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2008年11月12日
ここ2、3週間、いつも心のどこかにひっかかっていたことがあった。ネパール赴任時からずっと仕事をしてくれていたお手伝いのジョティ(「ああ言えばこう言わなくちゃ」で紹介)がオーストラリアに行くことになり、次の人を探さなくてはいけなかったからである。
洗濯、掃除、買物から料理、植木の世話までをこなしてくれたジョティは、1を言えば10を知る、という賢い女性で、英語も理解し、私の両親が遊びに来たときには語学学校で学んだという日本語で案内もしてくれた。ネパール生活がこれまで快適に過ごせたのは彼女のお陰であると言ってよい。
事務所のスタッフや知り合いに声をかけ、望む条件(これまで外人の家で働いた経験があること、料理は出来なくても良いが信頼できる人であること)で探してみたが、なかなかこれが難しかった。何人かいることはいたが、いろいろなことを考えると決断までに至らずずるずると時間が過ぎてしまった。
そんな時、知り合いのネパール人に偶然出会った。外人への不動産紹介をしている人で、私が今住んでいる家も彼の紹介だった。さすがのネットワーク力で、私が相談をしたその日の夜には候補の女性がいるという電話があり、次の日の朝には面接のためにその彼女を連れてきてくれた。
あれこれ話をして、お互いに望む条件をほぼ満たしていることが確認できたので、仕事をしてもらいしばらく様子を見ることにした。ジョティからの引継ぎも終わり、今日から彼女は一人で仕事をしている。最初は勝手がわからず混乱することもあるだろうが、互いに少しずつ歩みよっていくしかないだろう。
- カテゴリ: 2008年11月12日 16:04 |
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2008年11月03日
ティハールの休暇を利用して、昨日までバングラデシュに遊びに行っていた。バングラデシュ駐在時代から懇意にしていたクリスチャンのバングラデシュ人の友人に娘が生まれ、洗礼式に参加するため6日間滞在した。
最初の2日ほどはベンガル語が出てこなくとにかく苦労した。ベンガル語を話しているつもりが「何言っているか判らない」と言われてやっとネパール語を話していることに気付くくらい私の頭はグチャグチャになっていた。表現したいことがあるのに、言葉が出てこないというもどかしい感覚は久しぶりだった。
ちなみにベンガル語でこういう状況を表すのにぴったりな単語がある。「もうエロメロなの」と言えばどこから手をつけて良いか判らないようなヒドイ状態のことを指し、まさにこの時の私のためにあるような単語であった。
ベンガル語とネパール語はかなりの確率で重なっている。厳密にどうかは知らないが、私の感覚では単語ベースで30~35%と言ったところだろうか。もちろんネパール語とベンガル語に限らず、サンスクリットに語源を持つ単語は南アジアで広く使われているので、驚くことではないのだが。
途中ダッカ事務所の藤岡さんや内山さんと会って話をする以外、ほとんどベンガル語漬けの生活だったので、5日目くらいにはなんとか言いたいことが伝えられるようになったが、残念ながらもうネパールに戻る日になっていた。
バングラデシュからネパールは飛行機で1時間と少し。飛行機が多少遅れたものの、あっという間に「ネパール語」の世界に戻った私の言葉は、空港から乗ったタクシーの運転手のお兄さんには「あなた一体どこの人?」と聞かれるくらい再びヒドイことになっていた。今日の事務所でもスタッフとのミーティングでは「判らない!」とところどころ注意をされる始末。ネパール語の方が早く戻ってきてくれると思うが、あと1、2日はこのエロメロな状態が続くことになるだろう。全くもって気が重い…。
- カテゴリ: 2008年11月03日 20:08 |
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プロファイル
藤﨑文子(ふじさきゆきこ)
ネパールに2006年2月から赴任しました。よろしくお願いします。













