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藤﨑職員

2008年12月18日

1日10時間停電

今日から1日10時間停電が始まったというニュースを聞いた。一日当り10時間停電となるのが週に6日あり、残り1日は3時間。

先週自宅に充電式発電機(こちらではインバーターと呼ばれている)を設置したのは、タイムリーな判断だったとつくづく思う。夜になると仕事にならないので閉めてしまう店も多く、ビジネスへのダメージは大きいだろう。産業界からは「せめて停電時間をまとめてくれれば、多少なりとも効率良く仕事ができるのに」という声がある。もっともだ。

しかし10時間停電より精神的なダメージの大きかったのはこのニュース(カンティプール:電力不足解消のため火力発電計画)

不安定な生活を余儀なくされている庶民の現実を理解もせず、「1年後には停電ゼロ(首相)」「ディーゼル火力発電所を作って電力不足解消(某大臣)」などと絵空事ばかりいう政府官僚にはあきれてしまう。車を動かすためのディーゼルが入手困難なことも多い状況で、それに頼って安定した電力を確保できると考えること自体、私の理解を超えている。しかも、火力で発電した電気はコストが高く、現在(水力発電)の4~5倍するという試算らしいが、誰がそんな高い金を払って電気を使うのだろう。ネパールの現実を見てないのか何なのか…。

10時間停電よりも、こちらのニュースが与える精神的なダメージの方が大きかった。

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藤崎駐在員藤﨑文子
(ふじさきゆきこ)
ネパールに2006年2月から赴任しました。よろしくお願いします。

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