三次利用するというのがあたりまえ。ところが農村部へ行くと、井戸や自然のわき水があったりで、こと水に関しては農村の方が便利だという皮肉な状況が生じています。

うまくいかないものですね。

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  •  キーワード: 給水車

2010年08月10日

マジメな女の子たち

ゴザをひろげて勉強する子どもたちをパチリ。宿題でもしてるのかな?

学校以外の場で勉強している子どもはよく見かけるけど、そういえば女の子ばかりのような。我が家の男の子たちも、家ではあまり勉強している様子がないよなぁ。あっ、自分もそうだったか...。

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  •  キーワード: 宿題

2010年08月09日

魚を食べるぜいたく

ネパール人の平均余命は60歳と少し。50歳代だった以前と比べれば、徐々に改善されてきてはいます。この平均余命の短さを、魚をあまり食べないせいだ、としている説をたまに目にします。ことの真偽はともかく、ふだんカトマンズで生活していて魚をあまり口にする機会がない、というのは本当です。

そのためか、農村部に出張にいくと「魚をたべるかどうか」がネパール人スタッフの間でけっこう話題になります。といっても、カリカリにあげたフライかカレー、あるいはそれでだしをとったスープくらいしか選択肢はないのですが。もちろん、カトマンズで高級レストランにいけば、さまざまに調理された魚の味を楽しむことができます。ぜいたくは魚料理で、という感じですね。

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  •  キーワード: 魚

2010年08月08日

紙は斜めに

長い会議に参加している間、皆さんには何かするクセはありますか? ノートのはじっこに幾何学模様や似顔絵を描いている人はよく見かけますよね。私は、参加している人の何かを数えることがよくあります。最近ハマっているのが、ノートや紙を傾けて字を書く人の割合がどのくらいかを数えることです。

これまでのところ、約9割の人が傾けている、というのが私のみたてです。日本では書道の影響もあり、紙を自分の体に対してまっすぐにおくというのがスタンダードですが、日本以外の国では、むしろ斜めにする方が普通のようですね。欧米では「斜めにおきなさい」と指導しているケースもあるとか。

そういう意味では、あまり意味のない統計ですね...。今度は角度でも測ってみようかな!?

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  •  キーワード: 手書き

2010年08月06日

田植えの季節

ネパールでは、本格的な雨期となる6月下旬から8月上旬くらいの間が田植えの季節。この間に農村へいくと、いたるところで苗床から田んぼへと、稲の苗を人海戦術で植えている様子をみることができます。

基本的に、田植えは女性の仕事です。最近は徐々に変わってきていますが、バングラデシュでは女性は田植えにはかかわらず、収穫後の作業、いわゆるポストハーベストの仕事や家畜の世話などを担当していたので、そうした光景を見慣れてしまった私にとっては、女性がズラっと並んで田植えをしている様子は、ちょっと新鮮な感じがします。

実り多い収穫となりますように。

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  •  キーワード: 田植え

2010年08月05日

好きにさせてよ

食事の後にお茶を飲むというのは、世界中でどれくらいの人が習慣にしているのでしょうか。少なくとも私たち日本人は、食事をしたら、なんとなく何か飲みたくなりますよね。

ネパールの人々は甘~いミルクティなどをよく飲みますが、食事の後のタイミングでは決して飲みません。私も普段はそのペースにあわせて生活していますが、村の店で食事をした後などは、時々自分だけお茶を注文してしまいます。先日などは、私がおいしそうに食後のお茶を楽しんでいたら、スタッフから「日本人は食事の後にお茶を飲むんだよねぇ、ふ~ん...」などと、さも珍しいものを見たかのように言われてしまいました...。

別にいいじゃん!

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  •  キーワード: お茶

2010年08月05日

どんだけぇ~

ネパールでは五色の旗をよく見ます。チベット語で「タルチョー」と呼ばれる祈りの旗で、仏教寺院などではたくさんのタルチョーが、まるで運動会の万国旗のようにはためいています。村を歩いていても、このタルチョーがかかげられている家があれば、そこは仏教徒であることが分かります。

ところでこのタルチョー、よく見ると小さな字で経文が書かれているのですが、風ではためくたびにお経を唱えたことになるのだそうです。手で回すだけで同じようにお経を唱えたことになるという「マニ車」もありますし、いったいどんだけお経をとなえるのか、と不謹慎にも思ってしまいますねぇ。ま、最近は写経もコピペで済ませてしまう人がいるといいますが...。

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  •  キーワード: タルチョー 仏教徒

2010年08月03日

不思議な慣習

「自分より目上の人に背中を見つめられるのは、ネパール人としてすごく嫌なことなんです...」

事務所のレイアウト変更について話し合っている時、こんなことをスタッフに言われました。これまで、現地スタッフは1階に、所長の私は2階の個室にと分かれていたのですが、スタッフが増え、もっとコミュニケーションを密にとりたいと考え、所長室を廃止して1階に他のスタッフと並んで座ることにしたんです。これまで壁を向いて座っていたところに、私が「みんなの方を向いて座るレイアウトにしたいんだけど」と発言した際、冒頭のような反応があったわけです。

結局、私も壁を向いて座ることで決着がつきましたが、こうして何かを変えるたびに文化や慣習についての新しい発見があり、興味がつきません。

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  •  キーワード: 慣習

2010年08月02日

届くかなぁ

10歳(小5)の息子が、今年3月まで一緒のクラスだった友達に絵はがきを出すというので、一緒に郵便局まで行ってきました。はがき一枚、日本まで送るのに25ルピー(35円ほど)かかります。まずは切手を買い、自分で貼ってから別の窓口に出し、スタンプ(消印)を押してもらって終了。昔なつかしい大きなスタンプでドスン、ドスンと派手な音をたてて押してくれました。

さぁ、果たして無事に届くかどうか。長くカトマンズで暮らしている日本人の方々に聞いて、一番届く確率が高そうな郵便局を選んだのですが...。

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  •  キーワード: 絵はがき

2010年08月01日

ケータイのスイッチはどこ?

世界中で普及が進む携帯電話。日本でも利用者が急速に増えていった時期には、その使い方に関するマナーが社会問題になっていましたよね。今でも完全に解決されたわけではありませんが、さすがに会議やコンサートの最中に平気でおしゃべりをする人はいなくなりました。

ネパールやバングラデシュでは、こうした携帯マナーはまだまだ発展途上にあります。会議中に大きな呼び出し音がなるのは日常の光景。先日、高名な歌手が出るというコンサートに行った際にも、司会の人が「今日はライブ録音もするので、携帯はオフにして下さい」と言っているのに、やっぱり鳴らしている人がいましたし、隣にいたカップルなどは「どうやって切ればいいのよ!スイッチはどこ?」などと、あわてていました。

そうか!携帯をならしっぱなしなのは、スイッチの切り方が分からないというだけのことなのか!?

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  •  キーワード: 携帯
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プロファイル

白幡駐在員白幡利雄
(しらはたとしお)
2010年の2月からネパールに赴任しました。バングラデシュに続いて2カ国目の赴任です。
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